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| 佐伯病院の夜間全景 |
| 白内障手術終えて |
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金時山の頂上が遠く見える小高い丘に佐伯眼科クリニックの三階の病室があり一週間白内障の手術を受け入院していた。小田原と厚木道路の荻窪インターチェンジの小高い丘に位置しており、ブルーの円形の建物がユニークでヘリコプターから見ると、屋上に目の型が目印になっており、屋内の段々にも目じるしになっている。 |
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| 東側から臨んだ全景 | レストランからの眺望リゾート 気分で食事が楽しめる |
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この病院の評判は全国的に高く、入院の手続きの際、退院のご夫婦が大阪から入院され退院の手続きをされており、四国、九州からの患者さんもおりますと説明されていた私は目の手術は初めてのことで、四人部屋の経験者から色々事前の経験談を聞いた。 |
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年齢者から糖尿系の患者が比較的に多いとの印象を持ったが、私は幸い糖尿の気配はなかった。日本社会の交際や取引の際どうしても酒を飲む機会が多く、先ずは一献という不思議な風習があるからだろう。それが習慣となり、つい暴飲暴食になり、若い時からの習慣が身についてしまうケースが多くなる。 |
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| 無菌室におけるマイクロサージャリー 手術風景 |
病棟4人部屋 |
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80歳を越すと色々思わぬ年齢的な現象が起こりやすい。私も45年を越す運転免許の経験を持つが、最近私の近辺の80歳を越した二人が免許証取得に失敗した。理由を聞いてみると本人が意識しない内に白内障のため、免許更新に失敗したとの事だった。 |
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そこで私も試しに眼鏡店で検査を受けたところ、立派に白内障の気配があるとの事だった。その店で佐伯眼科クリニックの名前を聞き、元横浜国立大学文学部教授石井茂氏の推薦を受け、早速検査に赴いた。初めてクリニックに来て先ず驚いたのは、既に200人ほどの患者が待っている姿をみて、折角来たのだからと時間待ちを覚悟して検査を受けた。 |
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最初に通常の壁に貼ってある目の検査を受けたが、その具合を土台にして、院長先生の検査を受けた。機器の検査を受けたら、立派な白内障であるとの診断を受けた。 |
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三度目の検査では、心電図、採血抗生物質のアレルギーの検査、まるで普通の病院のような密度の濃い検査を受けた。誠に幸いなことに三度目の検査で入院の許可を受けることが出来た。長い人はニ・三ケ月の予約待ちの人もいるとか、理由はわからいないがその点も幸せだった。 |
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白内障は従来誠に安易な手術で出来るような話を聞くことが多かったが、この病院に関しては、事前の検査が厳重なものであった。 |
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目のすぐ下に麻酔の注射を打ち、院長先生の見事な手先で手術が始まる。 |
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翌一日おいて左目の手術を山崎先生から受けた。右目の経験から緊張感は薄れたが、矢張り見事な手さばきで20分くらいで終わった。不幸にも小田原市の断水事故になり若干の時間を要したが、当然のことながら、手術用の水とは関係なく、無事終えた。 |
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四人部屋の人たちの話題を聞いていると、人間模様そのもので、ある人は糖尿病でインシュリンを使い、40代で糖尿病になったという。他に眼圧が高く、普通の人の三倍ぐらい高く、そのため、肩こりが起こり、看護婦さんが肩に膏薬を張っていた。大体糖尿病の軽い人が多く、人生の越し方を語る感がした。 |
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しかし部屋の空気は明るく、お互い励ましあう空気があり、入退院が激しかったが、85歳になって、新しい人生観を知った思いがあった。最初に受けた結果は右目が0.5左目が0.4との診断だった。手術後右目が0.9左目が0.8までになった。 |
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前文はさておいて、他の患者さんと話し合う機会があった。ある人は大学病院で左目の手術を受けたが、具合が悪くなり、この病院で再手術を受けるのだと聞いた。 |
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その他失敗者の経緯からこの病院へ来たという例を聞くことがあった。その他有名人の入院の例も聞いた。ともかく病院の経営方針がしっかりしていて、熱意のある治療が受けられる安心感があるから、当然といえば、それまでだが全ての事業に共通することではないかと思う。 |
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退院後に聞いた話題であるが、眼疾治療のレベルは世界的にトップにあると聞いた。 |
| 石 井 立 夫 |