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近年の少年による主な事件の事例
 最近約十年の少年による事件は、殺人事件だけをみても多い年は115件(98年)、少ない年ですら57件(2004年)にも上ります。
 ここでは報道などで特に印象に残った事例のみを記してあります。

発生時期 事件名 加害者の通称、または事件の通称
 加害者が自ら名乗るケースと、事件後に他者から名付けられるケースとがある。
事件や加害者についての説明
1980年11月 神奈川金属バット両親殺害事件 金属バット事件  「金属バット」という言葉が用いられた、おそらく一番最初の事件。
 背景に受検戦争があったとされる。
1988〜1989年 女子高生コンクリート詰め殺人事件
1997年2〜5月 神戸連続児童殺傷事件 酒鬼薔薇聖斗
少年A
 説明の必要のない、少年犯罪史上最も社会を震撼させた事件。

 これに匹敵する事件は二度と起きないことを願いたい。
1998年 黒磯市女性教諭刺殺事件 バタフライナイフ事件  バタフライナイフを使った事件多発の引き金となった。
1999年8月 愛知県西尾市女子高生ストーカー殺人事件 猛末期頽死(もうまっきたいし)
2000年5月1日 豊川市主婦刺殺事件 体験殺人  「人を殺す経験をしてみたかった」と動機を語ったとされる。
2000年5月3〜4日 佐賀バスジャック事件 ネオむぎ茶
キャットキラー
2000年5月12日 JR根岸線車内ハンマー撲殺未遂事件 KILL AGAIN(犯行予告に使ったハンドルネーム)  加害者は横浜市内の私立高校生。
 警視庁とTBSに予告状を郵送。
 ネットにも「バスジャックなど甘い」「明日太陽が昇ると同時に世界中を絶句させてやる」「繰り返すが本気だ」などと犯行予告。

 逮捕後は「(連休中に)だれかを殺せという夢を見たから」「目立たなければ意味がなかった」と供述。
 (特別少年院送致)
 親は一流新聞の記者だった。

 この月に起きた3件の事件の加害者はいずれも17歳。
2000年7月10日 ネオコーンスープ  加害者が逮捕されたかどうかの続報が見つからず、不明。ゆえに厳密には少年事件とは呼べない可能性も。仮に未逮捕だとすると、この種の少年犯罪としては唯一の未解決事件か?

 大阪府の豊中市立第六中学校に7日、同中学を含む4つの中学のプールに石灰を大量投与するとの脅迫状が郵送される。

 封筒の表に住所、学校名のほか「警察署の おろかな奴等へ愛を……」などと書かれる。
 脅迫状は細い赤のサインペンで、定規を使って書いたような文字。
 渦巻き状や意味不明の記号が5つ描かれていた。

 「ワタシノナハネオコーンスープ」で始まり「4、6、7、12チュウノプールニセッカイヲタイリョウニトウヨシテヤル」「クダランギョウジガヒトツヘッタロウ」「オロカナケイサツドモニヨクイッテオケ」などと書かれ、最後は「ヒヒヒヒヒヒヒ」で終わっていた。

 10日、同中学のプールに粉末が入ったポリ袋2つが投げ込まれているのが見つかり、プールが使用中止に。
 粉末は消石灰(水酸化カルシウム)だった。
 他の3校では異常はなかった。
2000年8月 大分一家6人殺傷事件
2000年12月4日 新宿歌舞伎町ビデオ店爆破事件 新宿ボンバー  栃木県の高校2年生(17歳)による事件。
2000年12月16日 渋谷駅東口金属バット無差別通り魔事件 キラーエイト  横浜の高校2年生(17歳)が、通行人8人に重軽傷を負わせる。
 父親に恥をかかせようとして犯行に及んだとされる。
 (医療少年院送致)
2001年9月16日 栃木県今市市一家三人放火殺傷事件  16歳少年が、今市市の会社員宅に侵入し放火。次男(12歳)が死亡、会社員と長女が重症。宇都宮家裁は少年を心神耗弱とした。
2001年10月21日 北海道父親殺害事件  北海道空知郡の次男の少年(16歳)が、父親の会社役員(55歳)をスコップのようなもので殴殺。
2001年12月24日 新宿駅東口人質事件 ラットキラー
2001年12月24日〜2002年1月 ベジタブルキラー
2003年7月 長崎男児誘拐殺人事件  加害者は中1男子(12歳)。
2003年11月 大阪府河内長野市家族三人殺傷事件 ゴスロリ事件
桃寿(ももじゅ、加害者男女の女性の方の通称)
 男女のカップルによる事件。

 男子大学生(18歳)は両親と弟を殺傷。

 女子高校生(16歳)も自分の両親を殺すつもりだったとして殺人予備容疑で逮捕。
 「禁忌の接吻」というサイトを公開していた。
2004年6月1日 佐世保小6女児同級生殺害事件 NEVADA(ネバダ)  加害者は小6女児(11歳)。
2005年 静岡女子高生母親毒殺未遂事件 岩本亮平(ハンドルネーム)
Glmugnshu(グルムグンシュー、ブログのタイトル)
 県立高校1年女子(16歳)。
 ブログの7月23日の記述は『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影の台詞「激しい『喜び』はいらない…そのかわり深い『絶望』もない…『植物の心』のような人生を…そんな『平穏な生活』こそわたしの目標だったのに…」 から影響を受けているとの説がある。

 事件直後に『グレアム・ヤング 毒殺日記』を出版社(飛鳥新社)が急遽増刷したらしい。