マリンアクアリストのための用語解説集
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ここでは、マリンアクアリストに必要な専門用語を解説します。解説が必要な用語があれば、是非下のメールにてお知らせください。このページは皆さんの質問により充実・成長します。 |
| 用 語 | 説 明 | 備考・その他 |
| ア行 | ||
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アンモニア・タワー |
仕組みは普通のドライ濾過のようですが、濾材を縦に長く収納(タワー状)し、エアーを濾過槽内へ送ることで換気を行い、水槽水内のアンモニアを蒸発させることを目的としたもの。自作派の人にはおすすめ!(当HP水槽画像参照) | |
| エアドライヤー {器具} |
オゾナイザーと組み合わせて使う。オゾナイザーに入る空気から湿気を取るためのもの。円筒形の筒内に乾燥剤が入っている。乾燥剤は定期的な交換を必要とする。 | |
| オゾナイザー {器具} |
オゾンを発生させ、海水を殺菌・消毒・漂白するための装置。アンモニアも多少は分解。魚病予防に効力、また海水を透明にする。一般的にはエアレーション装置につなぎ、発生したオゾンをプロテインスキマーに送る。必ず必要なものではない。 | |
| カ行 | ||
| 褐虫藻 {生物用語} |
「かっちゅうそう」直径10ミクロン程度の単細胞の藻類で、サンゴの仲間などに共生する。サンゴはこの褐虫藻が光合成で合成した栄養を分けてもらう。そのため、サンゴは自ら積極的に餌を捕る必要もないが、光の届く浅場でないと褐虫藻が光合成できない。サンゴの白化現象は夏の高水温により、群体内の褐虫藻が体外へ抜け出て起こる。 | |
| カルシウム・リアクター {器具} |
メディア(サンゴ砂、蛎殻、他)を二酸化炭素と反応させ、カルシウムを溶出させて水槽へ供給する装置。カルシウム添加剤と違い、24時間一定の濃度を保つことが出来る。ただし、ほとんどの装置は二酸化炭素量をコントロールするために、pHコントローラー等の装備も必要になり、システム全体として高額になる。100Lあたり、1年間に700g程度のメディアを溶かす。必ず必要なものではないが、評判は良い。 | |
| 隔壁 {生物用語} |
「かくへき」サンゴ個体の骨格上で、莢の中心部からまわりへ放射線状に広がる骨格の壁の部分。板状で、上部が鋸歯状、棘状になった種もあります。 | |
| キュアリング {飼育法} |
海から引き上げたばかりのライブロックを水槽に入れた場合、ライブロック着生生物の中には水槽環境に馴染まずすぐに溶けてしまうような生体もあります。そのような可能性のある生体をピンセットや手で取り去った後に、強エアレーションした別の水槽で1〜2週間かけ、水槽水を汚さないように溶かしきります。ライブロック販売のところで、「キュアリング済み」「キュア済み」と書いてあるのは、この作業を済ましたもので、安心して水槽へ導入することが出来ます。 | |
| 莢 {生物用語} |
「きょう」サンゴ群体の共有骨上に見られるサンゴ個体の出る円形または多角形の穴の部分。 | |
| 共肉 {生物用語} |
「きょうにく」サンゴ群体で、サンゴ個体同士を結ぶ肉の部分。共有骨を覆う肉の部分。 | |
| 莢壁 {生物用語} |
「きょうへき」莢の一番外側にある骨格の部分。 | |
| クリル {飼料} |
天然オキアミを乾燥させた乾燥エビ。海水魚、イソギンチャク、大型の口を持つサンゴ(バブルコーラル等)の餌にする。 | |
| 口丘 {生物用語} |
「こうきゅう」ハナガササンゴなどのポリプに見られる盛り上がった口盤のこと。 | |
| 口盤 {生物用語} |
「こうばん」珊瑚のポリプ上端の触手中央にみられる平坦な部分。この中央に口がある。 | |
| サ行 | ||
| 鰓冠 {生物用語} |
「さいかん」、ケヤリムシやイバラカンザシの仲間に見られる頭頂で花びら状に広がった呼吸器の集まりのこと。呼吸以外に餌の捕食にも使われる。水質が極端に悪いと自分で切り落とす(自切「じせつ」)することもある。 参照=鰓糸 |
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| 鰓糸 {生物用語} |
「さいし」、鰓冠を形成する糸状の呼吸器。 参照=鰓冠 |
