スーザン・ボイル

運命の別れ道

 スーザン・ヴォルグという名の歌手志願の未婚の女性が一躍舞台に立つ人になった瞬間をテレビで観た。 47歳の独身の女性だったが、まさに運命が変わったストーリを紹介してみたい。イギリスのスコットランド中部にキリスト教会でボランテイアをしている、現在求職中の女性。

 独身でキスをされたことも一度も無いと言う発言が注目されたが、後の取材で「あれは冗談よ。今現在一人と言うことを大げさに言っただけよ」と笑って答えていた。
猫のぺプルス(Pebbles)と一緒に暮らしている。

  2009411日、イギリスのオーデイション番組「Britain Got Talent」第3シーズンの初回に出場し、ミュージカル女優のエレンイン・ペイジのような歌手になりたいと語ったところ、その年齢・容姿と夢の大きさのギャップに会場から失笑が漏れ、審査員も呆れたような表情を見せていた。

 しかしその直後、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌「夢破れて(I Dreamed a dream)」を歌い始めると、最初のワンフレーズで、空気は一変。呆れていた審査員は驚きの表情を見せて歌に聞き入り、観客は総立ちにとなり、審査員もその実力を認め、審査員三人が『イエス』の評定を下し、最高の賛辞を送った。

 審査員や聴衆の反応はヤラセではないかと言う声も一部で聞かれるが、この番組の模様がYouubeなどの動画配信サイトに転載されると、一週間で4300万回を超える視聴回数を記録し、海外からも注目された。その週のうちにアメリカ合衆国・CNNの人気テレビ番組「ラリー・キング・ライブ」にも出演し、念願のCDデビューの話も進められ始めた。

 日本でも各種メデイアが取り上げている。容姿のさえない中年女性のドリームへの興奮は大陸を越え、時代の社会現象とも言えるレベルに達している。
I know what they were thinking but why should it matter as long as I can sing?
t's not a beauty contest. (みんながどうおもっていたかは分かっている。
けど、歌えればいいんでしょ?ミスコンじゃないんだから。

スーザン・ボイル(サンデータイム紙より)
 また、ボイルがネット上で話題になったことにより、1999年に学校で販売したチャリテイーCDにボイルが収めた歌声も発掘された。曲目は「Cry Me a River」で、その完成度の高さについてニューヨーク・ポスト紙は「もはや一発屋の域にはない」と論評している。

 このチャリテイーCDは当時1000枚しかプレスされなかったため、貴重なコレクターアイテムとして注目を集めている。尚辛口の審査員は、有名なサイモン・コ―ウエル。
以上がWikipediaに描写されていたが、人の運命は何時、何処で、遭遇するか知れない典型的な例である。今後しばらくは彼女の運命はメデイアに翻弄されるだろう。

審査員の方々

 フリー百科事典[ ウイキぺデイア(Wikipedia ]から・・・・・・。  
尚、この番組の決勝戦の結果、スーザン・ボイルさんは優勝できませんでした。しかし結果は彼女は既に余りにも有名な存在になって、世界中の話題になっているので、むしろ彼女の存在感は揚がったといえるでしょう。歌唱力は抜群ですから・・・・・・。

  平成21年6月4日               石 井 立 夫