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発売日

タイトル

メーカー

レーティング

更新日

1996/12/26
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
elf
★★★★★
2003/11/27

 98DOS版発売当時、日本に住んでいなかった私は、このゲームがやりたくてやりたくてしょうがなかった。挑発的なタイトル、しかも当時銘柄買いをしていたエルフ…(※剣野ゆきひろ氏については知らなかった)。しかし、何を勘違いしていたのか、このゲームはCD-ROM付きの98で、256色対応でなければならないと思いこんでいたため、購入を見送っていた。そのため、初めてプレイしたのはセガサターン版だったのだ。っていうか、このゲームをするためだけにサターンを購入した。

 「これを越えるゲームはたぶん、今後もでてこないであろう」と自信を持って言えるほど、このゲームに対しての思い入れは強い。某掲示板で「Ever17はYU-NOを越えた」などとぬかしているドアホに言いたい。「Ever17みたいななんちゃってSF(しかもおかしいところが多々あり)とYU-NOを一緒にすんな!!」っていうか「Ever17はYU-NOと比較できるようなレベルにすら到達していない!」のだ(個人的な感想なので反論は受け付けない)。

 サターンのプレイを終了後、98DOS版をやったがやっぱりサターン版がいい。98DOS版での澪のHシーンが主人公視点だったのには感心したが、それ以外では声のでるサターンの方がいいし、私のYU-NOの原点だったりもする。今でも時間があれば、再プレイしたいところだが、攻略本を見ながらでも40〜50時間かかるこの超大作を一気にできる時間など、悲しいかな、まっとうな社会人である私にはもう無い。とはいえ、いつかYU-NOを再プレイする夢をみつつ、今でもサターンは保存してある(YU-NOのためだけに)。誰か、Magic Engine(PCエンジンのエミュレーター)並の完成度を誇るサターンエミュレーターを作ってくれないかなぁ。シェアウエアでもいいから。


発売日

タイトル

メーカー

レーティング

更新日

1996/12/01
ファイナルファンタジーVII
SQUARE
★★★★
2003/11/27

 実は、FFシリーズをプレイしたのは7が初めて。執筆している現在でも、8、9をプレイしてはいるものの、8はなんか中途半端なカタチで挫折したような記憶がある。9はとりあえず最後までプレイしたが、余りよく覚えていない。

 しかし、このゲームはプレイして良かったと思っている。それは1.映像、2.ストーリーという面でだ。PS時代になり、グラフィックの善し悪しがゲーム評価の俎上に載るようになってきた。現在のPS2時代では、その美しさは当時とは比べものにならないくらいに進化している。しかし、それでもFF7の映像は素晴らしいと思う。当然、FF8、FF9についても、そのグラフィックの美しさが注目されていた。しかし、私は映像を見て落胆した…。こんなカメラワークではCGを使う意味がないのだ。私は初めてFF7のオープニングを見たときに鳥肌が立つくらい感動した。それくらい、FF7の映像、特にカメラワークは衝撃的だったのだ。

 実写にしかできない表現力、CGにしかできないカメラワークがあると思う。これらは全く独立した存在なのだ。しかし、スクエアのプロデューサー坂口氏は、たぶん彼はCGの映像を実写のそれよりも低く見ていたのだろう、CGを実写に近づけることに力を注いでしまう。なので、FF7でみられた暴力的なカメラワークも、FF8、FF9と続くにつれて全くつまらないものになってしまっている。その結果、FF7のCG映像の凄さというものが際立ってしまっているのだ。水の反射、人の髪の毛、人の肌など、CGでは難しいものは多々ある。たしかに、FF8、FF9ではその表現力は格段に上がっている。が、そんなもんは実写にすればいいだけの話で、わざわざ高いコストをかけてCGにする意味がない。

