英語再び登場

 平成211026日産経新聞の記事に「進化を遂げる英語圏」が出ていた。著者は米ミューズ・アソシエイツ社長梅田望夫さんが書いていた。私は従来何度か英語の勉強が今後大事になるのではないかと書いてきた。老人であろうが勉強の必要な時代がくるのではないか日本の識者は何となく避けてきた問題ではないだろうか。

 最近は日本語さへ満足に話せない人が増えているような気がする。ワザとそのような日本語を使う人もいるだろうが、これは特別のケースとしても、自国の言葉に拘りを持つのは使用する際には自国の言葉を完全にこなしていることは本来必須条件なのだ。

 アマゾンの電子書籍端末「キンドル」が日本を含む世界中で入手できるようになった。アマゾンはこれまで出版されてきたすべての本をすべての言語で、60秒以内に
「キンドルで読めるようにすること」を標榜しているが当面は、「英語の本を世界へ」というサービスである。英語圏のウエブ世界が「知の基盤」として、日本語圏とは全く異なる進化をしている。日本語版は現在のところ考慮されていないようだ。
ソニーが目下進出中・・・・・。
「世界共通語の英語使いこなそう」1126日産経新聞に比較文化史家東京大学名誉教授・平川祐弘氏の記事を参考にしたい。

 英語はすでに世界共通語になっているようだ。日本人はその点誠に残念ながら共通語になっていないのは事実だ。他国はどうか?中国の例を見ると、戦前から普及していた。例えば上海での経験をあげて見たい。中学生のころ、電車の中で大学生と喧嘩になった。

 共同租界だったので、英国人の警官が仲裁に入ったときだった。我々は適当な説明が出来ないのに反して、相手の学生は喧嘩になった理由を全部英語で説明していた。
その際全く恥を掻いたのは我々だった。そのとき痛感したしたのは、我々は上海に住んでいるのに、説明が出来なかった。

アメリカの子供たち キッズ・英語教室

 なぜ説明が出来なかったのか、考えて見たら、日本人の勉強方法が間違っていたのだ。
英語に関してまず本から勉強していた。英語の参考書で英国人の先生に教わったのだ。
その先生は日本語が出来ないので、この言葉は日本語でなんと言うのかと質問する。
ガキの中学生はわざとでたらめの言葉を教えて喜んでいた。

 後で言葉がでたらめということが分かってかなり立腹したが、先生のほうはその後このままでは勉強にならないので、アメリカで歌われていたフォースターの「懐かしきケンタッキーの」歌を教え始めた。先生は優しい声で歌ったので、その効果はむしろ印象を深くし、生徒はまじめに歌を覚えたので、その効果は見事に上がった。

 歌の効果はあったが、肝心の会話はその後集中して勉強せず、効果は無く結局現在にいたっている。日本での英語の勉強方法は根本から間違っていたのではないか?現在の学生はどういう方法になっているか、よく理解していないが・・・・・。

 現在では本人がその気になればどのような方法でも出来る時代になっているので、現在は誠に恵まれているのではないだろうか。

  平成22年4月22日               石 井 立 夫