これは、2001年1月9日〜15日のフロリダ(USA)釣行の記録です。
2000.11
釣り仲間の誘惑
11月のある日いきなり釣り仲間のS君から電話が入り「フロリダ行こうよ」と言われた。ソープかマージャン屋さんと思ったのだが、本当にアメリカのフロリダだった。ネットで知り合った「Kenny」さんの誘いで行く事になったのだそうが、みちづれが欲しかったみたいだった。
2000.12
メンバー決定
BASS釣りしててフロリダに行きたくない人はいない。問題は時間と金のタイミング。仙台からは3人+私、ゴンザレスの4人が参加する事になった。ある者は「精密検査の為の入院」ある者は「懸賞で当たった」と方便を使ったらしい。
渡航準備
メンバーが決まったところで、いよいよチケットの手配。成田⇔オーランド往復65.000円+保険料。それと成田の駐車場7.000円。年末年始を外すとこんなにも安くなるのですね。
タックル
タックルの前に必要なのが、大型スーツケースとロッドケース。スーツケースは75cmクラスをyahooオークションで、ロッドケースはバスプロショップスで9本入りの「バズーカ」を購入。(写真 右)

左が4inグラブ、右がセンコー9X。とにかくデカい。

タックルは、
ロッド/
ベイト5本、スピニング1本にナイロン20plb.とPE21/31lbをチョイス。
ソフトルアー/
センコー9Xや8in.IKA、ZOOM BRUSH HOGなどを用意。
ハードルアー/
ZEALメインに12cmクラスのミノーなどを用意。
2000.12.31
寒中訓練
フロリダでの釣りを楽しむ為には、日本とのギャップが必要と考えた「h」と私は大晦日のこの日氷の張った「寺岡ダム」に挑んだ。氷の厚さは約3cm。エレキの推進力だけでは進めない。
モターを水面に持ち上げて氷を割りながらポイントに進んだ。
リグもライトリグ。4lb.フロロカーボンラインに3inグラブのダウンショットリグ。
そして釣果は0。
完璧なギャップを作り上げ今年の釣行を締めくくった。
  (写真 右) 
よく見ると氷を割って進んだ航跡が・・・・。
(写真 左)
hはラバジをキャストしたが、フックが氷に刺さり20lb.ラインをブレイクさせた。しかし、氷上にラバジが残った為、無事回収。
2001.1.1
初売り
ベイトロッドに「H」が無かったので、以前から欲しかったTD バトラーの「ハリアー」を12月に予約し、初売りで購入。これで10lb.オーバー対策バッチリ。
2001.1.3
荷造り
初売りで装備が全て揃ったので、トランクにパッキングしてみた。重量30キロになった。階段登れるだろうか?他にロッドケース、機内持ち込み様Dパック、ウエストバッグとあるから総重量は40キロオバーだろう。こりゃ大変だ。
2001.1.7
歯痛
奥歯がぐらついてきて、痛みがだんだんひどくなる。明日休日当番医に行ってみよう。
2001.1.8
大雪
奥歯は一晩寝たら痛くなくなったので、一安心。鎮痛剤を肌身はなさず旅する事に。
ところが、今度は大雪に。成田まで車で移動するので今後の気象情報と道路状況で仙台の出発時間を調整しなければならない。午前中は東北道と磐越道が通行止。この雪は夕方まで降りつづけるようだ。いわきまで6号で行こうか?
写真 左 東北地方が完全に雪雲に覆われている。
ROUTE6
仙台市内からいわきまで道路が圧雪状態なので、夜中の走行は危険と判断し、午後5時に仙台を出る事にした。ちなみに成田の集合時間は9日午後1時。
6号線を行くと路面は全面圧雪、トラックは路肩を踏み外すは、乗用車は交差点を塞ぐはで、相馬まで6時間もかかってしますたった。
いわきより先は雪が無く快適な常磐道だった。
途中のパーキングエリアで仮眠し成田へ向かった。
2001.1.9(現地時間)
フロリダ
成田→ヒューストン、12時間。ヒューストン→オーランド2時間。
やっとの思いでフロリダ上空へ。レイクキシミーは減水していた。
普段は写真の上の池もキシミ-のワンドのひとつだそうだ。
雨水で出来ているフロリダの湖郡を上空から見ていたら、相馬を思い出してしまった。
空港でBASSERでおなじみのアル・レイマンと彼の仲間のラルフにピックアップしてもらいメルボルンのホテルに向かった。どこまでも続くまっすぐな道路と地平線に沈む夕日を見て、八郎潟を思い出した。
フロリダまで来て相馬と八郎潟を思い出すとは・・・・・。

ちなみにアルとラルフはギャンブラーとボンバーをひっぱたまま迎えに来てくれました。
DAY1 2001.1.10(現地時間)レイク「スティックマーシュ」
寒い!!
いよいよ釣行初日を迎えた。か・・・寒い。くそ寒い。ここは本当に常夏のフロリダなのだろうか?
朝の気温は5℃位だった。
さあ!いよいよだ!!
ホテルで落ち合ったガイドのジョンと愛艇レンジャーを含め合計3台のバスボートを引っ張りレイクへ出発。途中、釣具屋でライセンスを11ドル/一週間を買った。
レイク「スティックマーシュ」にはスロープや駐車場が完備されていて、とても気持ちがいい。

