約33年間,技術者としてサラリーマン生活を送りました。その間に色々思うところがありまして,8年前に早期退職しました。質素な生活に耐えながら,大学院工学研究科博士後期課程で院生として勉強し還暦の歳に工学博士を取得しました。
和田 肇
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設計者としての20年間
カーステレオメカニズムの開発
8-Track, Cassette (One way, Auto-reverse, Music search)
CDプレーヤ、CDラジカセのメカニズムの開発
CAD(2D)システム導入リーダ
留守番電話用マイクロカセットの開発
マネージャーとしての13年間
ハードディスクドライブの開発
CD-ROM、DVD-ROMの開発
特殊用途CDプレヤーのレーザピックアップの開発
品質管理の3年間
Fax技術(海外、メカ担当)
USA大手とインクジェットカラープリンタの共同開発
FAX、プリンタ、スキャナ複合機を台湾メーカと共同開発
海外経験から学んだこと
1990年から1995年
シリコンバレーのハードディスクドライブのベンチャーとの共同開発と生産移行
アメリカの活力の源泉が何であるかを実感
1995年から1999年
台湾PCメーカへのCD-ROMの販売と技術サポート
アメリカナイズした若い人材の活用
1996年から2000年
アイルランド、ドイツ、ハンガリー、韓国、マレーシアへの技術・品質問題の対応
大いなる文化の違いと技術、日程・価格の考え方の共通性
1999年から2001年
中国工場への滞在と各種部品メーカの掘り起こし活動
中国生産活動のエネルギーを体感 (平均年齢の低さと賃金格差)
Hong
Kongでの部品買い付け
純地元企業との取引の難しさ(まずは言葉の壁)
2000年から2001年
アメリカ大手プリンタメーカとインクジェットプリンタの共同開発(同時多発テロ事件で中止になる)
フランス大手通信機メーカ向け商品を台湾メーカと共同開発
日程、コスト、人事などのプロジェクト推進法、国際調達の価格建て、貿易業務、各種契約、アウトソーソーシングの用い方、国際間のコミュニケーションのあり方、プロジェクトの終結法
3年間の品質管理責任者として学んだこと
ISO9001(開発関係)への対応
Documentの重要性(作成と整合性)とその効果
アメリカ大手海外PCメーカへの対応
品質管理を世界戦略的に実施するやり方(少人数大規模管理:Document,監査,立会い検査方式)
国内PCメーカへの対応
経験者と若手担当者のコンビネーションの重要性
国内、ヨーロッパ自動車メーカへのステレオ、ナビの品質の対応
QS9000の厳しさ、設計や製造に関する変更の裏付けの重要性
特許関係 **技術者の立場で**
出願約200件、登録特許64件
1981年10月 中国地方発明表彰 県知事賞受賞
登録になるもの、登録になっても有効性に欠けるものなど数多く体験した。出願に関して技術者が陥りやすい罠や、儲かる可能性がある権利はそんなに簡単に取れるものでないことを体得した。
その他の経験
工業高校の非常勤講師(2003.12〜2004.3)高等学校助教諭免許取得
ある企業(東京)と技術コンサルタント契約
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2006年3月大学院・工学研究科・博士後期課程卒業 工学博士
研究課題 : 高張力鋼板のプレス加工,品質工学など物造りに関係するもの
書籍「あなたの機械設計ココが足りない!」出版 (2006/5/30) 現在7刷
「続・あなたの機械設計ココが足りない!」出版 (2008/5/30)
「まだ遅くない。博士を目指そう」出版 (2009/10/30)
鳥取県産業振興機構 経営革新アドバイザー
鳥取大学 産学・地域連携推進機構 産官学連携コーディネータ
MOT教育アドバイザー
2006年11月 機械設計者向けセミナー(東京)講師
2006年11月 メディアサイト(東京)「技術伝承について」講師
2006年12月 大手電子機器メーカー(名古屋)機械系若手技術者講習講師
2007年 7月 産学連携製造中核人材育成事業 講師
2007年11月 機械系技術士NET(Net-P.E.Jp)全国大会 講師
2008年 4月 鳥取大学イノベーション科学センター非常勤講師
2008年12月 日本テクノセンター(東京)機械設計セミナー講師
鳥取県製造中核人材育成事業講師
2009年 6月 岡山大学機械工学科非常勤講師
放送大学非常勤講師
2009年10月 鳥取県ものづくり人材育成セミナー講師
2010年 1月 鳥取県ものづくり人材育成セミナー講師
2010年 6月 鳥取大学産業科学特別講義講師
2011年 2月 鰍sH企画セミナーセンター「実用機械設計」講師
2011年 2月 大阪府工業協会「開発力強化セミナー」講師
2011年4月現在