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プレイ終了

2001/01/26
吸血殲鬼 ヴェドゴニア
Nitro+
★★★
2003/03/14

 ニトロプラスのゲーム第二弾。ファントムが満足行くできだったので、その次のヴェドゴニアもプレイしてみる。バンパイアものって、この時期に流行っていたのか?まだやったことないけど「月姫」とか、マンガ「ヘルシング」とか。

主人公伊藤惣太
(ヴェドゴニア)
いきなりロードバンパイア「リァノーン」に噛まれて吸血鬼のなり損ない「ヴェドゴニア」になってしまう。完全な吸血鬼に変態する前に、リァノーンを殺さなければならない。
来栖香織 主人公の幼なじみで、毎朝起こしに来てくれるのは、エロゲーの王道?ゲーム中でも主人公が自分につっこみを入れているのは、シナリオライターの照れだろう。
白柳弥沙子 香織の親友で、内気、めがね、実は主人公が好きなど、これもエロゲーの王道。ジャーマンロックを聞きながら、オナニーをするシーンはえっちだった。
モーラ 主人公のことを助けてくれるガキ(見た目は)。吸血鬼の父と人間の母を持つハーフバンパイア(ゲーム中では○○という種族らしい)。自分の父に対する恨みから、吸血鬼全てを憎んでいるため、ハンターとして吸血鬼狩りをする。
リァノーン 主人公の不幸の元凶で、2000年以上も生きているロードバンパイア。2000年も生きているから、精神が崩壊しているという設定には納得。そりゃそうだろーな。ロードバンパイアに噛まれた直系の眷属は強い力をもつらしい。主人公の前世とは浅からぬ関係がある。

 自分の首をかっ切って、吸血鬼に変身するという設定は面白い。でも、「闘神都市II」(アリスソフト)に出てくるザコ敵「いやなヤツ」(だと思ったけど、詳細忘却)を思い出した。コイツは闘っている最中に自分の首をかっ切って、自殺しちゃうというギャグ敵なんだけど、たぶん主人公と闘う敵から見れば、闘う寸前にいきなり自殺を図る主人公はこんな風に見えたんだろうな、と思って笑ってしまった。

 たぶん作中のヒロインは来栖香織なんだろうけど、他の人のENDの方がインパクトが強く、イマイチ記憶に残っていない。どうしようもなく不幸なENDがモーラ。主人公とモーラの二人が生き残るんだけど、誰も救われていない…。リァノーンENDがたぶん一番正統なENDだと思うのだけど、永遠の命をもつ辛さというのがよく表れていて、寂しさが残った。個人的にはこういうのは好きだ。

 ストーリーの好みはあるだろうが、世界観、ストーリーともに満足できた。しかし、Phantomといい、ヴェドゴニアといい、キャラの「練り」が足りないと思う。たぶん、このライターは「状況」を描くのが好きなのだろう。例えば、人間を越えた存在(今作ではヴェドゴニア、前作ではファントム)が、モンスターマシンや拳銃を駆使して、敵をやっつける云々…。こういう映像的な恍惚感に特徴がある。ただ、キャラの感情などにフォーカスを当てたストーリーが好きな私としては、物足りなさが残る。「塩分はちょうど、材料も最高のものを使っているが、出汁がダメな料理」というのが正直な感想だろうか…。
初出:2003/03/17

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