2009年度 開講予定講義は下記のとおりです。
(一橋大学Webシラバスより転載)

環境経済学(夏学期 木曜4限)
自然資源経済論A(冬学期 水曜4限)→自然資源経済論のサイトへ
環境経済論I(冬学期 木曜 4限)

■環境経済学
夏学期 木曜日 4時限
単位 2 科目
区分 経済・300番

[ 授業概要 (Course Overview) ] 最終更新日:2009-01-21
1.この講義は、学部学生を主たる対象にして行われる講義である。
2.今年度の講義では、いわゆる地球環境問題を、とくにアジア地域(日本  を含む)をめぐる現実に焦点を当てて、できる限り具体的に取り上げ、  それらの諸問題が現代の経済学に対して突きつけている諸課題につい   て、多角的な視点からの考察を行う。
[ 学部・学年の指定 (Who Should Attend) ] 最終更新日:2009-01-21
※履修ルール上の指定内容については必ずルールブックおよびガイドブックの該当箇所を確認して下さい。
上記の授業概要のとおり、学部学生を主たる対象とするが、学部・学年の指定はない。
[ 授業の目的・到達目標と方法 (Goals & Methodology) ] 最終更新日:2009-01-21
この講義の目的・到達目標は、「環境」と「経済」の関係、および、その
なかで引き起こされている諸問題めぐる具体的な現実を直視して、そこから提起されている現代社会の諸課題を的確に受け止め、それらに応えていくことのできる現代経済学のあり方について理解を深めてもらうことにある。既存の経済学の諸理論を何らかの形で応用することによって「環境問題」を解いてみせる、いわゆる「環境経済学」について単に解説するだけの講義は行わない。むしろ、そうした応用経済学的な「環境経済学」の限界をどう越えていくかについて、ともに考えることを狙いとしている。
[ 授業の内容・計画 (Topics / Schedule) ] 最終更新日:2009-01-21
第 1講での開講ガイダンスのあと、環境問題を考える基本視点(第2講)、越境型汚染(第3講、第4講)、公害輸出(第5講、第6講)、軍事と環境(第7講、第8講)、貿易と環境(第9講、第10講)、貧困と環境(第11講、第12講)、地球温暖化(第13講、第14講)、サステイナブル・エコノミーへの課題と展望(第15講)、の順で、講義を薦める予定である。
[ テキスト・参考文献 (Textbooks / References) ] 最終更新日:2009-01-21
基本的な参考文献として、以下のものを挙げておく。①寺西俊一著『地球環境問題の政治経済学』東洋経済新報社(1992年)、②寺西俊一編『新しい環境経済政策-サステイナブル・エコノミーへの道』東洋経済新報社(2003年)、③日本環境会議/「アジア環境白書」編集委員会『アジア環境白書 1997/98』東洋経済新報社(1997年)、同『アジア環境白書2000/01』東洋経済新報社(2000年)、同『アジア環境白書 2003/04』 東洋経済新報社(2003年)、同『アジア環境白書 2006/07』東洋経済新報社(2006年)、④寺西俊一監修『環境共同体としての日中韓』集英社新書(2006年)。
[ 他の授業科目との関連・教育課程の中での位置付け (Relation with other Courses) ] 最終更新日:2009-01-21
関連する講義科目として、次のものを挙げておく。夏学期開講の「資源経済学」「資源経済論Ⅰ」「環境・資源経済分析A」、冬学期開講の「環境経済論Ⅰ」「環境・資源経済分析B」「自然資源経済論A」など。
[ 成績評価の方法 (Requirements & Grading Allocation) ] 最終更新日:2009-01-21
①講義への出席状況、②適宜、指示する課題別レポートの提出状況、
③最終試験、以上を総合的に勘案して成績評価を行う。


[ 成績評価基準の内容 (Grading Criteria) ] 最終更新日:2009-01-21
①講義への出席状況:7割以上の出席率を最低限の合格資格とする。
②適宜、指示する課題別レポートの提出状況:この点は、適宜、講義中に指示する。
③最終試験:概ね6割以上の成績を合格ラインとする。

[ 受講生に対するメッセージ (Message to Students) ] 最終更新日:2009-01-21
体系的に講義を進めるので、継続的な受講をお願いしたい。
また、講義に臨む積極的な姿勢を期待したい。

■自然資源経済論A
担当 寺西 俊一,山下 英俊,石田 信隆,若林 剛志
冬学期 水曜日 4時限
単位 2 科目
区分 経済・200番

[ 授業概要 (Course Overview) ] 最終更新日:2009-01-21
21 世紀に入り、市場経済のグローバル化がますます進展しつつあるなかで、日本・アジアを含む世界全体において、農業・林業・水産業などの自然資源依存型の産業(いわゆる第一次産業)とそれらの産業に依拠する地域社会がきわめて深刻な衰退化への危機に直面している。このような動向のなかで、農業・林業・水産業などの自然資源依存型産業の意義及び位置づけについて再検討し、それらの産業に依拠している地域社会の今後における持続可能な発展をどう支えていくか、そのための新たな政策研究の必要性が高まっている。