 そして、ストーリー。たぶん、年齢のせいだと思うのだが、どうも「世界を救う」という目的に対して青臭さを感じ始めていたときに、「惚れた女が望んだことだから、世界を救う」という行動原理には非常にシンパシーを感じた。まあ、この行動原理を引き出すためにメインヒロインであるエアリスを殺すという、とんでもないことを起こすわけだが…。当時の日本のゲームでは、すでに勧善懲悪的なストーリーは存在していなかったが、FF7ほど単純明快で、その上感情移入できる流れというのは、その後もなかなかお目にかかれていない。


発売日

タイトル

メーカー

レーティング

更新日

1996/06/07
下級生
elf
★★★★
2003/11/27

 今までの同級生シリーズでは期間が長期休業中だけだったが、このゲームは1年間という長期にわたってのストーリーだった。これによって、今までの同級生シリーズでは表現しきれなかった「ヒロインの気持ちが徐々に変化する」ということを表現できるようになっていた。

 しかし、この長期というのは諸刃の剣であって、どうしても中だるみが起きてしまうのが玉にキズだった。最も、私の場合は複数ヒロインを同時攻略するということで、その中だるみを解消していたが…。

 このゲームには、当時では非常に変わったヒロインがいた。新藤麗子と橘真由美だ。気が強いが主人公に惹かれることで優しい女の子に変化する…という黄金パターンが一般的だった(今も同じか…)ところに、新藤麗子は強烈だった。麗子エンディングの時でさえ、主人公のことを好きとは言わず、いつも強気でいやみったらしくて…。最後の最後まで『新藤麗子』だったのが印象的だった。

 一方の橘真由美は「体は開くが心は開かない」という当時の女子高生観(現実にはそんなに多数はいなかったと思われるが)をそのまま表したヒロインだった。麗子とは異なり、結局は彼女は変わっていくのだが、こういった「女子高校生でありながら非純潔(非処女)」というヒロインは非常にユニークだった。

 当時の大メーカーELFで、知名度の高い同級生シリーズであるということを差っ引いても、制作者側としては、上のようなヒロインはたぶん冒険だったのだろう。しかし、下級生にはもっと、とんでもない冒険がある。ティナだ。予定調和だった同級生1、2よりも、こういうどんでん返し的なものが、本来のELFの持ち味だ。それは分かっている。それは分かっているんだけど、この手の正統派恋愛ゲームに持ち込むこともなかったのに…と思ってしまうのだが。


発売日

タイトル

メーカー

レーティング

更新日

1995/11/22
Eve Burst Error
C's ware
★★★★★
2003/07/22

 初めてプレイしたのはWindows版で、98版はその存在すら知らなかった。もちろん剣乃ゆきひろ氏なんかも知らなかったし、前作のDesireも知らなかった。ある日、何気なく手に取ったE-Loginに載っていた広告(記事ですらない!)を見て、大した期待もせずに買ったゲームがEve Burst Errorだった。

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」など、マルチサイトの小説というのは余り珍しくなく、どうせ二人の主人公はゆくゆく接触するというのは想像できたため、このシステムはただ単にかったるいだけだった。共同でハッキングするまでは…。共同ハッキングでの緊迫感を出す演出には、ただただ感心するばかり。そして、最終シーン…。もう、すっかりこのゲームと「剣乃ゆきひろ」の虜になってしまったのだ。

 Windows版にはえっちシーンがまるまるカットされていたため、??と思うところもあったのだが、アクセスの早さ、声優のチョイスなど個人的には98版よりWin版が好き。エロゲー史上に残る名作を偶然手に取り、購入した当時の自分は運が良かったんだなぁ。評判を聞いてからプレイするよりも、予備知識が無くてプレイする方がインパクトも強いし。

 なお、Burst Error以降C's wareから発売されているEveシリーズについてはノーコメント。無いものとして考えています。それと、一部で囁かれている「Eve Burst Error→Eve Burth Terror」説(『burst error』を続けて発音すると、『EVE burth terror』⇒『EVEはテラーより生まれる』になる)だが、どう考えてもウソ臭い。だって「s」と「th」の発音は、日本人だから近い音に聞こえるに過ぎず、英語圏内の人たちには全く違う音だから。こういうアホな都市伝説を鵜呑みにする前に、中学校の英語をきちんと学んで欲しいモンだ。

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