天声句会の展覧会

「和の心探求会」などで発表された3人の俳句を紹介します。


           ◆『この夏サイコーの酒が飲みた〜い!』(99・9OA)より・・・
 
忘れえぬ 心の光 和の集い//和の心 はじらいかくせず 世の民よ(王子作)
 
屁をこいて 酒をひとくち 天あおぐ//酔うほどに きれいに見える 東さん(ウッディー作)
 
はらわたや あぁはらわたや はらわたや//月明かり 美女をとなりに はらわたや(アマノッチ作)
 
ほろ酔いで 見上げる月の 楽しさよ(東ちずる作)
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 初めて俳句を作ったのはこの回。真面目に作ったゲストの東さんに引き換え、天声トリオといったら・・・(笑)。
   王子の句は一見素晴らしい出来のように見えますが、正直意味がさっぱりわかりません。なんだか小難しい言葉を繋げた
   だけのようにも見えます。「和の心 はじらいかくせず 世の民よ」はこの回だけに留まらず、何かというと引き合いに
   出されるほど有名な句になってしまいました。

       ◆『和の心を探求した〜い!』00・5OA)より・・・
>>>>>>>>>>>>>>>>露天風呂編<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
 湯けむりも レンズがないから 曇らない(アマノッチ作)
 王子と湯 ウドの大木 あまの川(王子作)
 和の心 女湯のぞく 下心(ウッディー作)
>>>>>>>>>>>>>>>>>弓道編<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
 弓道は 旧246 旧山手(アマノッチ作)
 雨流れ 進めど我に 己道(王子作)
 りりしいな 王子の着物 裏返し(ウッディー作)
>>>>>>>>>>>>>>>>>水墨画編<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
 内村さん 引越しするなら ハトのマークへ(アマノッチ作)
 
ヤマンバー バーバー行くなら たかはしよ(ウッディー作)
 
疲れたら 天声慎吾 いやします(王子作)
>>>>>>>>>>>>>>>>エンディングにて<<<<<<<<<<<<<<<<<
 三匹の 子豚とかぶる 天声慎吾(ウッディー作)
 
和の心 通づる心 心(しん)の友(王子作)
 
和の心 ケンカするほど 和の心(オマケの町田アナ作)
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  何気に俳句を詠んだ事から始まった「和の心探求会」、それぞれ韻を踏んだり
  ダジャレっぽくしてみたりとそれぞれの面白さが出ていていいんですが、
  やっぱり王子の句は多少意味不明(笑)。ちなみに弓道編でウッディーが
  詠んだ句は、王子が着物を裏返しに着ていたことから生まれたもの。着物は正しく着ましょう。

          ◆『和の心を広めた〜い!』(00・7OA)より・・・
>>>>>>>>>>>>>>>>>>矢切りの渡し編<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
 草だんご 甘さひかえめ 愛多め(アマノッチ作)
 
のれんごし シバマターゼに 紫外線(ウッディー作)
 
柴又で ホッとひといき ガンバります(王子作)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>会員探し編<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
〜テーマ:水ようかん〜
 
見せようか やっぱやめよか 水ようかん(アマノッチ編)
 水ようかん やらかいけれど ようかんで(王子作)
 
水ようかん 歯がない人も ようかんで(ウッディー作)
 水ようかん おばあちゃんが 好きだった(藤崎奈々子作)
〜テーマ:ところてん〜
 冬樹さん グッチさんと 仲悪い(アマノッチ作)
 
ところてん すっぱい君に もう目がテン(王子作)
 
ところてん おばあちゃんが 好きだった(ウッディー作)
 
ところてん 僕の頭も ところてん//ところてん 清涼感で 腹いっぱい
  
縁側で おやじと食べた ところてん(モト冬樹編)
〜テーマ:富士山〜
 
日本一 もちろんみんな さん付けです(アマノッチ作)
 
富士の山 おばあちゃんが 好きだった(ウッディー作)
 
