ちょっと
怖い話。
怖い経験は、けっこうある。
元々そういうのは感じやすい方かもしれない。
でも多いのは空気や気配、音などで姿を見たのは少ないです。
それでも怖いんですが。
北陸の某温泉には歴代の女将が自殺をしたホテルがある。
10年くらい前にu_uが泊まった時には、部屋の入口にお辞儀をしたまま
無言で座っていた。
新人の若い男性添乗員が1番よく遭遇するようで、
部屋に女将がやって来て、心配そうに「何かお手伝いを。」と言うらしい。
他には、到着時に部屋まで案内してくれたり、お風呂を片付けて消えたり、
部屋の中を忙しげに行ったり来たり・・・とあまり怖い感じではない。
ここの話をすると同僚達の何人かは、
「でも、あそこの霊は良い人やし」 「うんうん、親切だよね」
などと知り合いのように言う。
今は使われていないという話も聞く棟があり、
すぐ横が墓地なのだが、そこはよく添乗員や乗務員の部屋となった。
全く霊が怖くないSは、そこで2回もホテルの人がお経を唱えるのを聞いたと言う。
女将の霊が出た時に、そうするらしく
聞いて怖くなったのだが、Sは憤然としてこう言った。
「夜中にうるさくて寝られへんかった!!」
出るのは勝手だけど、お経はうるさくてやめて欲しい と。
よく現れる割に、怖がられていないホテルである。
日本一の霊の吹き溜まり?
北海道の某人造湖畔です。
この話を載せるのにずっと躊躇して時間がかかりました。
仕事なので霊が出るとわかっていても覚悟して泊まりますが
ここだけは二度と行けないと会社に頼んでいます。
業界の人はもうおわかりですね? そこですよw
まず、どのような場所かというと、手付かずの自然が残り静かな温泉地です。
人造湖を造る時に工夫が30名ほど事故で亡くなっています。
この霊はもちろん、他の霊も多いところです。
u_uの体験談の前に聞いた話から紹介します。
あまりに多いので、体験した同僚、乗務員さん本人から聞いたものだけにします。
★ツアーのお客さんが2人、バスを降りず、「こんな所に泊めるのか?知ってるんだろ?」と怒り出した。
「さっきから霊気がすごい。寿命が縮まるから別の場所に行く」
とかなり離れた町まで泊まりに行き空港で合流した。
★掃除を終えたドライバーさんがバスに入ると、座席に工夫が数人座っていた。
★寝ていたら工夫が横に立っていた。(2人)
★露天風呂で見た、足を引っ張られた。(多数)
★テレビが勝手についた。(多数)
★金縛り(多数)
まだ他にも噂の類も含めて色々とある強烈な場所である。
【 ここからu_uの体験談です。】
初めてその温泉に泊まったのは10年近く前。
到着前からガイドさんが一緒に寝て欲しいと言うので
「出るんだな」と思いつつ部屋に入ると確かに空気が違った。
それでも何事もなく朝を迎え朝食に行くと
お客さんの1人がこう言った。
「夜、お風呂におばあさんが入っていたけど脱衣所には何も置いてなかったのよ。」
その時はそれ以上のことはなかった。
2度目は昨年のことだった。
ツアーの宿泊ホテルから「今日は満館なので添乗員さんと乗務員さんは向かいのホテルです。」
と電話で聞いていた。
ガイドさんに伝えると真っ青な顔で「どうにかしてもらえない?」と言う。
あんな怖いホテルよりマシじゃないんかな?と思ったのが甘かった。
そこは「おばけ屋敷」と呼ばれているそうで封印してある部屋もあるとのこと。
折り返し電話をした時の会話。
u_u:「宴会場でもいいからそちらに泊まれないかな?」
ホテル:「無理ですねー。」
u_u:「じゃぁ向かいのホテル、ガイドさんと2人で1室でいいです。」
ホテル:「今日はたくさん泊まっているから1人ずつでも大丈夫ですよ。」
しょうがないなーと電話を切ったんだけど。
待て、たくさん泊まっているから1人でも大丈夫って変じゃないの?
何が大丈夫なんでしょーーーーかっ??