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| 殺菌灯 {器具} |
紫外線により海水中の細菌を殺す装置。濾過槽から水槽へ水を送る揚水パイプの途中に設置します。揚水ポンプの能力(揚水量)と密接な関係があるので、ポンプの能力にあったものを選ぶ。サンゴ水槽では、必ず必要なものではない。私の水槽では水温の上昇を防ぐため設置していませんが、特に必要性は感じません。海水魚飼育には、魚病の蔓延を防ぐ意味で効果があるかもしれません。 | |
| サンプ {器具} |
オーバーフロー水槽で、水槽下部へ落ちてきた水槽水を受けるための容器又は箱で、濾過槽ではない。ベルリン式水槽等で物理的な濾過をしないシステムでは、水を受け止め、スキマーなどを設置するのに使う。安価な水槽やコンテナ等を代用することも多い。容積は水槽水量やポンプの能力により様々。てかのレイアウト水槽では大型コンテナをサンプとして代用しています。 | |
| 刺胞毒 {生物用語} |
「しほうどく」腔腸動物に見られる刺細胞でつくられる毒。他の生物が刺細胞に触れると刺胞が撃ち出され、そこから刺胞毒が注入される。刺細胞は体表や触手に見られ、捕食・防御・攻撃に使われる。クラゲやイソギンチャクの刺胞が強く、良く知られるが、珊瑚などにもある。 | |
| 触手 {生物用語} |
珊瑚のポリプ上端にみられる細長く花のように開いた突起物。形状や本数は種によって異なる。 | |
| スィーパー触手 {生物用語} |
長い攻撃専用の触手。まわりのサンゴを殺すことが出来る。水流にのってゆらゆらと漂う。ノウサンゴの仲間では5〜6cmも伸ばすことが可能。スィーパー触手を盛んに出す種は、まわりのサンゴとの間隔を大きく取る必要がある。 | |
| 棲管 {生物用語} |
「せいかん」、生物が棲むために自分でつくった管のこと。カンザシゴカイ(ハードチューブ)の仲間は石灰質の硬い管をつくり、ケヤリムシの仲間は粘液を使って柔らかい管をつくる。 | |
| タ行 | ||
| D・S・B (Deep Sand Bed の略) {飼育法} |
水槽内に底砂を厚くひき、その中に生息する細菌類やゴカイ類などの力を借りて水槽水を浄化するナチュラルシステムの1つ。砂中の生物が活動しやすい様に直径1mm程度の砂を20cm程度の厚さでひく。モナコ式のように砂中に嫌気層を作ることを目的としていないので、砂層下部に簀の子を入れたり、砂層を非常に厚くしたりすることはない。最近注目されだした。私の水槽もこれ 。 | |
| ドージング・ポンプ {器具} |
タイマーを併用することにより、種類豊富な各種添加剤を最適量自動添加する装置。一度に数日分を添加する方法と異なり、極僅かずつ添加してくれ、水槽内の添加物濃度が一定に保たれる。4〜5万円程度。必ず必要なものではないが、あれば便利かもしれない。 | |
| ナ行 | ||
| ナチュラル・システム {飼育法} |
HP参照 ←クリック | |
| ハ行 | ||
| 比重計 {器具} |
海水の塩分濃度を測定するための器具。海水魚、珊瑚飼育には必須器具。 | |
| プロテイン・スキマー {器具} |
海水中に含まれる普通の濾過では取り除けない微細な有機物等を細かな泡の表面につけて除去する装置。オゾナイザーと併用すれば効力が増す。海水魚・珊瑚飼育にはあった方が良い。 | |
| ベルリン式ナチュラル・システム {飼育法} |
サンゴ飼育の基本形の1つ HP参照 ←クリック | |
| ポリプ {生物用語} |
珊瑚群体の基本単位で、1つ1つのイソギンチャク様の触手とその骨格を示す。サンゴ個体、あるいは個虫とも呼ばれる。 | |
| マ行 | ||
| マイクロアトール {生物用語} |
浅場にある大きなサンゴ群体が、干潮時の干出により群体上部が死亡し、円柱形やタル型になったもの。もちろんその周りの珊瑚群体は生きている。微小な環礁をイメージして使われることが多い。 | |
| マリンアクアリスト {用語} |
1.海水魚や珊瑚など、海の生物をこよなく愛する人々 2.海水魚・サンゴ専門誌 |
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| メガリウム {用語} |
巨大水槽のこと。水族館の水槽はもちろん、一辺数mサイズの水槽も含む。最近雑誌で出てきた新造語。 | |