ハゲてきた 作ってくれよ 合うかつら//寒いよ 頭の先に 雪積もる(間寛平作)
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  今まで自己流で作ってきた俳句ですが、今回は先生に基本を教わってそれぞれ作ってついでに
  「和の心探求会」の会員も増やしちゃいました。ウッディーの「シバマターゼ」は、浅草の仲見世を
  歩いていた奥様を「シロガネーゼ」みたいな俗語でくくったもので、これは先生も感心してました。
  ほんのちょっと基本を習っただけでずいぶん違ってくるもんなんだなーと思いました。

          ◆『和の心探求会・強化合宿』(01・2 OA)より・・・
〜テーマ:雪〜
 貴乃花 武蔵丸だよ 大スノー(アマノッチ作)
 
雪山に 訪れ離れ 恋心(王子作)
 
スキー場 いればかわいさ 3割アップ(ウッディー作)
 
白い雪 滑って遊ぼ レッツゴー(セイン作)
〜テーマ:雪板(スノーボード)〜
 
転ぶボク 雪より冷たい 視線かな(ウッディー作)
 
雪板で すってんころりん 冬の山(セイン作)
 
雪板で 一位は王子だ 世の民よ(アマノッチ作)
 
雪板で 3年越しの 1等賞(王子作)
〜テーマ:ラーメン(源来軒)〜
 真の麺 ふと見上げると 源来軒(王子作)
 
来た方の 心と体 癒す味(ウッディー作)
 
ラーメンが スープと踊る 口の中(セイン作)
 
源来軒 こんなお店に来たかった// ご主人の 麺打つ姿 心打つ(アマノッチ作)
〜テーマ:お礼(酒蔵)〜
 香りよく 雪夜の晩に のみやしけ(王子作)
 気持ちよい流れる酒のせせらぎを(セイン作)
 
清らかな 乙女の涙 ひとしずく(ウッディー作)
 
まだ想う 食べたかったな 源来軒(アマノッチ作)
〜テーマ:露天風呂〜
 雪見酒 やっぱり食べたい 源来軒(アマノッチ作)
 
白いゆげ 熱い風呂には 雪の花(セイン作)
 
酒飲んで フロかっくらって ごめんなさい(王子作)
 
湯けむりに 思わずポロリ 息をのむ(ウッディー作)
〜テーマ:今日1日の出来事〜
 酒を飲み 目尻も下がる 帯さがる(ウッディー作)
 
ありがとう 天声慎吾 今日の旅(セイン作)
 
風呂の中 セインのサイズは アメリカン(アマノッチ作)
 
ありのまま これが僕です 天声慎吾(王子作) 
〜わかさぎ釣りの後の一句〜
 わかさぎの うまさに僕が サギにあう(王子作)
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  強化合宿とは名ばかりで、実際は遊んで食って酒飲んで風呂入って楽しんでるだけだったという気が
  しないでもないんですがセインがちゃんと五・七・五を理解して作っていたのがビックリでした。王子の
  「のみやしけ」とは、王子曰く「飲みやすいの流通系」らしいのですが、この「流通系」もよくわかりません(笑)。
  もう、王子は俗語のような言葉を作るのがうまいっす。ちなみにアマノッチがしつこいぐらいに詠んでた
  「源来軒」は、お店のご主人に作った俳句を気に入ってもらえず、ラーメンを食べる事が出来なかったため、
  食べたいナーの気持ちが溢れてしまったようです(笑)。

    ◆『温泉でおもてなししてほし〜い!』(02・1OA)より・・・
 厄落とし 肩までお湯へ 渋温泉(王子作)
 
渋温泉 二番の湯には 気をつけろ(アマノッチ作)
 
三番湯 入って踊る サンバの湯ウッディー作)
 
キモチイイ 僕にはこれが ベストです(王子作)
 
五番の湯 一体なんなの 二番の湯(アマノッチ作)
 
六番は 巨人高橋 目洗い湯(ウッディー作)
 
なななばん ラキラキセブン な〜ばんゆ(王子作)
 
