※長いのでストーリー気にしない方は読まないほうがいいです※世界観何千年もの時代の平和を、たった2体で護ってきた天使がいた。 1体は紅い羽根の「イカロス」。 1体は蒼い羽根の「シャノン」。 天使の羽には人格が色として映し出される。 通常、無垢である天使は純白の羽根を持っているが、 強固たる意志を持つこの天使の羽は色を持っていた。 紅い羽根は灼熱たる闘志の象徴。 蒼い羽根は沈着たる思想の象徴。 彼女達はその能力を以て、数多の争いを沈めてきた。 天使達の大戦闘ある時、彼女達のもとに1体の天使が現れた。 天使には見合わない漆黒の羽を持った天使。その名は「カオス」。 2体の天使はカオスを妹の様に迎え入れ、またカオスも彼女達を姉の様に慕っていた。 だが平和は続かなかった。 カオスの羽根が意味するのは混沌と破壊。 突如暴れだしたカオスに、イカロスとシャノンは立ち向かうことを決意する。 激戦の末、シャノンの魔法によって彼女ごとカオスは異次元へ封印され、 生き残ったのはイカロスだけとなってしまう。 カオスの再来時は流れたが、イカロスは相変わらずだった。 誰よりも平和を愛していたシャノンの意志を継ぎ、 平和を護り続ける毎日を送っていた。 そんな折、彼女は天使としての力を束縛されてしまう。 イカロスは理由を知っていた。天使のみの力を封じる六神結界。 そしてこれを発動できるのは天使のみ……。カオスは現代に生きていた。 再戦カオスがいること、シャノンはいないこと。謎ばかりだった。 今戦っているカオスの圧倒的な力も不可解だった。 カオスも天使である以上、六神結界の影響はあるはず。 しかしカオスは作用していないとしか思えない強さを見せる。 イカロスは逃げ出した。だがカオスは追わなかった。 イカロスはカオスを止めるため、共に戦ってくれる人間を探した。 六神結界の唯一の弱点は、人間だった。 傭兵部隊と主人公封印されているとは言え、天使の力は人間が肩を並べて戦える領域を はるかに凌駕していた。踏み入る人間がいる筈も無く、イカロスは途方に暮れる。 しかしある時、あのカオスと対峙している傭兵部隊を目撃する。 加勢に入ったイカロスを見て、カオスは飛び去った。逃げている様にも見えた。 傭兵部隊の長の名はレイン。隊員はカチェリー、ゼフ、ルカ、チリアの4人。 傭兵学校の一等兵になったばかりの彼らが、六神結界の破壊を請け負った。 人間の立場若くして一等兵となったレインの慢心を嘲笑うかのような天使の力に、 レインは自信を喪失していた。 イカロスは天使にはない力を持っていると言うが、レインにその自覚はなかった。 しかしその言葉を信じ、天使の隣に立てる力を求め、日々訓練に没頭する。 立ちはだかるライバル幾多の苦難を乗り越え、ついに六神結界の完全破壊も目前に迫ってきた。 しかし彼等に立ちはだかったのはカオス自身ともう一人の人間だった。 一度はカオスに操られ、解放された後もその強さに魅入られカオスの 後を追った一人の青年、「サイファー」だった。彼もまた傭兵学校の 生徒であり、レインの宿敵だった。 カオスに力を与えられたサイファーは、レイン率いる傭兵部隊とイカロスを 相手に一人奮戦した。しかし最後にはレインの天使を想う力がサイファーを 打ち破った。 カオスとの決着六神結界、その最後の発生源、6個目の水晶を背後に控えたカオスとの 最終決戦が始まった。結界がほぼ破壊された今、イカロスの力はほぼ 完全だったが、カオスの力はそれを上回っていた。 カチェリー、ゼフ、ルカ、チリアが戦闘不能に陥る中、レインはその足で 立っていた。仲間の意志をその身に背負ったレインによってカオスは 致命傷を負うが、カオスの放った最後の攻撃がレインを直撃し、レインは倒れた。 レインが倒れる姿を目にしたイカロスは、六神結界により最後まで封じられていた 最後の武装の封印を破り、6個目の水晶ごとカオスを射抜き、六神結界と カオスの記憶を破壊した。 過去を失ったカオスは、イカロスと共に平和を護ると約束し、決着した。 だがカオスの羽根の色が変わることはなかった…。 今回の物語その後、レイン、サイファー、イカロス、カオスの四人で世界中を飛び回る 日々が続いた。カチェリー、ゼフ、ルカ、チリアは傭兵を続け、任務先で レイン達と共に戦うこともあった。 しかし平和な日常の中、事件は起こった。イカロスとカオスが姿を消したのだ。 カオスはともかく、イカロスが勝手に行動するなど考えられなかった。 レインとサイファーは、最悪の状況を危惧した。 天使の力を超えられるのは、天使のみ。まだ見ぬ天使が存在する可能性がある。 全てが謎に包まれた中、2人の思惑は少しだけすれ違っていた。 力不足を提唱するレインと、一刻でも早い救出を望むサイファー。 彼らは答えを見つけ、救い出すことができるのか。 全ては彼らを操る見えざる力に委ねられた。 ───護りきれるだろうか 天使達の 悠久の平和を─── ページトップへ戻る |