ホテルに着くと同じ旅行社の添乗員Sが、「今日、一緒に泊まってください。」と言って来た。
たまに顔を見る別の派遣会社の子だったのでこちらからもお願いし
「そろそろ閉めさせてください。」とホテルに言われるまで広間で
数人のお客さんと飲んでいた。
Sと向かいのホテルに着くと館内は静まり返っており
おばけ屋敷にピッタリといった感じのおやぢ(フロント)に鍵を渡された。
1人ずつ部屋をもらっていたので、まずは布団の移動をした。
そこでまず不思議なことがあった。
2部屋のうち片方は何もいなかったのに、もう片方は数十匹のてんとう虫が飛んでいた。
ちょうどてんとう虫が異常発生をしていた時期なので
普通なら虫のいない方に寝るのだが、「虫のいない方が危ないかも」と
てんとう虫のいる部屋を選んだ。 そして窓とドアの下に塩を盛っておいた。
2人でびびりながらも大浴場に行った。 そして体を洗っていると・・・
「私の体、青いんです。」
と、いきなりSが横に立って背中を向けたのである。
見ると背中に蒙古斑のように青い部分がいっぱいあった。
変だと思ったのは、Sの声だった。絶対本人の声じゃないのだ。
慌てて脱衣所に出て着替えているとSが出てきて「置いていかないでくださいよー」と泣き声。
やっぱり、さっきと違うもん・・・おかしかったもん。
部屋に戻り早々に寝る体勢に入ったものの、さっきのSの事が気になった。
前に同僚が霊の出るホテルにガイドさんと寝たら、夜中にガイドさんに首を絞められたことがある。
霊の仕業だろうが、ガイドさん自身には記憶がなかったらしい。
そんな話を思い出しながらも、だからといって一体ここで何ができるだろう。
幸いSも普通に怖がっているからとにかく早く寝てしまおう。
それが起こったのは3時頃かと思う。
叫び声とドアを開ける音、その後廊下でドタバタと騒ぎが起こっていた。
Sと「気にしたらあかん!動かずにいよう」と布団にくるまっていた。
それでもいつの間にか寝ていたようで目が覚めて急いで帰り支度をしていた。
「u_uさん、あれ・・変ですよね?」とSが指を指した先には潰れた塩があった。
4つの盛り塩のうち、窓際の1つだけが湿ってグシャッと押し潰したようになっていた。
バス出発前にガイドさんに夜中の騒ぎの件を聞くと
別会社のガイドさんと添乗員が寝ていた部屋に出たそうだ。
窓から工夫が数人続いて這い上がって部屋に入って来たらしい。
u_uの2つ隣の部屋だった。
今年5月、絶対嫌だと言っていたのに、2人一緒だからとまたそこへ添乗が入った。
出発前にホテルに「向かいには泊めない」と確約をしてもらっておいた。
ちょっと気になったところもあったのだが、とりあえず何も見ずに朝になった。
出発前にフロントの人に、前に起こった話をすると、こう言われた。
「そういう所ですから。」毎年、霊を鎮める行事もあるそうだが効果はないのだろう。
今度、どうしても行けと言われたら・・・添乗員をやめます。
【追記】
この話を載せた後、何件もの恐怖体験の報告がありました。
掲示板、メール、同僚からの話をまとめてみました。
(噂?)
