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| WBC野球の感想 |
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王監督の率いる日本野球の選手が見事な勝ちぶりを発揮した。予想に反して韓国に二度も惜敗した。後はアメリカがメキシコに敗退する場合のみ、日本チームは生き残る道が無かった。その紙一重のチャンスが残され、韓国との三回目の対決となった。これは神の恵みか配慮としか考えられない。 |
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さて、第三戦でみごとにリベンジが成功し、しかも日本チームに優越感を与えてしまった韓国チームをシャットアウトして、実に見事な勝利を収めた。さて韓国政府の特別の配慮で日本チームに勝った場合は2年間の兵役義務を免除するとまで発表したのである。 |
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現在の日本人には予想もできない配慮だった。兵役義務という重い言葉は、現在の日本の若者には想像もつかない重みなのだ。私は現在の韓国のおかれている立場の厳しさを新ためて認識した。それだけに韓国のチームは悲愴な感慨をもって闘ったに違いない。 |
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韓国政府がとかく日本への教育を、敢えて復讐に満ち満ちた教科書で教育をしている限り半永久に対日本への悪感情を無くすことはできないだろうと予測はしていたが、この点とは異なって、韓国チームの心情は予想できた。自国の国家合唱には、全員が帽子を胸に宛て、国家に対する尊厳に敬服する姿は立派な態度であったとの印象を持ち、選手の一人一人の胸のうちが、さぞかし口惜しい気持ちを持ったことだろうと想像した。 |
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日本チームの中でイチロウがただ一人、日本国歌の演奏している際に帽子を胸に宛てていたのが印象的だった。彼はアメリカチームに所属し、今回のWBCに参加し、大いに日本チームに貢献した。さすがイチロウ選手の実力は多くの日本人のみならず、外国人にも良き印象を与えたのではないか。 |
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残念ながら、日本人チームの全員が脱帽し、胸に帽子を宛てる礼儀を失していたのは、国際的にも恥ずべき態度だった。これは勝負の勝ち負けの問題以前の世界的な礼儀として、日本の先生方が教えてこなかった結果であると痛感した。日本の国歌、国旗だけに礼儀を失したのではなく、国際的な礼儀にも反しているのだ。 |
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さて3月21日対キューバとの天下分け目の試合が行われ、ついに優勝のカップを獲得した。これで日本の野球チームは、実際の力を持っていたことを立証したのではないか。 |
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つまり、韓国がベストだという表現をしていたらしい。これは韓国人の気持ちは理解できるとしても、外国には通用しない言葉と思うので、甚だ残念な、悔し紛れの表現であり、若しこれが韓国人の全部の意見であるとすれば、特殊な国民として世界に認識させることになり、甚だ残念な国民であると解釈されても致し方ないのではないか。 |
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しかし、韓国チームの監督は日本チームの実力を素直に認めていたのが、自然であったし常識的な言動であったと思う。今回のWBC運営にはとかく非難が多かったが、3年後には |
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そのときには運営方法も少しはスムースになるだろう。今回の優勝に貢献したのは、イチロウがいかに真面目に取り組んでいたか、野球道を教わった感がしたのには間違いない。 |
| 石 井 立 夫 |