健康問答(2007.4.4)・健康問答②(2007.12.14) 五木寛之・帯津良一 平凡社

第一章 食養生の総チェック

Q1 水はたくさん飲まなければいけないのか

  やみくもに、水を飲めばいいというものではない。

Q2 冷たいビールは、本当に体に悪いか

  冷たい飲み物は体に良くない。

Q3 塩分は、あまりとらないほうがいいか

  塩分は必要である。ある程度、意識的にとったほうがいい。

Q4 牛乳を飲むことは、いいことか

  牛乳は無理して飲まなくてもいい。好きな人は適量を飲んでも問題はない。

Q5 肉は、ほんとうに体に悪いか

  肉はやたらと食べるものではなく、ときどき、満を持して、ときめいて食べよう。

   ※豆腐と納豆を、一日で両方たべるのは良くない。

Q6 健康のため、一日30品目食べなければいけないか

  栄養学的な根拠はあいまい。こだわる必要はない。

Q7 朝抜きの生活は、本当に体に悪いか

  空腹を感じていたら、朝食はとるべきだろう。無理してたべることも、無理して飢餓状態をつくることもない。

Q8 酒を毎日飲むのは、本当にいけないのか

  酒は体にいいと思っているので、欠かさず飲んでもいい。ただし、飲み過ぎないこと。

Q9 コーヒーは、体にいいか悪いか

  嗜好品として飲むなら良い。

Q10 緑茶はガンを予防するか

   食品の効き目に関する医学的根拠はあいまい。楽しんで飲むほうがいい。

Q11 アルカリイオン水は、本当に体にいいか

   軽々しくは断定できない。あまり神経質にならず浄水器を蛇口につける程度でいい。

Q12 玄米食は究極の健康食か

   玄米菜食は、一つの思想である。飽きたら、ときどき休む。

第二章 健康常識の総チェック

Q13 体は温めたほうがいいか

   体は温かく保たれるほうがいい。日ごろ薄着で鍛えるのも悪くない。

Q14 抗菌・防菌対策は、本当に病気を予防できるか

   うがい、手洗いを忘れても問題ない。

Q15 ウオーキングは、本当に体にいいか

   体調を見ながらのウオーキングは、体に良い。歩きながら、調身、調息、調心を心がければさらに良い。         1

Q16 お風呂でゆっくりすることは、体にいいことか

   基本的にお風呂は体に良い。はいり方は自分の好みで。長風呂は必ずしもいいとはいえない。

Q17 温泉は万能の養生方か

   温泉はリラックスするために行くもの。がんばって入浴しなければ効果がある。

Q18 メタボリック症候群は、ほんとうに危険か

   お節介が過ぎる。ほとんど注意を払う必要はない。

  人間はから成ります。

Q19 睡眠は一日8時間とらなければいけないか

   人類は58時間でやってきた。休むときは横になって骨を休めよう。

Q20 便秘すると、大腸ガンになりやすいか

   直接関連はないとはいえ、滞るということは万病の元。

   ※一日の排便回数が多い人のほうが、高級な人間(東大 光丘教授)

