ペットボトルの収集について
ペットボトル PETボトル P(poly・ポリ)E(ethylene・エチレン)T(terephthalate・テレフタレート)
ペットボトルのPETとはポリエチレンテレフタレートという物質の略で、石油から作られたプラスチックの一種です。
素材は、C(炭素)とО(酸素)とH(水素)だけでできているので、プラスチックですが燃やしてもダイオキシンは発生しません。これに対して、塩化ビニールという塩素が混じったボトル(塩ビ製のボトル)だと、燃やすときの温度などの条件によってダイオキシンが発生する場合があります。
見分け方は慣れれば簡単です。ペットボトルには三つの矢印でできた三角形の中に1という数字の入ったマークが目印でPETとも書いてありますし、並べてみると、きれいな透明なのがペットボトルで、濁ったような透明なのが塩ビ製のボトルになります。
また、ペットボトルの底は、おへそのようになってまして、塩ビ製のボトルの底は一本の線が入っています。普段はあまり気にしてなかったんですが、目の不自由な方に、見分け方を教えるときに、底を触ってみればわかりますよ、と言って触ってもらったら、なるほどとすごく感謝されました。いくらボトルに表示していても、目の不自由な方にはわからないですものね。
さて、このペットボトルの収集なんですが、やたらと経費がかかっています。普通の2tトラックなんかだと、袋に入れたりして積んでいくんですが、上手につんでも300〜400kg程度しか積めません。一般ごみの収集車だと圧縮しながら積み込みますがそれでも、2.5t位の車両で800〜900kgくらいしか積むことができません。従って、分別が進めば進むほど収集車両の確保も大変になってきます。
リサイクルすることは、いいことなんですが、そのために、収集車両が増えるため、排気ガスが増えるとか、運転者が増えるので、食べた弁当の空も増えて、ごみが増えるから、リサイクルはしない方がいい、なんて本を出している大学の教授もいます。
いろんな考えがあると思いますけど、大事なのは、物を大切にするという気持ちを育てることなんじゃないでしょうか。ペットボトルはとても便利で、丈夫なので持ち運びができて繰り返し使うこともできます。生活の中でも、飲んだ後の空容器を様々に工夫して再利用している方がたくさんいます。そして、本当にいらなくなったペットボトルをどうするか、といったときに、あなたならどうしますか?