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毛布を八枚支給され、寝具用の折りたたみの方法を教えられた。馬の名前がついた割り当てがあった。(谷風)という名の馬だった。翌朝起床ラッパ(朝六時)に起こされ直ちに厩舎(馬小屋)に駆けつけ、自分の馬を引き出し水のみ馬へ連れ出す。
何回水を飲むか首のあたりに手を当て数える。その後(ハケ)で馬の全身を洗い元の馬房へ入れる。この作業は初年兵の作業で兵舎へ戻る。食事当番が決められ、直ちに食事を始める。8時から乗馬の練習があるので、食事を早くしなければ間に合わないのだ。乗馬経験者は十名だった。残りの者は初めての乗馬であり、野本教官の指導のもと練習が始まった。私は初心者だったので、約十日間は区別され練習が始まった。
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