*その地に昔住んでいた、おばあさんに会うと悪いことが起こる。
*近くにあるトンネルは出現率大(別名「人柱トンネル」と呼ばれている1つです)。
*お坊さんのご一行が霊気の為にその地に入れなかった。
*某ホテルの地下の露天風呂がやばい。
(どうやら、どのホテルも危険っぽい)
(体験談)
*バスの窓に
外側から手形がいっぱいついていた。
*気配を感じ(霊に)しがみつかれた。
*時計の針が逆回りした。
*トンネル内でいきなりバスのエンジンが止まった。
それでは1番怖い話を・・・
同僚に、この場所の話をHPに載せたと言うと
「封印された部屋ってさ〜、どうしようもないみたい。」とアッサリ。
彼女は「霊は信じるが気にしない人」である。
彼女が一緒に仕事をしたガイドさんが、とんでもない物を見たらしい。
u_uが泊まった「向かいのホテル」には、封印された部屋があると
先日載せたが、その封印された部屋というのは2階にある。
「立ち入り禁止」の札があるのだが、「何故だろう?」と覘いたら
血まみれの着物のような物が散乱していたらしい。そのガイドさんが慌ててフロントにその話をすると・・・
「なんで見るのよ!!」と怒られ、
「片付けるとか、お祓いとかした方がいいのでは?」と言うと
「何回やっても出てくるのよっっ!」 と怒鳴られたそうだ。これを聞いて、背筋が凍りついた。
また、この恐ろしいホテルのロビーには剥製が数体飾ってあり
気弱なu_uは、それだけでもびびったのは言うまでもない。
あんまり営業妨害になる事は書きたくないのだけど、この地のホテル関係者も認めているのだから
そういうのが苦手な人は行かないほうがいいと思う。
霊は必ずしも会えるとは限らないが、
封印されている部屋は行けば外からは見られるので、良かったら。
バスドライバーさんから聞いた話
あるホテルでガイドさんが部屋の押入れが気持ち悪いというので
そのドライバーさんが見に行ったそうだ。
何かの気配を感じるとのことで調べてみたら押入れの天井が開くようになっていて
ドライバーさんがのぞいてみたところ異様な物を発見。
そこには、広げられた浴衣があり、その上に水の入ったグラスが置かれていたとのこと。
水を置いておくのはよく聞くけど、なぜ浴衣が・・・
唯一の目撃者
あるトンネルを抜けてすぐ、ガイドさんが硬直した。
しばらく口を閉ざしたガイドさんが、ステップに移動。
姿を隠して前方を向いたままの案内になった。
「具合でも悪くなったかな?」と思いつつ、トーンダウンした案内を聞いていた。
休憩場所に着き、青い顔のガイドさんに「どうしました?」と尋ねると・・・
「トンネルで見て・・・ついてきて・・・」 ??
バスの中で後ろを向いているのは、ガイドさんだけである。
トンネル内で後方、遠くに何か気になるモノがあったらしい。
よく見ると若い女の人、もちろん普通の人間ではないのには、すぐ気がついたそうだ。
見ないでおこうと思うのに、段々近寄ってくる物体に視線を反らせることができなかった。
あっという間にバスに追いついた物体は、一瞬沈んだかのように見えなくなったらしい。
「あ、消えた!」と思った途端、バスの後ろの窓に・・・
しがみついている物体の顔がのぞいたということだった。
ガイドさん以外の誰も気がつかず、u_uも見なかったのだが
そんな話を聞いて、そのバスに戻るのがどれだけ怖かったことか・・・
聞いてムリヤリ笑った話
芦屋の山の中の有料道路にあるトンネル付近に
乳母車をカタカタ言わせて走る、ばーさんがいるそうです。
むちゃくちゃ速いらしい・・・
恐ろしい家に住んでしまった
家を建て替える事になり、数ヶ月借りた家がある。
当時、犬と猫がいたので庭付きを選んだ。
引越が近づき、友人たちと家を見に行ったのだが、初めて入ったその家は
玄関を開けた時から空気が重苦しかった。
「窓とベランダを全部開けて!」と友人に頼み、最後に中に入った。
「ここ、気持ち悪くない?」と訊いてみたが、「別に」という返事。
「ずっと空家だったからじゃない?」という言葉を信じてその日は帰った。
次にその家に入ったのは引越の日だった。
犬と猫のどちらもが車に乗るのをいやがり、猫は隠れてしまった。