スロープ前

スロープは2台同時にランチングができて、
中央に桟橋がある。


いよいよスタート!前を行くのはアルのギャンブラー
えっ
実釣開始。今日はラルフの「ボンバー」
期待に胸馳せ早速キャスト。キャスト・・・・キャスト・・・・・・。しかしBASSの反応は全く無かった。
寒波の到来で気温も水温も下がり、活性が極端に落ちているそうだ。ガイドの皆さんはバイブレーションで数匹キャッチしたが、私には魚の気配すら感じる事が出来なかった。午前7時30分から休憩無しで午後3時までがんばったが、結局フロリダ初日はノーフィッシュに終わった。爆釣の期待が無残に打ち砕かれた。
DAY2 2001.1.11(現地時間)レイク「スティックマーシュ」
「come on bass いただきます!!」
2日目。今日はアルの「ギャンブラー」で出発。さすがはギャンブラー、足が速い。それにかっこいい。
アルは日本語が少し話せるので「キョウハ シュンセツ ネライマズ」「ガラガラ ツカッテ クダサイ」と丁寧にレクチャーしてくれた。ガラガラとはバイブレーションの事である。おかげで開始早々HIT、待望の1匹目をGETした。・・・36cm程のベビーBASSだった。
その後ポイント移動を繰り返すが、やはり水温が低く沈黙が続いた。アルは雰囲気が重くなると「come on bass いただきます!!」と言いながらキャストしていた。
ランチの七面鳥のサンドイッチを食べた頃には気温も25℃位に上がりフロリダらしさをはじめて感じる事が出来た。
そして2HIT目、今度はテキサスに赤と黒のリザードで釣った。フロリダにはヤモリがうじゃうじゃいてBASSはそれを食べているそうだ。サイズはダウンして33cm。
昨日のノーフィッシュに比べれば随分良いが、「この位なら相馬でも釣れる」と思いながら3時を迎えた。

レイク「スティックマーシュ」
芝生のように見えるのは全てウィード
DAY3 2001.1.12(現地時間)レイク「トホ」
「やっと50UPが!!」
二日間の釣行での不調さに、ガイドのアル達は他のガイドから情報を収集し、急遽オーランド近郊のレイク「トホ」に移動する事になった。当然ホテルもキャンセルしての移動だ。実はこの時点で2人ノーフィッシュだった。
「トホ」はとても広々した湖で岸際にはアシがうっそうと茂っている。
早朝には雨が降っていたが、ボートを出す頃にはやんで、4日間中一番の好天となった。
この日はジョンのレンジャーに乗り込んだ。
夜明け直後一番最初に入ったポイントでジョンがHIT。その直後僕のバイブレーションにも強いアタックが・・・
51cm1900gのナイスサイズだった。(ウエイトでは自己記録)
日が高くなり、半袖でもOKになった頃、TOPに挑戦。ジョンは「5月だったら良いけど今はまだ無理だ」と言っていた。その通りTOPには全く反応が無かった。以降我々は{とても素直な日本人}になった。
ジョンの指示通りバイブレーションを投げつづけ、その後40UPを2本あげた。
(右)待望の51cm、1900g。
不調だっただけに、ジョンも大喜び。
そして夜、オーランドの「バスプロショップ」に連れて行ってもらった。
日頃カタログでしかお目にかかれない商品に大感動。ここで「TEAM GEO」の皆さんにお土産を買いました。
DAY4 2001.1.13(現地時間)レイク「トホ」
「パイクだ〜!!」
いよいよ最終日。今日も昨日同様レイク「トホ」。ラルフのボンバーで出発。
今日は風が強く寒い。まるで11月の八郎潟。手がかじかむ。
それでも釣果はまずまずで午前中2匹釣れた。しかしあまりの寒さに11時にレストハウスに引き返し早めのランチをとった。

レストハウスの剥製たち

午後からは、日も差し暖かくなってきた。
最終日という事で皆しゃかりきになってバイブレーションを投げ続けていた。
アシの生い茂る中をボートは進み比較的水温の高い所を我々は狙った。
そこで、「Kenny」さんにパイクがHIT。
ぬるぬるして歯が鋭くて、緑色で気持ち悪い。
別名「ピクルス」と言うそうだ。確かに似ていいる。
パイクはアシの中に潜みベイトを狙っているようだ。スピナ‐ベイトの白が良く効くそうだ。


最終日という事もあって、今日は午後4時までたっぷり釣らせてくれた。
型は小さいものの5匹の釣果を上げ、楽しく最終日を終えた。
それにしてもラルフはおしっこが近く、5〜6回ボート上から放尿していた。一度は「Kenny」さんのロッドにしぶきをかけていた。

[B A S S]プロとの出会い
4日間の釣行を終えた我々は、アル、ジョン、ラルフ、ラルフの奥さん、そしてBASSトップ150トーナメント出場の為「トホ」を訪れていた「桐山孝太郎」プロと夕食をとった。
桐山氏はアルと仲良しで久々の再会を心から喜んでいた。

左から「Kenny」氏 「桐山孝太郎」プロ 「アル レイマン」氏
2001.1.13(現地時間)
SA・YO・NA・RA
午前4時、アルがオーランド国際空港まで「ギャンブラー」を引きながら送ってくれた。
24時間付きっきりで面倒を見てくれた、アル、ジョン、ラルフに心から感謝しヒューストン行きの飛行機に乗った。
ヒューストンから成田までは14時間。我々はぐっすり眠った。
2001.1.15
無事帰国
成田で「Kenny」さんと別れ、我々4人は車で仙台へ。国見でちょっと雪に降られたが順調に帰って来た。
夜は、記録的な寒波が仙台を襲い、氷点下7℃。ヒーターが効かず。震えながら布団に入った。
今回のヒットルアー
スゴイバイブレーション ラッキークラフトLV100 TDバイブレーション
ラッキークラフトシンバルバイブ スミス ウィッキー カルプリット リザード



SMITH LTDのホームページにアル レイマンのレポートが掲載されました。
END