2000年 南東北の旅 その1

2000年8月12日(土)〜19日(土)

プロローグ

ブロンコを手に入れてから毎年夏休みはロングツーリングに出掛けている。 
相棒はいつもの藤野ちゃん。 
でも今年の夏は藤野ちゃんに振られてしまった。 
ひとりぼっちだったら行きなれた北海道が良い、そう思って早速チケットの予約を行う。 
が、初日にトップで入れてもらったにも関わらず北海道行きのフェリーは全く取れないという。 がーん。
ショックで落ち込んでいると名古屋-仙台だったらあと数台確保できそうだというので取り敢えず予約する。 
そしてそのまま名古屋−仙台の片道チケットだけを手に夏休みが始まってしまったのだった。。。

8月12日(土)

台風が近づいているらしいが取り敢えず雨は大丈夫そうだ。
お昼過ぎに出発しても20時の出航には十分間に合うだろう。 
浜松西ICから東名高速に乗ると夏休みの初日だけあって渋滞している。 
警察につかまらない程度に追い越しを掛けて岡崎ICからは国道1号、23号を行く。 
岡崎市内をクリアすれば後は快適な走りが楽しめる。
5時少し前にフェリー埠頭に到着。 
一番込んでいる時間帯のはずなのに待合室はがらんとしている。 フェリーには人影も。。。
手続きを終えて留守電をチェックするとフェリー会社からのメッセージ。 
台風の影響で出航を3時間早めた17時にするという。 
なんだなんだ???受け付けて真相を確認すると一旦17時としたがやはりお昼の時点での
通達では間に合わない人が多い上、台風の進路が反れたので早める必要もなくなったとのこと。 
が、半数以上の人が既にフェリーに乗船しているらしい。
まったく人騒がせな台風だ。
18時、フェリー乗船。 そうそう、このフェリーは名古屋−仙台−苫小牧のルートである。
部屋は仙台行きの家族及びソロツーリストばかりの大部屋。 
毛布とまくらというわずかなスペースだ。 
今は亡き東京−釧路航路の大部屋のほうがはるかに広いスペースに快適空間だ。
まぁ、フェリーが確保しただけでも感謝しなくては。
お風呂から帰り船を散策していると、、、あれぇ、中平夫妻だ。
昨年のフェリーでも偶然一緒になった同期カップル。 今年も宜しくお願いします。
でも彼等は北の大地を踏めるらしくちょっと羨望。
退屈なフェリーの時間を楽しくしてくれた二人に感謝。
でも全く今後の計画が建てられないまま仙台港へと船は近づいていくのだった。

本日の走行距離 120km

8月13日(日)

フェリーは定刻に仙台港へ。
中平夫妻に見送られて、いよいよ上陸。
といっても本日は仙台市内のビジホ泊まりなんだけどね。 
今日こそは明日からの予定を立てなくては。
そうそう、ウクレレ温泉ライダーを自称する私は今回ウクレレ背中に走ります。
寂しくなったらウクレレをカキナラシながら。。。

本日の走行距離 10km

8月14日(月)

さんざん悩んだ末、一昨年も訪れた鳴子温泉郷を目指す。
高速走行を予定していたが、想像以上に道が空いているので下道で鳴子に向かう。
7時40分仙台を出発。 国4−国457−国108号と走って鳴子温泉郷に10時着。

まずは鳴子温泉手前の川渡温泉の藤島旅館

夏場の温泉のはしごは体力消耗になるが、なかなか足を踏み入れることの出来ない東北の地。
わずか数キロ先の東鳴子温泉に向かう。

鳴子温泉にも寄りたかったが、お目当ての宿は午後にならないと日帰り入浴できないらしく、泣く泣く鳴子を後にする。 
続いて赤倉温泉に。

今日はなんか温泉日和。 
続いて肘折温泉を目指す。 
が、国458号線のあまりの細さにほんとにこの先に目指す温泉地があるのか不安になる。 
お腹も空いて来た。 が、店も何もない。取りあえず肘折まで行くしかないらしい。。。
肘折温泉は山間部にぽつんと登場した。 なかなか良い感じの温泉地だ。 

結局腹ごしらえもできぬまま鶴岡方面へ向かう。
鶴岡は北海道住む友達の実家があるところ、だということをこの旅が終わった時に知った。
ついでに丁度同じこのときに帰郷していたらしい。 早く教えてよねぇ〜。
当初、海岸沿いのキャンプ場で夕日を見ながらしんみりとキャンプでもしようと予定していた。
が、今は夏の盛り。 海岸線には家族キャンパーが溢れ返っている。
予定を変更して鶴岡のビジホに。
海岸線からの夕日は見られなかったが部屋からの夕日は今回の旅で一番印象的。
夜はウクレレ奏でながら明日のルート選定をしながら更けていく。

本日走行距離 270km

8月15日(火)
今日は海岸線を新潟に向かおう。

7時20分鶴岡を出発。 
国7を新潟方面へ。 
海岸線を延々と走って、の予定が実は国7は途中から山間ルートに入ることに気づかず朝日村へ。 
まだ朝の10時。 
今から引き返して海沿いを走っても十分に時間はありそうだ、と判断して国345へ向かう。
戻ってまで走る価値があるのか若干の不安はあったが、きてよかった。
ありきたりの海岸線だが、日本海の海は静かで深くきれいな海色をしている。 
今回最初え最後の海岸線を十分に満喫して山間ルートへ向かう。

国113・小国街道を東方面へ。 
緑深いルートは先ほどまで海を走っていたことをいともたやすく忘れさせてくれる。

おめあての温泉は細い山道を走らなくてはいけないが、舗装路との情報に一安心。
10kmほども走るとやっと見えてきた。
まずは泡の湯、続いて国民宿舎へ。

きたルートを戻り、途中で目にした湯沢温泉によりいよいよ本日の目的地、新潟へと先を急ぐ。

まずはキャンプ地を決めなければ、ということでマップルを頼りに探し始めるがどうもこの地図の情報は違っているらしく、空振りばかり3連発。
やっとみつけたのは五頭山麓いこいの森という家族キャンパー向けのキャンプ場。
バイクは一台も止まっていない。が、もう探す気力もなくここに決める。 1200円なり。

テントを張り早速、温泉へ。
楽しみにしていた月岡温泉は巨大歓楽街のうえ、お盆でセンター系の温泉しか望めそうにもない。 
それでも十分に満足してキャンプ場近くの食堂で一息ついて共同浴場で一風呂浴びて寝に帰る。 
まさにそんなキャンプだった。

本日の走行距離 330km


その2