子宝だ 湯か子と俺の 八番湯(アマノッチ作)
 
九番湯 これより熱いの ナインです(ウッディー作)
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  9つある温泉に全部つかると厄が落ちるという温泉に行き、その温泉のイメージアップに
  なるような俳句を作ってほしいということで、順番に作ったもの。
  いくつかとても入れたもんじゃないというほど熱いお湯もあったんですが、それもうまく
  詠んでます。が、これがイメージアップに繋がったかどうかは定かではありません(笑)。

   ◆『和の心探求会・秋ご飯特別合宿』(02・12OA)より・・・
 信濃路は 点描のごとし 柿の朱(中尾彬作)
 〜テーマ:マツタケ〜
 まつたけの 香り取ります 香取です(王子作)
 
今はただ 七厘前に まつだけか(アマノッチ作)
 
マツタケを ただそばにいて 待つだけだ(ウッディー作)
〜テーマ:そば〜
 秋深し 心のけがれ 美味心深(王子作)
 
手打ちそば 食べた後にも ハエが飛ぶ(アマノッチ作)
 
紫外線 シミソバカスに 息もれる(ウッディー作)
〜シメの俳句〜
 晩秋に集いし囲む 秋ざんまい(アマノッチ作)
 
味しみる かめばかむほど アキラッチ(ウッディー作)
 
秋光の 材実り授け 明日進々(王子作)
〜王子のお礼の俳句〜
 オレは見た ぜったいかくじつ さされてた(王子作)
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  中尾彬さんはさすがと申しましょうか、句に重みがあるし、きれいです。それにひきかえ
  天声トリオは・・・(笑)。相変わらず王子は俗語を作って、意味がわからないとみんなに
  言われてるし、ウッディーとアマノッチは考えてる事が一緒だし。
  こうしてみると、俳句にも性格が出るもんなんですね。ちなみに王子のお礼の句は、
  家を貸してくれた大倉さんのおじいちゃんにミツバチの世話の仕方を教えてくれたお礼の
  一句。おじいちゃんがミツバチに刺されているところを目撃してしまったようです(笑)。

  『 和の心探求会・江戸前グルメ強化合宿』(‘03 9OA)より・・・◆  
〜テーマ:穴子丼〜
 明日の夜に 名を成すものが ごまをすり(くりぃむしちゅー・上田作)
 
和ってゆうか なんかオレ今 カレー食いてぇ(くりぃむしちゅー・有田作)
 
穴子丼 天ぷらつけて 800円(アマノッチ作)
 
よろこびは ブラジルアミーゴ 和はアナーゴ(ウッディー作)
 
穴子丼 食べれて明日へ ヨーイ丼(王子作)
〜テーマ:温泉・かき氷〜
 男道 浮浪の心で 浪々と(くりぃむしちゅー・上田作)
 
温泉は 入れば誰もが 湯名人(ウッディー作)
 
温度差に 体ビックリ 具合ダウン(王子作)
〜テーマ:江戸前寿司〜
 寿は 己の心が 司る(くりぃむしちゅー・上田作)
 
たいていの ヤンキー結局 板前に(くりぃむしちゅー・有田作)
 
和の心 当てたの唯一 アボガドだ!(アマノッチ作)
〜シメの俳句〜
 江戸の世に 和の心持ち MIJ(王子作)
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  全員東京出身じゃないのに「江戸前」、若干無理があるような気がしないでもなかったん
  ですが、1年ぶりの『和の心探求会』ということで、少し俳句を作るカンが鈍ってるような
  感じがしました。その中でも講師を務めた上田さんは、教養の高さがにじみ出ている
  ような句を詠んでくれたと思ったら、多少意味が不明っぽいです(笑)。
  王子が作るような俳句に近いですかね。どのテーマでも全員句を発表したはずなんですが
  単に時間の都合でカットになったのか、OAにのせるほど面白くなかったのか・・・。
  やっぱり『和の心探求会』は半年に1度はやりましょう、せっかく習ったんだし。

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