![]() |
| 社稷を思う心 |
|
社稷(シャショク)と読み,広辭林によれば、朝廷または国家とある。 |
|
この格差を無くそうと、政府は公正な法律を施工し、苦労をしているのは、理解できるが未だに、共産党、社会党などは、現政府の非難はするが、具体的な構成は、やはり示し得ないのである。 |
|
しかし、戦時中の若手将校には、この矛盾した世の中の不公平感を無くそうと単純に考え当時の青年将校は、国を憂い、今から思えば、中国の古代歴史を習得し、この史実を、作詞に取り入れ、作曲まで自分でした。残念ながら、この歌は海軍軍人の若手将校が、昭和七年の5.・15事件を起こし、九名の若手軍人が、当時の犬養毅首相邸を、話せば分かると、首相は説得を試みたが、問答無用と言いながら、ピストルで射殺した。 |
|
この事件に参加した若手将校は、死刑判決を受けた。昭和11年の2.・26事件を起こし、軍人による日本の革命運動とも言われる事件を起こし、統帥権干犯の名の元に軍人が政府に関与する時代を迎えた。昭和十七年、私が軍隊に入隊したとき、当時の教官に、この歌を教えられ、戦争への精神教育への指導を受けた。結果として、精神教育では、戦争にはならず、1945年8月15日に、日本国の崩壊を迎えてしまった。 |
|
しかも、戦勝国による裁判が実施され、徹底的に日本の罪を問われたのは、全国民の知るところである。今更この裁判の在りかたが、正しかったのかどうか、現在も尚問い続けられ全国民の知るところである。さて、この社稷を思う心の歌を、この平和な時代の現在に取り上げたのか?完全な時代錯誤と問われても致し方のない題目である。 |
|
何故この題名を取り上げたか、その理由は秋篠宮殿下の紀子様が男子を産んだことで始まったのであり、敢えて取り上げた次第だ。誕生後7日目に命名の儀が行われるとのことで、平成18年9月12日、午後三時半に発表された。命名は「悠仁」「ユキヒト」第三王子に当たるので、皇室典範により、天皇への順番が変更になったのである。15日には退院するとろまで決まった。 |
![]() |
![]() |
| クライン・孝子 | 香 山 リ カ |
|
政府側では、皇室典範令の改正が検討され始められていたが、延期になることまで決まったようだ。私がこのことで急に関心を持ったことは、現在の日本のマスメデイアに関連した報道姿勢だった。 |
|
驚いたことには、実に大きく、社稷の将来への報道のスタイルだった。NHKは勿論、各メデイア特に民放の二日間に渡る報道は、予想に反して、実に丁寧に、熱心なスタイルだった最後には、もう結構だと言いたいほど繰りかへし、報道されていた。勿論天皇制に反対している共産党は無視するとして、殆どの国民が、日本の将来について、慶祝したのではないだろうか。 |
|
外国のマスコミも殆どの国が慶祝の意を表明していた。この事実は、日本の平和を維持してきた姿勢が外国で認識された証拠だと思われる。特にドイツに住んでおられるクライン孝子さんのコラムによれば、ドイツの高級紙フランクフルター・アルゲマイネが、ほぼ1ページを割き「KIKOは日本に皇位継承贈る」と大見出しで報じたほどだ。 |
|
伝統を重んじ大切にするドイツ国民のこと、日本の皇室への好意と深い敬意が読みとれたご懐妊の報がもたらせたころは、時あたかも女性・天皇容認の是非を巡る皇室典範改正問題で、国論を二分する緊迫した状況にあった。 |
|
国民の誰もが、天皇制を理解し、納得していると思いたいが、無関心の人が予想以上に多いのではないか。しかし、平和の時代はそれでよいのだ。NHKの昼番組でスタジオ・パークと言うのがある。平成18年9月13日で招待されていた、香山リカさんが、最後のサインをした。普通は名前と、独特のサインをするのだが、人生65点と書いていた。この人の意味する説明では、人生は、100点を目指して勉強する人が多い。国の平和な姿を、誰でも目標にはするが、達成することは出来るものではない。 |
|
65点を目標にすれば、人間らしく、生きる目標のラインにしたほうが、気持ちに余裕が出来る。私はそれを目標にして、生きているのだと説明していた。大変興味ある説明で、誰でも、これくらいの余裕のある生活が望ましいと、私は解釈した。これまでも私の場合、65点以下だった時もあったと思う時代があった。 |
|
|
|
しかし、この香山リカさんは、精神科医で、帝塚山学院人間文化学部人間学科教授で、各メデイアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍し、現代人の“心の病”について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチアーにも関心を持つ医者なのである。大変興味のある解説をされていた。大変説得力のある人だ。平和な国家に住んでいる我々は他国と比較すれば、現状の姿に安心できる国を求めているのが、次の新内閣への希望するところである。 |
| 石 井 立 夫 |