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| 外国人記者クラブ |
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外国人記者クラブの存在はよく知られているが、何か大事件があると、必ずと言っていいほど当事者が呼ばれて質問やら弁護などを発表するユニークなものだ。時の話題の主人公が呼ばれて、質問に答えるが、その昔オウム教が大事件を起こし、教祖が死刑を宣告され、未だにわざとらしい態度でトボケテ逃げ回っている。 |
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その代表として、上祐氏が国際的にも大事件になったのでこのクラブに呼ばれて演説を見事な英語で弁明した記憶がある。彼ほどのインテリーが宗教の影響を受けて弁明に立ったのは、当時としては日本人にも興味を持たせたものである。その当時の彼の態度は信じられないほどの熱烈な信者の弁明だった。 |
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最近の大事件として新聞、マスコミ、テレビが大々的な事件として報道されて、平成十八年一月二十四日、逮捕されたホリエモンこと堀江貴文氏が、あたかも得意の絶頂にあった頃この記者クラブでインタビューを受けた。 |
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彼はいやしくも東京大学哲学科中途退学の人でありながら、最初の自己紹介で、自分の名前を英語で述べてだけで、後はハローと言い、その後は英語で答えられなかった。日本人独特のニヤリと笑い、全部日本語で答えていた。彼ほどの人物で日本の金融界では得意の絶頂に有り、日本経済の寵児とまで騒がれた人物だった。 |
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本人は逮捕されるまでに、自分は神になるとまで宣言していたらしい。宗教とインターネットとの結びつけを独自の裁量で,信じこんでいたみたいだ。私はこの場合でも得意げに英語で受け答えをするものと期待していたが、やはり英語苦手の日本人であっただけに、がっかりした記憶がある。 |
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野球選手でキャッチャーとしてソフトバンクから米大リーグ、マリナーズに移籍した、城島健司捕手の入団会見が24日、本拠地・シヤトルのセーフコ・フイールドで行われた。背番号「2」の真新しいユニホームに袖を通した彼は「初舞台は嬉しいが、自分の置かれている立場、チームからの期待を考えると、しっかりしなければ、という気持ちになる」と表情を引き締めた。 |
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彼は自己紹介に際し、しっかりと英語で挨拶をしていた。ホリエモンとは段違いの挨拶をしており、記者団から褒められていた。メジャー初となる日本人捕手の挑戦。けっして楽な道のりではない。会見で地元新聞の記者から“言葉の壁”について質問されたが、「捕手が投手に伝へられるのは言葉だけではない。体全部を使う。投手をマウンドで孤独にしないことが捕手の仕事だと信じている」と見事に言い切っていた。さすが名捕手らしい言葉だと思った。スポーツマンとして立派な態度で、人の命まで金で買えるような発言をしていたホリエモン株は、日本人の恥部を曝け出した見本みたいなものだ。誰もが英語が出来るものではないが、現在は世界的な言葉になりつつある状況だから、外国人クラブでインタービュウを受ける時位は,自己紹介ぐらいの練習はしておくべき時代の認識は必要なのではないだろうか。 |
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さて、逆に最近の傾向として、極端にカタカナ言語が、新聞、テレビ、マスコミ関係者がカタカナ英語を使いすぎる事実がある。評論家・勢古浩爾氏の記事を見て驚いたのである。何問正解?と言う題名だった。グローバリズムやブログくらいならまだいい。が、ロハスっていったい何だ。コンプライアンスってのは何のことかね。 |
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セル・メデイケーション、インセンテイブ、セレンデイピテイ、アフイーリエイト、ナノテク、TOB,CSR,コンテンツなどは。知らなくて恥ではない。どこか浮ついて「勝ち言葉」ぶっている。どうにもならないのだな。セルライトって最初、新しい懐中電灯かと思ったぞ。何がCSRだ。「企業の社会責任」でいいではないか。 |
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三味線と舞踊を会わせて、何が夢のコラボ実現だ。全然合っていないじゃないか。ズボンをパンツと言い始めたころから、どうも怪しい思ったのである。今やリリースである。ナウ・オン。セールである。ソ―ルド・アウトである。相変わらずの英語劣等ブームが続いている。「満天南星」「子供氏」「猥褻落書き」「化学」「追放者」「猟犬」ってなんのことかわかる?痛快なエッセーだった。私も一部英語の使い過ぎの傾向ありかな。 |
| 石 井 立 夫 |