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軍隊の義務が終わり、独身時代、小さな会社の仕事をしていたが、戦後のため、大した仕事も無く、会社の土地だったところの草取りなどをしていた。当時どうも熱がある感じがして、早びけさせてもらって寄宿舎へもどり、寝ていたが、熱が収まらず徐々に苦しくなってきた。誰も気にしないうちに、寝ていたら偶然寮のおばさんが見に来て、寝ていた私を見つけて、熱があることに気が付き、急きょ救急車を呼んでくれた。病院へ運ばれたが、当時発疹チブスが流行していたので、その場所へ待たされていた。医者が見回りに来て、これは天燃痘だからと下の病室へ移された。真正天燃痘と診断された。当時天燃痘には適応する薬品はなく、そのままベットで寝ていた。
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