Q21 体の癖や歪みを正せば元気になるか

   多少の歪みは気功やヨガで、自分で治すことも大切。

第三章 現代治療の総チェック

Q22 病気というものに完治はあるか

   命は流れに動くもの。完治したかしないかを論じても意味がない。

Q23 風邪をひいたら、熱を下げなければいけなすか

   無理して下げないほうがいい。葛根湯など体を温める漢方薬でゆっくりと下げる。

Q24 インフルエンザの予防薬は、本当に必要か

   お年寄りには、予防接種をすすめる。

Q25 うつ病の早期発見は、はたして有効か

   うつ病は、きちんと治療しなければならない。

Q26 高血圧の人は、必ず降圧剤を飲むべきか

   自分に合った養生法で、血流を良くすることが大切。

Q27 コレステロールや活性酸素に、正常値はあるか

   すぐに降下剤に頼るのは考えもの。

Q28 健康診断は毎年受けるべきか

   見落としもミスもある。日ごろの体調の、細かい変化を自覚すること。

Q29 ~30省略

第四章 ガン療法の総チェック

Q31 手術、抗ガン剤、放射線の三大療法はすべきでないか

   安保徹博士は、避けるべきという免疫理論は正しが、頭から否定しない方がいい。

Q32 ガンの早期発見は幸運か

                                      2

   ガンの早期発見が幸運とは、一概にはいえない。

Q33 ガン検診は、むやみに受けないほうがいいか

   自分の体の変化に気づく、鋭敏な体内センサーを身につけること。

Q34 ガンの苦痛緩和にモルヒネは最良か

   効果が高いが、幻覚など副作用に悩まされることがある。

Q35 ガンに対して何の治療もしないことは賢明か

   何もしないのは、医者も患者もなかなかできない。自然消滅してしまう例もある。

Q36 気功でガンは治るか

   気功だけで、ガンが治るものでなが、体のエネルギーを高め、ガン治療に貢献している。

Q37 代替治療は、ほんとうにガンに効くのか

   あらゆる代替療法は効く人もいれば、効かない人もいる。一つにのめり込まない。

Q38 ストレスが重なるとガンになるか

   ストレスは、人間の宿命。なくすことより、うまく付き合うことが大切。

Q39 ガンの五年生存率の統計に、意味はあるのか

   統計は無意味である。ガンは非常に個性的な病気だから。

第五章 人気療法のチェック

Q40 病院に行けば病気は治るのか

   「場のエネルギー」の低い病院には、行かないほうがといい。

Q41 サプリメントは、本当に有効か

   効果があると思ったらつづける。人相の悪い人からは買うな。

Q42 ホメオパシイ(例・熱が出たとき発熱作用のある薬を使う)は、究極の治療法か

   人間の物理的肉体だけでなく、霊魂・スビリットの部分に働きかける療法()で、その人に合えば、劇的に効果がある。これ一本でいく必要はない。

Q43 臨床医の直観()は、科学の上にあるか

   最終的に信頼できるのは、自分の直観()である。それを磨くのが大事である。

Q43 「命の場」のエネルギーが低下するとどうなるか。

   「命の場」を高めると、自然治癒力や生命力が高まる。調身・調息・調心の3要素を揃えた気功、ヨガ、太極拳などを少しづつつづけると良い。(p204)

Q43 笑いは、本当に元気の源か

   無理に笑う必要はない。辛かったら、誰はばかることなく泣いていい。あるがまま。

Q46 呼吸法は、本当に吐く息が大事なのか

   ブツダは、よりよく生き、よりよく死ぬために、健康法、呼吸法をいっばい語った。仏教は弟子たちがはじめた。吐く息を楽しんで、吐く息を大事にしろといっていた。 吐く息をゆっくり長くして、体の中の老廃物を吐ききるようにすること。吸った息を

                                     3

100%体内で消化して、いらない息だけを出すようにする。※十分に吐くと自然に空気が入ってくるため、吐く息はとても大切で吸う息よりも長めにします。(健康太極拳~楊慧)

第六章 生き方死に方の総チェック

Q47 健康法の大家は、みな長命か

   多くのリーダーは、八十歳前後の、ちょうどいい時期に亡くなっている。

Q48 人間の寿命は、何歳がちょうどいいか

   人生には程よい終わりの時期がある。そのタイミングをしっかりとつかみたい。

Q49  長寿の職業の人は他力本願?

