英語の訳では{屈従}とある。自分の意思に反して相手に従うこと。 Compliance (n) (要求・命令などへの)応諾、追従、盲従、従順、承諾、など多数の意味がある。私は二度この言葉通りの経験をしている。初めは軍隊の経験だ。ご存知の通り日本の軍隊は人権を無視したのは当然の事実で、入隊した当時は次の条件を教わったのだ。
一、軍人は忠節を尽くすを本分とすべし 二、軍人は礼儀を正しくすべし 三、軍人は武勇を向ぶ(たっとぶ)べし 四、軍人は信義を重んずべし。 五、軍人は質素を旨とすべし
この五ケ条の言葉は現在の世の中でも通用するのではないか。誤解を恐れずに言えば、現在の国語は大変乱れており、例えば言葉には、自国の言葉すら満足に話せないのであれば、まして外国語の習得を得られるのは困難だろう。
二度目の経験は戦争が終わった時点で進駐してきたアメリカ軍の影響ではないか?私の経験では、すべての書籍を焼き払ったことである。今から思えば何も慌てふためいて焼くことは無かったのだが、当為の事情は大混乱の中での出来事だった。
例えば私物の書籍まで焼いてしまったのだ。連隊にアメリカの兵隊がジープの乗って来たとき、特別の感情もなく、割合格好いいよなーぐらいの感覚しかなく、負け戦はかくのごとく無神経になってしまうのだ。
その後アメリカ軍は予想通り印刷物はカタカナ交じりのもので、すべての命令はカタカナ交じりの命令書、案内書、などであった。その後カタカナ文書が増えたのは事実だ。 復員して新しく勤務したが、当時父は上海に在住していた。上海ではアメリカ㌦が普及していて、日本内地の不足気味の品物をアメリカ経由で送って呉れた。
それに対し、当然のことながら無事受け取ったこと、お礼の言葉を書いて返事を出した。 当時アメリカ軍の中で文通書類の点検をしていた部署があり、私のお礼状も点検されていたチェックされ、勤務場所に調査官が来て、特殊な調べを受けた。すなわち何か悪い取引をしているのではないか?私は最初何をしに来たのか理由がわからず、単に父親が心配してアメリカ経由で少しばかりの品物を送ってもらったのだと説明した。
当時は日本内地では物資不足で闇取引が行われていたので、そのグループと誤解されたらしい。勤務先に堂々と闇商売をしている人が出入りしていた。例えば絶対に入手できない薬品などもその人に依頼すれば間に合ったこともあった。
当時私の弟が入院していたが、絶対に日本では入手できないストレプトマイシンを入手できたので、早速病院へ持参して行き、そこの医者が良く手に入りましたね・・…と言われた覚えがある。幸い病気が完全に治癒できた、現在は幸せな生活をしている。
やがて落ち着いた時代がきて、現在では考えらない過去の時代があったのだ。 変化の激しい時代はやがて落ち着き現在に至っているのは、日本人の勤勉な生活が今日の時代に続いているのだろう。しかし英語の言語を表現するには、カタカナ文字が使われているが、発音までは表現できない。日本人の英語の表現の下手な問題はここにあるのだろう。