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| サルコジ大統領 | エッフェル塔 | |
| やせ我慢文化 |
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私生活には感知せずというのが、独特のフランス文化のまだまだ健在のようだというコラムが産経新聞の記事に出ていた。面白いので、取り上げてみることにした。 |
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これが日本の首相だったら、辞任騒ぎに発展する可能性も十分にあったはずだ。何しろ、恋女房だったセシリア夫人(50)と昨年に離婚したばかりなのに、もう、歌手でセシリアさん同様に元モデルのカーラ・ブルーニさんとエジプトで豪華バカンスを過ごしたのだから。いや、日本の首相ならそもそも、あり得ない事件である。 |
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「私生活を売り物している」(仏紙リベラシオン)などと、外国メデイアがいかにエリゼ宮(大統領府)を舞台にした「サルコ(大統領のニックネーム)・ショウー」(ルモンド紙)を皮肉って報じているかを紹介しながら、間接的に批判したメデイアも多い。野党やメデイアが及び腰なのは国民全体に、「私生活は問わず」という文化があるためだ。 |
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年末の世論調査では、89%が「私的事柄で自分たちとは無関係」と回答、86%が{ふたりの関係}が公表された後も自分たちの{国家元首に対するイメージに変化なし}としている。ただし、ツーショットは二人が撮影を承諾シーンに限られ、前妻や元カレだの大統領やブルーニさんの関係を追いかけ回すこともない。 |
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大統領の「私生活」は目下のところ、フランス人の“やせ我慢”文化に守られているようだ。福沢諭吉は「一個の人間もこの世も、あるいは国家でさえ、やせ我慢文化でできている}と説いた。やせ我慢文化が健全な限り、フランスも、捨てたものではない。 |
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1月9日のNHKの放送によれば、さすがフランス人の間でも批判が続出していると言うニュースが報じられていた。フランスにも、日本で流行のパパラッチ報道が多数あり、これらの報道機関が、報道の自由だから、大きなニュースとして取り上げ、報道が日々大きくなりつつあるらしい。 |
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サウジアラビア訪問の予定があったらしいが、かの国から、結婚をしていない大統領の訪問は好ましくないとまで言われているらしい。イスラムの代表的な厳しい国柄だけに、正式の妻であれば、四人までは妻帯が許されるイスラムの教えに反するらしい。追記;2月4日のニュースによれば、大統領は恋人と正式に結婚したとのニュースがあった。 |
| 平成20年3月20日 石 井 立 夫 |