   長寿の人は他力本願である。

Q50 長生は、本当に幸せか

   あるがままに生きて、死んでいくのが理想である。

第七章 いのちと養生について

Q51 明日死ぬとわかっていてもするのが養生

   養生は「気休め、骨休め、箸休め」

健康問答② 

第一章 民間療法(代替療法)の発見

Q1 なぜいま、民間療法なのか

  西洋療法なのか、民間療法なのか、要するに病気が治癒の方向にすすめば良い。

Q2  民間療法は本当に有効か

   素晴らしい宝もあれば、毒もある。

Q3 西洋医学の限界と民間療法の可能性

  すべての偏見を排し、適材適所をモットーに併用するのがいいでしょう。

Q4  漢方の体観(からだかん)は西洋医学とはちがう

  体観、生命観というものが違う。併用の意義もあるし、難しさもある。

Q5 アーユルヴェーダ(インドの伝統医学、毒出し浄化作用)は日本人に向くか

  時間がかかるので応用しづらい。

Q6 民間療法だけにしがみつくのは問題

  一つの療法だけでなく、すべての療法を視野の中におさめるべきである。

第二章 手技療法の力

Q7鍼麻酔は本当に効くか

  鍼麻酔は本物です。日常の実用となると、それなりにかなりの問題がある。

Q8 西洋医学は鍼治療を認めているか

  鍼の効果は、すでに確立されているものと、私は考えています。

Q9 鍼の名人の見極め方はあるのか

  よい鍼灸師は、総じて謙虚です。

                                         4

Q10 鍼にはどんな効果があるか

    鍼は、エネルギー医学の一方の旗頭です。次代の医学といえるでしょう。

Q11 経絡の存在を証明できるか

   経絡、つぼ、丹田は、目には見えませんが、確かにあると考えています。

Q12 手技の伝承は可能か

   天才(釈迦、空海…)は、自由になれる人です。だから後継者には恵まれない。

Q13  ホメオパシイとはどんな医学か

   一つの病気と同じような作用を起こす、ごく微量の毒物を、水でかなり薄めた薬。

   人間をまるごと診て診断する。

Q14 ホメオバシイのはじまりは

   ドイツ人の医師、天才、ハーネマンが19世紀初頭の発想。毒は毒をもって制す。

Q15 欧米では、ホメオパシイはどう評価されているか

   確かに市民権を得ています。ただ、まだ大きな潮流にはなっていません。

Q16 ホメオパシイと、ほかの療法と併用はできるか

   ホメオパシイのすばらしいところは、生命の躍動の復活にあります。これだけにこだわる必要はありません。

第四章 気功と生命エネルギー

Q17 なぜ気功を治療に取り入れたか

   太極拳も気功の一つ、気功のよさは、やってみないとわからない。

Q18 気功に医学的効果はあるか

   気功の真価が発揮されるのは、これからでしょう。養生法としてこれからが正念場。

Q19 気功を何年すると長生きできるか

   どの気功でもいい、自然治癒力が高まれば。気功は楽しい。これで十分なんです。

Q20 帯津式・新気功「時空」

   虚空と一体となるための気功、それが新呼吸法「時空」です。

Q21 内気功(自己トレーニング法)と外気功(気功師の人から気を入れてもらう)は、どうちがうか

   外気功はまだ霧の中。だからといって、決して無効というわけではありません。

Q22 気の遠隔療法は本当に効くか

   可能性は間違いなくあります。

第五章 ガン治療の森

Q23 ガンにおける民間治療法の見分け方

   情報を自分なりに整理して、直感を大事にする。

Q24  民間療法引きどころ、つづけどころ

   ガンは、体だけの病気でなく、こころにも、命にも深くかかわる病気です。だから、代替治療法も大いに駆使すべきです。

                                     5

Q25 ガンに特効薬はあるか

   ガンという病の治療は一つの特効薬を夢見るものではなく、一歩一歩、地道に進んでいくものです。丸山ワクチンは、費用も安いし、副作用はない。

Q26 琵琶の葉温灸はなぜもてはやされるのか

   体に琵琶の葉を貼り付けて、ホカロンなんか載っけて、温灸に準じている人もいた。

   足の裏にガン根点というものがあって皮膚から体内に入って抗腫瘍効果があるという説もある。琵琶の葉温灸にかぎらず、代替療法は心やさしいところがいいんです。

Q27  驚きの療法は有効か

   絶対に効くという方法もない。

Q28  患者の日常を生きる心構えとは

   呼吸法も、サプリメントも、自分の健康のための伴侶として使いこなすのが良い。

Q29 体調は、揺れ動いた方がいい

   一定の範囲で変化するのは当たり前です。階段を昇るように上がるときは用心。

Q30 なぜ病気は治るのか

   共有する場のエネルギーを高めることによって、治療効果は高まります(※天空の会)