本講義は、以上の基本認識を踏まえ、農林中央金庫による寄附金により2009年度〜2011年度の期間に実施される「自然資源依存型の産業及び地域社会の持続可能な発展のための政策研究」の成果に基づき、本学の学部生および大学院生に、自然資源依存型の経済の現状と持続可能な発展のための政策について学ぶ機会を与えるために開講する。
[ 学部・学年の指定 (Who Should Attend) ]
※履修ルール上の指定内容については必ずルールブックおよびガイドブックの該当箇所を確認して下さい。
[ 授業の目的・到達目標と方法 (Goals & Methodology) ]
[ 授業の内容・計画 (Topics / Schedule) ]
[ テキスト・参考文献 (Textbooks / References) ] 最終更新日:2009-01-21
基本的な参考文献として、以下のものを挙げておく。①寺西俊一著『地球環境問題の政治経済学』東洋経済新報社(1992年)、②寺西俊一編『新しい環境経済政策-サステイナブル・エコノミーへの道』東洋経済新報社(2003年)、③日本環境会議/「アジア環境白書」編集委員会『アジア環境白書 1997/98』東洋経済新報社(1997年)、同『アジア環境白書2000/01』東洋経済新報社(2000年)、同『アジア環境白書 2003/04』 東洋経済新報社(2003年)、同『アジア環境白書 2006/07』東洋経済新報社(2006年)、④寺西俊一監修『環境共同体としての日中韓』集英社新書(2006年)。その他、毎回の講義での参考文献等はその都度指示する。
[ 他の授業科目との関連・教育課程の中での位置付け (Relation with other Courses) ]
[ 成績評価の方法 (Requirements & Grading Allocation) ]
[ 成績評価基準の内容 (Grading Criteria) ]
[ 受講生に対するメッセージ (Message to Students) ]
[ その他 (Additional Information) ]

■環境経済論Ⅰ
冬学期 木曜日 4時限
単位 2 科目
区分 経済・400番

[ 授業概要 (Course Overview) ] 最終更新日:2009-01-21
この講義は、大学院修士課程の学生を主たる対象にして行われる。この講義では、今日の環境問題と環境政策をめぐる具体的な現実と動向を念頭におきながら、現代における環境保全のための諸課題を、①汚染防止、②自然保護、③アメニティ保全、という3つの政策領域に整理して捉え、それらに対応した様々な経済理論的アプローチの歴史と現状、今後における研究の課題と方法について検討していく。
[ 学部・学年の指定 (Who Should Attend) ] 最終更新日:2009-01-21
※履修ルール上の指定内容については必ずルールブックおよびガイドブックの該当箇所を確認して下さい。
上記のとおり、大学院修士課程(いずれの研究科でも可)の学生を主たる対象とした講義であるが、学部生が履修しても構わない。
[ 授業の目的・到達目標と方法 (Goals & Methodology) ] 最終更新日:2009-01-21
この講義は、前述のとおり、今日の環境問題と環境政策をめぐる具体的な現実と動向が、現代の経済学の理論体系に対して要請している諸課題は何かを明らかにし、それらに的確に応えていくための理論的アプローチのあり方を学問的に検討することを目的としている。その際、既存の経済学の理論体系や分析手法を何らかの形で応用することによって各種の「環境問題」を「理論的」に解いて自己満足する、いわゆる「環境経済学」を単に解説するという講義ではなく、むしろ、そうした応用経済学の一分野としての「環境経済学」の意義と限界を批判的に検討することを狙いとしている。また、授業では、一方通行的な講義ではなく、できるだけ受講者との双方向的なデスカッションを重視したい。
[ 授業の内容・計画 (Topics / Schedule) ] 最終更新日:2009-01-21
まず、第1講で「開講ガイダンス」を行い、前半では、①環境問題の理論的な捉え方(第2講)、②環境問題からみた経済理論の歴史・現状・課題(第3講、第4 講)、③環境問題への多様な経済理論的アプローチ(第5講、第6講)、さらに後半では、各論の展開として、④汚染防止のための経済理論(第7講、第8講、第9講)、⑤自然保護のための経済理論(第10講、第11講、第12講)、⑥アメニティ保全のための経済理論(第13講、第14講、第15講)の順で、講義を進める予定である。
[ テキスト・参考文献 (Textbooks / References) ] 最終更新日:2009-01-21
基本的な参考文献としは、以下のものを挙げておく。①都留重人著『公害の政治経済学』岩波書店(1971年)、②宮本憲一著『環境経済学』岩波書店(1989年)、③植田和弘・落合仁司・北畠能房・寺西俊一著『環境経済学』有斐閣(1991年)、④寺西俊一編『新しい環境経済政策-サステイナブル・エコノミーへの道』東洋経済新報社(2003年)、⑤都留重人・鈴木武雄・清水誠編集代表『公害研究』第1巻第1号〜第21巻第4号(岩波書店刊、 1970年7月〜1992年4月)、⑥宮本憲一・原田正純・淡路剛久編集代表『環境と公害』第22巻第1号〜最新号(岩波書店刊、1992年9月〜)。その他、より詳しいリーディング・リストは、適宜、講義のなかで指示する。
[ 他の授業科目との関連・教育課程の中での位置付け (Relation with other Courses) ] 最終更新日:2009-01-21
関連する講義科目として、次のものを挙げておく。夏学期開講の「環境経済学」「資源経済学」「資源経済論Ⅰ」など。
[ 成績評価の方法 (Requirements & Grading Allocation) ] 最終更新日:2009-01-21
①講義への出席状況、②適宜、指示する課題別レポートの提出状況、
③最終試験、以上を総合的に勘案して成績評価を行う。


[ 成績評価基準の内容 (Grading Criteria) ] 最終更新日:2009-01-21
①講義への出席状況:7割以上の出席率を最低限の合格資格とする。
②適宜、指示する課題別レポートの提出状況:この点は、適宜、講義中に指示する。
③最終試験:概ね6割以上の成績を合格ラインとする。

[ 受講生に対するメッセージ (Message to Students) ] 最終更新日:2009-01-21
体系的に講義を進めるので、継続的な受講をお願いしたい。
また、講義に臨む積極的な姿勢を期待したい。

一橋大学大学院 寺西俊一研究室
一橋大学大学院 寺西俊一研究室