そして、その庭につながれた犬は、今までなかったほど鳴き続け
うるさ過ぎるので2日後にはペットホテルに預けることになった。
猫の方は、引越の翌日、家に探しに行き、むりやり連れて行ったものの
その家を去る日まで、誰かがいないと外にでかけていた。
霊の存在を、u_u以外の家族3人は全く信じていなかった。
それまでも、そういう類の話をしても、とりあってもらえなかったので黙っていた。
引越早々、気になったのはお風呂が異常に寒いことと、庭の気持ち悪さだった。
住み始めて1ヶ月もしない頃から、度々、軽い金縛りにも遭った。
ある日、夜中に1階で両親が騒ぐ声がしたので見に降りると
父が読みかけの本がなくなり、2人で探しているところだった。
布団の中で本を読みながら寝るのが習慣の父は
トイレに立つ時に、いつもどおり、枕の上にページを開いたまま伏せて行ったらしい。
ところが戻ってくると、その本がない。
辺りをいくら見ても無いので、隣りの母を起こし大捜索となっていた。
「なぜ、今までここにあった物がなくなるんだ!」「私、寝てたから知りません!」
お互いに不機嫌なまま、1度布団を畳み敷き直しているところに、u_uが降りて行ったのだ。
事情を聞いて、父の勘違いとしか思えず部屋に戻ろうとした時
「あああ!!」と父の大声。振り返ると母も青い顔をしている。
見ると、敷き直された布団に置かれた枕の上に
その本が伏せられていた。
「いつの間に!!」 うろたえる父に、母が一言「あったからいいでしょう。」
そうして、訳のわからないまま、1件は葬りさられた。
その1週間後、部屋で寝ようとしながら閉まった窓の方を見ると
風も無いのにカーテンが変な揺れ方をしていた。誰かがつかんでいるような感じ。。
なにこれ?と思っているうちに、また金縛りが始まった。
ところが、いつもの軽いものではなかった。
押さえつけられる圧力に抗して体を動かそうとすると
突然、体を宙に、ぐいっと引っ張り上げられた。
とっさに敷布団をつかんで逃れた。 それが2回繰り返された。
あまりの恐怖に部屋から逃げようとするが、なかなか体が動かない・・・
一体、どのくらいの時間、それが続いたのかわからないが
なんとか1階まで降り、両親の間で寝た。
翌日、事の顛末を話すと、今までは邪険にしていた母が
「これからは1階で寝なさい。」と言った。
気がつくと、段々、家族の帰りが遅くなっていた。
1番先に帰宅するのは嫌だと、母までもが言う。
その後も、おかしな事はいくつかあったのだが、命をとられるまでのことはなく
新築された我が家に戻る事ができた。
住んでいる時は、あまり口に出さなかった両親だが
「お風呂、寒くなかった?」「玄関開けようとしたら、なかなか開かないことがあった。」 などと言い出した。
「とんでもない家に住んじゃったね」という言葉で締め、以後タブーとなった。
3年後、震災が起こった。
3ヶ月ほど経ったある夜、たまたま近くを車で通った。
なぜか、どうしても例の家を見たくなり車を降りた。
その辺りは、ほぼ壊滅状態で周りの家は残っていなかった。
ところが、例の家だけが堂々と建っていたのである。
建て売りの分譲だったらしく同じような造りの他の家は1軒も残っていなかったのに・・・
暗かったし、怖くてダッシュで車に戻ったので、はっきりはわからないがほとんど無傷だった。
開けなければ良かった老舗旅館の添乗員用の部屋に泊まった。
広縁部分に中途半端に紐でくくられた扉があった。
なんとなく気になって、ほどいて開けてみた。
そこにあったものは・・・
昔、客室に飾ってあったであろう、古い日本人形たち。
こんなものを見て、泊まれるはずがない。
即、ガイドさんに電話。「部屋に泊めてください!!」
年配のガイドさんだったのだが、ひとこと「嫌。」
「なんでもしますから、お願いします!!」 事情を説明すると爆笑された。
「面白そうだから見に行くね。」とやって来た。
「わー、こりゃすごい。夜中になると舞が見られるかもよ・・・・」。
散々、脅かして去っていこうとするガイドさん。
まってくれ〜〜〜〜〜〜!!おいていかないで〜〜〜〜〜!!