Q31 治療をどこまで信じるか

   代替療法は一歩前進の療法です。

Q32 自然治癒力とは何か

   免疫力は体内に備わった力、自然治癒力は対外にある、生命の場の力である。

第六章 スピリチュアル・ヒーリング

Q33 なぜスピリチュアル・ヒーリングがもてはやされるのか

   医学は科学ですが、医療は本来、スピリチュアルなものです。

Q34 「手かざし」は本当に効果があるか

   「手を触れる」「手をかざす」は医療の原点です。(樹齢何百年という楠に抱きつくと生命力がよみがえる、キリスト教をはじめ多くの宗教が、手かざしによる治療例を書き記している)

Q35 英国のスピリチュアル・ヒーリングは、なぜ保険が利くりか

   省略

Q36  「祈り」の力は本当にあるのか

   治してください、お願いしますではなく、いま、この状態をありがとうと感謝できることが、祈りであると。祈りは医療の、そして養生の基本です。南無阿弥陀仏という祈りは、法然の時代は「お願いします」、親鸞(90歳まで生きた)の時代は「おまかせします」ですね。能登の人は、お茶を出されても、「なんだぶ…」ありがとうです。

Q37 言霊の力はあるか

   上がってくる太陽に向かって「延命十句観音経」をとなえています。言霊の力は間違いなくあります。その効力は声の大きさではなく、祈りの大きさにあります。

                                        6

Q38 聖地をみつけるには

   人はだれでもが、こころの、そしていのちの聖地をもっています。

Q39 ホピ族のメッセイジャーのご託宣

   患者をやめる。医者をやめる。病院もやめる。一度やってみたいものです。

第七章 快い療法を求めて

Q40 人間の快さは、どうすればわかるか

   快く感ずる治療法は、その人にとってよい治療法です。

Q41 アロマラピーは効果あるか

   アロマテラピーは理屈ではありません。とくに、緩和ケアには欠かせない法則です。

Q42 音楽療法はなぜ有効か

   音楽療法は思い出療法。いい思い出は免疫力を高めます。

Q43 温熱療法は素晴らしいか

   入浴は、最も簡単な癒しの方法です。

Q44 呼吸法は神秘的か

   三呼一吸といって、吸って、吐いて、吐いて、吐いて  呼吸法の真価はスピリティにあり。

第八章 百人百様の素晴らしさ

Q45  省略

Q46  民間療法は百人百様の素晴らしさ

   民間療法の魅力は百花斎方、個性的なところにあります。

Q47 人間の寿命は決っているか

   人間の寿命は、その人の覚悟の中にある、といっても過言ではありません。

Q48 民間医療はなぜすたれないのか

   省略

Q49  老化はそんなに悪いことか

   大自然の摂理です。自分の老いにも、他人の老いにも敬意を抱いて接していこう。

Q50  自分の食をどう考えたらいいか

   菜食主義、玄米主義… ○○主義になってはいけない。

 

                   7

 

帯津良一・趙耀輝 太極拳養生法

八 太極拳の意味とは p53

【1】    自己組織力とエントロピー(体内でエネルギーに変換のたびに発生する)の排泄

呼吸法はエントロピー増大を防ぐ

九 身法その1 身体

【2】    身体内面において要求されること

動中求静 静中求動 気沈丹田(意識を集中する、真気を収める

【3】    身体外面において要求されること

涵胸 抜背 中丹田・鳩尾をまもる 百会が上から糸でつられる感じ 肩井から湧泉に向け肩をゆるめる 曲地のツボを少海ツボに向かってまわす 

十 身法 その2

4】鬆 寛 軽 緩 慢 穏 均 円 合 徳 恕 空 中 定

十一 身法 その3

手指

身体全面~ 鼻先、右膝先、右脚親指の先を一直線にそろえる(三尖相照)

後面~   百会と長強をそろえる(尾閭中正)

右足を半歩前に踵から出す

手掌

穿(せんしょう)穴をうがつような手の動き

架掌~相手の攻撃を受ける

挑掌~指先で跳ね上げる

挿掌~上から下に差し込む