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実は、FFシリーズをプレイしたのは7が初めて。執筆している現在でも、8、9をプレイしてはいるものの、8はなんか中途半端なカタチで挫折したような記憶がある。9はとりあえず最後までプレイしたが、余りよく覚えていない。
しかし、このゲームはプレイして良かったと思っている。それは1.映像、2.ストーリーという面でだ。PS時代になり、グラフィックの善し悪しがゲーム評価の俎上に載るようになってきた。現在のPS2時代では、その美しさは当時とは比べものにならないくらいに進化している。しかし、それでもFF7の映像は素晴らしいと思う。当然、FF8、FF9についても、そのグラフィックの美しさが注目されていた。しかし、私は映像を見て落胆した…。こんなカメラワークではCGを使う意味がないのだ。私は初めてFF7のオープニングを見たときに鳥肌が立つくらい感動した。それくらい、FF7の映像、特にカメラワークは衝撃的だったのだ。
実写にしかできない表現力、CGにしかできないカメラワークがあると思う。これらは全く独立した存在なのだ。しかし、スクエアのプロデューサー坂口氏は、たぶん彼はCGの映像を実写のそれよりも低く見ていたのだろう、CGを実写に近づけることに力を注いでしまう。なので、FF7でみられた暴力的なカメラワークも、FF8、FF9と続くにつれて全くつまらないものになってしまっている。その結果、FF7のCG映像の凄さというものが際立ってしまっているのだ。水の反射、人の髪の毛、人の肌など、CGでは難しいものは多々ある。たしかに、FF8、FF9ではその表現力は格段に上がっている。が、そんなもんは実写にすればいいだけの話で、わざわざ高いコストをかけてCGにする意味がない。
そして、ストーリー。たぶん、年齢のせいだと思うのだが、どうも「世界を救う」という目的に対して青臭さを感じ始めていたときに、「惚れた女が望んだことだから、世界を救う」という行動原理には非常にシンパシーを感じた。まあ、この行動原理を引き出すためにメインヒロインであるエアリスを殺すという、とんでもないことを起こすわけだが…。当時の日本のゲームでは、すでに勧善懲悪的なストーリーは存在していなかったが、FF7ほど単純明快で、その上感情移入できる流れというのは、その後もなかなかお目にかかれていない。
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