どうにかガイドさんの部屋に泊めてもらうことができた。
ところが、このガイドさん、その地にまつわる恐怖話を延々と聞かせるのだ。
あの部屋に泊まるよりは、ずっとマシだったけど
さすがにベテランガイドさん、語り口が上手すぎた。
気持ちよく寝入ったガイドさんの横、結局一睡もできなかった。
御札ホテルで霊の出る部屋は、掛け軸の裏に「御札」が貼ってあるというのは、けっこう知られている。
しかし、めくってみるのが怖いではないか・・・
もし、あったら恐怖である。
そんな話をツアコン仲間にすると「御札があるのは安全な証拠!」と一言。
霊を封じ込めているから大丈夫という事なのだが・・・
なぜ?某ホテルの添乗員専用の部屋には鎖をまかれた仏壇がある。
髪の毛これは、ツアコン仲間のMの体験。
ホテルに到着、客室回りをしていると、1組の夫婦が「そうじして欲しい」と言ったそうだ。
部屋のゴミ箱の中に髪の毛が大量に入っていた。
この夫婦が集めて捨てたものらしく、部屋のところどころに、まだ数本が落ちていた。
怒ったMは、フロントに電話をし、部屋を変えるように言ったが満室なので掃除をするという事に。
温厚なお客さんで「それでいい。」と了承してもらえたそうだ。
その夜、宴会が済み、部屋に戻ると電話がかかった。「またなんです。」
驚いてその部屋に行くと、畳の上と敷いた布団の上に数本の髪の毛・・・
「さすがに気持ち悪くて寝れない。」と言われ、フロントに向かった。
結局、Mの部屋をお客さんに渡し、Mは宴会場で寝た。
翌朝、会社に報告をすると、そのホテルでは、たまに変なことがあると言われ
お客さんにはお土産を用意し、後でクレームになれば担当者がフォローする事と決まった。
お客さんもMも、敢えてその件はそれ以上話さなかったそうだ。
u_uは、泊まったことがないが、実はそういう面で有名なホテルの1つである。
ニオイはどこから?エレベーターを降りて部屋に向かう途中、お香のニオイがした。
時々、廊下にお香を焚いているホテルがあるので何も気にせずに部屋に入った。
その日の仕事も終わり、深夜になって大浴場に行った帰り、
エレベーターで他の宿泊客の夫婦と一緒になり同じ階で降りた。
「線香くさいな〜」とご主人の方がつぶやき、奥さんも頷いていた。
u_uも確かに趣味の良い香りじゃない・・・と周りを見渡した。
でも、おかしい・・・ どこから匂ってくるんだろう?
近くに香炉がないのだ。
こうなると気になってしまう。 そのあたりを探してみたが、やっぱりない。
少し離れると匂わなくなる。エレベーターの付近だけ、異様にキツイ匂いがしていた。
怖くなったので部屋に戻り、何も考えないようにして、その日は寝た。
翌朝、そこには、何のニオイもなかった。
バスの中で、もう1度考えてみると、そのエレベーターは数回使った。
でも、そのニオイがしたのは、初めに部屋に入った時と、お風呂からの帰りの2回だけ。
あの夫婦がいなかったら、気のせいだと思えるんだけど。。。
兵隊の足
夜中、咳の音で目がさめた。
ん?ひとりなのに・・・ こわっ!
ごほっ・・・ あれ?枕の右上の方、視界の端で何かが動いた。
それは、人の足1本だった。 兵隊のズボンと靴を穿いていた。
あー。とうとう見てしまったのだ。 これは生きてる人の足じゃない。
幽霊なのに足? なんて事を考える余裕はなかった。
ごほっ・・・ 見なきゃいいのに、見てしまう。
咳をすると投げ出された足がガクンと動いた。
布団をかぶり、怖さに震えている間も、ごほっという咳の音が数回。
そのうち寝てしまったのだが、朝起きると、すでに物体は消滅していた。
朝食場所でお客さんに呼び止められた。
「あの、幽霊が出たんです・・・」
驚愕したu_uは、添乗員という立場も忘れて訊いてしまった。「足ですか!?」
「え? いいえ。足はどうだったかな・・・女の人。」
どのように話に収拾をつけたかは忘れてしまった。
後日、そのホテルで働いたことがあるという現地ツアコンに聞いた話。
そのホテルで昔、階段で出産した人がいたらしい。
そして、すぐに赤ちゃんが、母親によって殺されてしまったそうだ。
それから、夜中に赤ちゃんの泣き声が聞こえることが数回あったらしい。
話を聞いてゾッとしたのだが、u_uの経験には関係ないのでは?
