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発売日

タイトル

メーカー

レーティング

プレイ終了

2000/02/25
Phantom of Inferno
Nitro+
★★★
2003/03/06

 なにか面白いゲームがないかなぁとおもって、ネットを探していたときに見つけたゲーム。当時『Nitro+』というメーカーなんぞ、聞いたことがなかったのだが、なかなかどうして、大人気のメーカーのようだ。早速、同社のページで発売日が一番古いゲームを購入。早速プレイしてみた。

主人公ツヴァイ
(二代目ファントム)
高校の入学祝いのLA旅行で拉致される。その後アインに殺し屋の特訓を受け(第一章)、一流の殺し屋になる(第二章)。その後、アインと日本へ逃避行。三代目ファントムのキャルと一悶着する(第三章)。
アイン
(一代目ファントム/エレン)
ダウン系ヒロイン。サイス・マスターという悪趣味のおっさんの愛玩動物兼護衛。結構、好きなタイプ。
キャル
(三代目ファントム)
最初は「拾ってきた子猫」。途中からは「愛憎の裏返し」。このキャラの書かれ方はありがちだったので、あまり魅力を感じなかった。
クロウディア マッキェネン 犯罪組織「インフェルノ」の幹部。暗黒世界でのし上がるという目的のためには手段を選ばない女。途中からは主人公の飼い主兼愛人。この人のストーリーは面白かった。このゲームのノリだったら、こういう誰も救われないストーリーが一番しっくりくる。
藤枝 美緒 広域暴力団のボスの隠し子。本人はその事実は知らない。第三章で主人公に惚れてしまい事件に巻き込まれる。さすがやくざの娘。主人公に付いていくのは無理だ、と悟るあたりは凡百のヒロインとは違う。気に入った。

 最初の頃のエレンのアイデンティティは「一流の殺し屋であること」と「上司であるサイス・マスターに必要とされていること」。これはわかる。しかし、殺し屋でなくなったエレン(第三章)のアイデンティティがイマイチ不明瞭。主人公への気持ちが彼女を支えていたんだろうと想像できるが、それを実感させるエピソードがなかった。

 そもそもエレンは「サイス・マスターの駒である自分と違い、自由のために一生懸命生きる」主人公が好きだったと思っていた。しかし、ゲーム後半、キャルとドンパチするときに「彼は優しいから云々…」などといいだす始末。主人公もエレンも殺し屋なんだから、そんな凡庸な理由を付けないで欲しい。そんな甘いことで殺し屋って成り立つのか?それとも二人で逃げている間になにかあったのか?あと、エレンとキャルのからみは、ありきたりなストーリー展開だったので、途中でダレた。

 エレンに比べて、美緒やクロウディアのストーリーは良かった。キャルと美緒のからみは、第二章でのキャルの性格がわかっているからこそ、ちょっとしんみりできた(ありきたりだけど)。クロウディアの様に、「最後の最後まで主人公を裏切る」という首尾一貫したキャラは大好きだ。途中で改心してしまう人(エレン、キャル)が多い中、美緒とクロウディアは最後まで、美緒とクロウディアだった。

 誤字・脱字については、あまりうるさいことをいうつもりはないが、LAに面している海は太平洋だっつーの。これには失笑してしまった。それとPCHはそもそもフリーウエイ(高速道路)じゃないし、LAのがたがたな路面を200km/h(しかもフェラーリー)で走れるとは思えないし、昼間のあそこらへんはめちゃめちゃ込んでるし、アメリカのフリーウエイにドライブインなんてないし…。なんか、LAの描写を読むと、日本のことを「オー!フジヤマ、ゲイシャ」といっているのとあまり変わらない。ここまでいい加減な「LA」を見せられると、アクションや武器の描写も結構いい加減なんじゃないか?と疑ってしまう。アクションや武器、車にはあまり詳しくないので、真偽は確かめられないケド…。
初出:2003/03/06
修正:2003/03/10

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