哲学の基本は態度と方法にあり
哲学というイメージは人によって実に多様ですが、
ここでは概ね、現代哲学を哲学のイメージにおいてます。
以下、「哲学」という言葉には、特に断りがないかぎり「哲学部屋」での意味を持たせています。
哲学の基本は自分を見つめ返す態度にある
さて、哲学とはなにか、どういうものか? ですが、ここでは、
哲学は、自分の考え方、感じ方を見つめ返し、捉え返す姿勢が基本。
という発想です。
具体的には、
「おれって、こう思ってるんだよ・・・でも、どうして、そう思うんだろ?
本当にそう思ってていいのかな? 他の考え方もあるのかな?」
ってかんじです。
(一口知識:これを、哲学では、「省察的態度」といいます。)
哲学は「批判」を「捉えかえし」の1つの方法とします
哲学では、批判を「見つめ返し、捉え返し」の方法の1つとして重視します。
そもそも、哲学的対話は、それぞれの人が、省察的態度を持ちながら、
「どうかんがえるべきか? どうかんがえられるのか?」と
問題を批判的に検討して、考えや、それを生み出す「考え方、感じ方」を
作り出していこうとします。
哲学は「考え方」を批判して、「考えてる人間」を攻撃しない。
批判ということの意味は、決して、批難、攻撃の意味ではありません。
批判は、「考え」や「考え方」への批判であって、
其の考えを持っている人間に焦点を当てた批難や攻撃であってはならない、
ということです。
たとえば、
「君のような失礼な奴はだめ人間だ」これは、宣言的な人格攻撃でしょう。
「それは(私には)失礼な発言だ。なぜならば・・」これは、
事柄への批判の形になってます。
批判すれども攻撃せず・・人格攻撃だけは認められない
あとは、がんがん、かってにどーぞ
主張する内容になにもタブーは無い
哲学的態度におけるタブーは、人格攻撃のみでしょう。
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