それを言うと、そのあたりは昔、屯田兵の多かったところで
他のホテルでは、行進のような足音がすると言われた。
それにしても、そのホテル、何人の霊がいるんだろう・・・
当然、2度と行きたくはない。
1番怖いのは・・・
フロントでキーを受け取り、部屋に向かおうとした。
「今日は、いっぱいなんで旧舘ですみませんね。」
妙に気を遣った感じで言われた。 ぬ、ボロい部屋なんかな〜?
通路を通り、ひっそりとした旧舘へ進んだ。
階段を2階に上がった途端、かびくさいニオイと重い空気。
あ、ここ変・・・ 絶対変・・・
なぜか振り返るのが怖くなって、とりあえず部屋に急いだ。
一見、なんともない部屋だったが、何かがおかしい。 ここにはいられない。
カバンを置いて、ロビーに戻った。
ふと気が付くと、フロントの人にジッと見られていた。
まちがいない、何かある・・・
「あのー・・・」 「・・・・」 「あのーー・・・」 「なにか?」
「今日、ツアコン付きのほかのツアーは?」 「もうそろそろ着かれますが・・・」
その日の夕食のテーブル割りを急いで済ませ、ロビーで待った。
到着したツアーのお客さんが部屋に入ったので、そのツアコンに声をかけた。
できたら同じ部屋に泊めて欲しいと頼んだら、「そのほうがいいね」と言う。
両方の夕食後、一緒に部屋に向かった。
「この廊下、変ですよね?」 「うーん、くさいけどね。私は大丈夫な方だから・・・」
ますます恐怖が増す。 なんなの一体。
一旦、u_uの部屋についてきてもらい、カバンを取り彼女の部屋に入った。
ドアを開けて、驚いた! 紙を敷いて4隅に盛り塩をしている。
しばらく沈黙した後、彼女が口を開いた。「ここ出るの知らないの? 有名だよ。」
夕食前に、盛り塩をしておいたと言う。 あかん、そんなん寝られへん。。。
すぐ近くのホテルに、乗務員さんが泊まっている。そこへ行こう!
彼女は「どっちでも同じだよ」と言いつつ、びびっているu_uを送ってくれた。
そちらのホテルは、明るい感じで、ホッとした。
ガイドさんの部屋に行くと留守。ドライバーさんの部屋に電話したらそこにいた。
同じバス会社の人たちと飲んでいるところだった。
事情を話し、こちらに泊まりたいと言うと・・・
「泊まってもいいけど、ここも出るよ。」
「あっちのホテルより、タチが悪いよ。」
どうしたらいいんだ! なんで、みんな平然としてるの?
慌てふためくu_uに乗務員さんたちがこう言った。
「飲みつぶれて寝るといいよ。」「塩、持っていく?」
しばらく一緒に飲んでいたが、酔えるはずがない・・・
0時前、今度はドライバーさんに送られて元の部屋に戻った。
同室の人は、なんと手首に数珠を巻いて寝ていた。
それが怖いんじゃ!!
覚悟を決めたわけでもないが、とにかく寝てしまおうと布団に入った。
目が覚めると朝だった。 何も無かったようだ。
数珠と塩、最近は危険なところに行く時は持っていっております。
ツアコン・Sの経験
海外でのできごと。
ホテルの廊下で、すぐ後ろを手をつないだ白人の母娘が歩いていた。
部屋につき、ドアを開けて入ろうとすると、その2人が一緒に入ろうとしたので
驚いて顔を見ると、黙って立ち去った。
しばらくして用事でロビーに下り、部屋に戻る途中
今度は、男の人の後ろを、さっきの母娘が歩いていた。
「なんだあれは?」と思って見ていると、開けられた部屋に3人が入った。
元々の連れにしては、会話も無くて、男の人は母娘が視野に入っていた感じでは無かった。
ただ、それだけの話である。
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