| メタルハライドランプ (メタハラ) {器具} |
通称メタハラ。人工照明の中で一番太陽に近い光が得られます。ただし高価。球は切れませんが1年くらいで交換、交換球も2万円前後かかります。150Wが多いですが、最近は250W〜400Wの照明も出てきました。光を命の糧にしている珊瑚にはありがたい器具。蛍光灯を多用することも可能ですが、メタハラの足下にも及びません。これでも室内では明るく感じますが、実際には150Wで、くもりの日よりも少し暗い程度です。浅場のサンゴでは250Wが欲しいところです。当家では250W+150Wの2灯を照射しています。ただし、全てのサンゴが強い光を必要としているわけではありません。 | |
| モナコ式ナチュラル・システム {飼育法} |
サンゴ飼育の基本形の1つ HP参照 ←クリック | |
| ラ行 | ||
| ライブロック ライブサンド {器具} |
海底からそのまま引き上げた自然のサンゴ岩やサンゴ砂のことで、ナチュラルシステムの必需品。ナチュラルシステムではこの岩や砂に付着する細菌で硝化・脱窒を行う。普通の濾過システムの水槽でもレイアウト用に使用する。そのため、鮮度が問題になる。最近は特Aクラスのライブロックだけを水槽に入れ、自然的に発生するサンゴや藻類、海草を楽しむ人もいます。 最近は、自然保護の見地から擬岩を海底で熟成し、引き上げて販売することも行われている。 |
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| レフュージウム {飼育法} |
「避難場所、隠れ場所」という意味を持つ。 本水槽と水を共有する第二の小型水槽を指す。本水槽の生物に捕食される生物をここで飼育・成長させる、間近に見るため、上から眺めると綺麗な種類を入れる、など使い方は様々である。本水槽の水を次にここへ入れるため、水槽の濾過システムによっては、このレフュージウムにより更なる硝酸塩の低下作用を狙うものもある。 |
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| 濾過槽 {器具} |
「ろかそう」、水槽内の生体に不必要で有害な物質を越し取るための水槽。大きなゴミや残餌、排泄物をウールマット等で取り除き、微細な有機物は濾材に住む好気性細菌の助けを借りて硝酸塩に分解する。濾過槽の型式によりウェット濾過やドライ濾過がある。ベルリンなどのナチュラルシステムではサンプを使用し、基本的に使用しない。 | |
| ABC・・・ | ||
| HIDランプ {器具} |
メタルハライドランプ、水銀灯など、高Wランプの総称です。高光束で高能率、長寿命である反面、高発熱、高電力、高価格です。寿命は1年程度ですが、元々明るいのでランプの寿命がきていることに気づかないことがあります。交換して新しいランプの明るさに改めて驚きます。最近は250Wのものが主流になりつつあり、150Wの中古の出物が安価(1〜2万程度)で入手できるようになった。 | |
| LPS {生物用語} |
ロング・ポリプ・ストーンコーラルの略記。大きなポリプを持つ造礁サンゴ類(ハナガササンゴ、トランペットコーラル、ナガレハナサンゴ等)の総称。 | |
| RTN {病気} |
Rapid Tissue
Necrosisの略。意味は「ティッシュのように溶ける」の意。 共肉がべろっと剥がれていってしまう恐ろしい病気。あっと言う間に水槽全体に広がっていく。特にミドリイシ類で多く見られる。対処療法しかなく、健常部を多く含む発症部を思い切って割り取ってしまうことが一番。注意点として剥がれた共肉が他のサンゴに付着すると、そこでまた発症するので、水槽内で溶けた部分を洗い流さないようにすること。また水流を作ってあげることも大切。私の友人のhide_san氏は、RTNで大型水槽が全滅に近い大打撃を受けた。細菌感染症(Vibrio sp.)と言われているが、まだはっきりと原因は突き止められていない。 |
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| SPS {生物用語} |
ショート・ポリプ・ストーンコーラルの略記。小さなポリプを持つ造礁サンゴ類(ミドリイシ、ハナヤサイ、コモンサンゴ等)の総称。 | |
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