カシオペアとトレバを接続

2002/04/01 更新



はじめに

DDIポケットのfeel H"用のカメラユニットでトレバという物があります.この装置をぱ研さんいしかわさんを解析され、PHSだけでなく汎用の画像取り込み装置として使えることが判明しました.そして多くの方が,PC,組み込み用マイコン,Palm,P/ECE,ゲームボーイ,ザウルスなどでの使用報告をされています.なぜかWindows CE系の装置での使用例がない(知らないだけかも)ので,やってみました.

以下の方法は,ハードウエアをいじりますので機器が故障する可能性が あります.試す場合は,自己責任でお願いします.

カシオペアとの接続部

トレバに関しては,ぱ研さんのページを参照してください.カシオペアとの接続部分だけ述べます.接続方法としては,カシオペアのシリアル20pinコネクタを使います.コネクタの単体での入手が難しいため,例によってオプションのケーブルから部品取りしました.コネクタのカーバ部にトレバ用4極ジャックを組み込み,ここにトレバを差し込みます.ジャックの入手も難しいですね.通販されているところもあるので利用すると良いでしょう.トレバの信号としては,Vcc,GND,Dout,CLKの4つがあります.カシオペア20pinコネクタとの接続ですが表のようになります.

カシオペア ピン番号 RS-232C 入出力 トレバ
1 ADPIN
SEL3 High(Open)
3 GND GND
4 SEL0 Low(GND) GND
5 SEL1 Low(GND) GND
6 SEL2 Low(GND) GND
7 SHDNB
8
9 CTS Dout
10 DCD
11 RxD
12 TxD
13 RTS CLK
14 DTR
15 DSR
16
17 USB+
18 USB-
19 V3(3.3V) Vcc
20 ADGND
カシオ20Pinコネクタとトレバの結線

電圧レベルは同じですので,変換無しにそのまま接続できシンプルです.トレバは同期通信します.カシオペアにも同期通信する機能がありそうなんですが,アプリケーションからの使い方が分かりませんので,RTSとCTSをソフトウエアでHiとLowを切り替えて通信することにします.カシオペアにRS-232Cケーブルと認識させるために,SEL3-0の設定も必要です.電源もカシオペアから取ります.

取り込みソフトウェア

基本的にはぱ研さんの解析結果に沿って,RTSを変化させ同期信号を作りCTSで状態を読み込むだけです.各種カシオペアで使えるようにPsPC用アプリケーションを作ってみました.今のところMIPS用だけです.オプションが発売されたらE-2000でも使えると思いますので,PPC ARM用も作る予定です.機能的には,画像の取り込みとBitmapファイルでの保存,表示の回転だけの簡単なものです.

Treva.lzh

WinCEのAPIでやっているためか,やり方が悪いのか取り込み速度が遅いです.7Kbps程度しか出ていないようです.画像1枚取り込むのに,15〜30秒かかりますので,フリーズしたと思わず気長に待っていてください.動作確認はラジェンダでやりました.

おわりに

取り込み速度がいまいちですので,あまり実用的には使えません.高速化が課題ですね.



質問等は,下記まで.
E-Mail:tedmiy@gol.com

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