Column
BACK to HOME


第1回:「チョーキング」語源新説☆
ギターの必殺技に『チョーキング(choking)』という"押弦している指で弦を引っ張って音程を上げる奏法"があります。


顔をしかめて、ブルージーな感情を込め、観客をノックアウトする!
もしくは、技を繰り出した本人だけが盛り上がっているのを見てて痛くなる、という危険な必殺技です(^^;



「人間だかニワトリだかを締め上げた時の叫び声のように聞こえるから、チョーキング奏法と呼ばれるようになった。」等と、もっともらしい解説がなされている本やサイトもありますが、完全に和声英語です。

choke という英単語は本来、”息が詰まる”,”窒息する”という意味で、キュイーンと気持ち良く音が伸びるのとは正反対のイメージです。


本来の英語では bend ですが、誰が最初に誤用したのか?
いつごろからどこでチョーキングという言葉が広まったのか?
など、今まで色んな人に聞いてみたのですが良く分かりません。


なぜこの誤用がされるようになったのか、私の考えを、全くの思い付きで以下に書きます。


〜数十年前のギター弾き同士の会話〜

日本人:
「お前がさっきギターでやってみせた奏法の名前は何と言うのか?」と奏法を真似しながら、片言英語で外人に尋ねる。しかし、技が未熟、もしくはネックや弦高に問題があり音が途切れる。。。



外人:
「ペラペラペラペラ????bend choking・・・・!」=「何がしたいのか良く分からんが、お前ベンドして音詰まり(choking)してるぞ!」



日本人:
英語で何言ってるのか良く分からんが、なんかチョーキングって聞こえたぞ。。。

辞書によると「〜を絞殺する」という意味があるらしいな。手でギターの弦を締め上げることを絞殺に例えるとは、さすが本場のギタリストは違うぜ!

よし、日本のギター仲間達に教えてやろう。

〜以上〜

ベンディング時の音詰まりのことをチョーキングと言ったのを、奏法名と勘違いして広めたという新説です。

ギター雑誌に載っているカタカナギター用語は英語で通じないものばかりですが、私はチョーキングという言葉が結構好きです^^


p.s。
最近はスラップと正しく呼ばれるようになりましたが、ベースの必殺技の『チョッパー』って空手チョップが語源って本当ですかね?