DIGA DMR-XW120導入記
2008-12
2009-08改訂
http://panasonic.jp/diga/products/xw/index.html
A.選定理由
2005年3月に購入し、3年間のべ1.200枚ほどのDVDを記録した芝機RD-XS36が2008年7月にERR7061(ドライブを認識できない)状態になりました。アナログ放送が終わる2011年7月(予定)までは目いっぱい引っ張り、その後も外部入力経由で地デジを録画しようと考えてましたが・・・
そこで、とりあえずハイビジョン録画のできる「つなぎ」機種を購入することにしました。ブルーレイ機も検討しましたが、過去の経験から2-3年経てばそれなりに価格や機能がこなれてくると考え、DVDにAVCREC(MPEG4-H.264)録画できるPanasonic機に絞りました。
※ デジタル家電やPCは購入時点で奮発して最新機種や最高グレードのパーツを買っても半年から1年ですぐに、より高性能で安価な新製品に追い抜かれるという宿命を持ってます。
RD-XS36も2005年3月に6万円で購入しましたが、その年の暮れには4万円になってましたし、後継のXS38は2006年8月に最安値32.000円くらいで通販で買えました。
勿論、待っていてばかりでは利便性は享受できませんので、自分が必要とする程度に応じて1台目のマシンはどこかで妥協して買う必要はあるわけですが、1台目がそれなりなら引っ張れるだけ引っ張ってから2台目以降を買うのが「お得」なことは確かそうです。
CD-R(RW)ドライブやDVDドライブも市場に登場した出端は5-6万円でWrite2-4倍速程度でしたが、1年後には1万円で4-8倍速になりました。そして次世代ドライブが出るころには底値で3.000円(特価で2.000円)という終末を迎えます。SATAのPana製DVDマルチドライブが1.980円で買えた時は、2台目は安くなるまで待つのもいいかと思ったものです。
ブルーレー単体ドライブも確か2007-2008年頃は5万円前後してたと思いますが、最近では、IOデータのPanaOEM品が21.000円程度になってます(2008-10)し、PanaからもWrite8倍速が出てきてますので、慌てる必要はありません。最終的には1万円以下、数千円程度で買える時期が数年内には来るでしょう。
※※ さらには、「保存しておきたい番組の少なさ」と「バックアップによって長期に残せる見通しがない」という2つの大きな理由もあります。
地上デジタル放送は「ダビング10」で若干緩和されたものの、BD-R/REやDVDのメディアに落としてしまえば後は「バックアップ」が取れません。
ということは、今までのVHSやDVD(アナログ放送録画)ならばメディアが読み出せる間に定期的にバックアップコピーを行うことで録画コンテンツが保持できたのに、それができないということです。(少なくとも今の制度では)
このため、「DIGA-XW120」を導入してからは、DVDメディアに残すことが少なくなりました。やはり、バックアップが取れないものを一生懸命残しても・・・って感じになったからです。(これがブルーレイを敢えて「今のスペックと価格」では買わない私の理由ですが、それでも時々はDVDにでもいいからハイビジョンで残しておきたいものもありますので、この機種を買った訳ですが・・)
ただ、ディスクメディアには残さなくてもとりあえず暫く残しておきたい番組は、別記してますように、バファロー「LT-H90DTV」を利用することで補うようになりました。
そこで今回はブルーレイは見送り、「DIGA DMR-XW120」を5年保証を付けて導入しました。以下選定理由です。
1.規格の将来性・継続性
AVレコーダーの場合、時代とともに、より新しくて利便性の高い規格が開発されますが、カセットテープやVHSテープのようにいまだに多くのユーザーが利用している規格のメディアやプレーヤーはメーカーが供給を続けてくれます。その意味では新しい規格が出た場合でも、新世代機種とのある程度の互換性や供給継続性があるものが好ましいわけです。
この点で松下がブルーレイレコーダー機にも搭載しているAVCREC方式は、ブルーレイの次の世代のレコーダーにおいてもDVDビデオ規格とともに(少なくともPanasonic製品では)再生可能になるはずです。
既にブルーレイ単体ドライブ「LF-PB371JD」では、サイバーリンク製のソフトウェアをバンドルしており、再生ソフト「Power DVD」ではBDビデオのほか、DIGAで記録したAVCREC形式のディスク再生が可能になってます。DVD-VRモードで録画した番組は、DVDドライブ発売当初は対応してないソフトもありましたが、今ではCPRM対応とDVDビデオ・DVD-VR両対応のDVDプレーヤー(ハード・ソフト共)が当たり前となっているように、各種録画モード(MPEG2とMPEG4など)の主要規格に関しては全対応という方向で製品化が進むのは間違いないはずです。
LG製は品質や読み込み速度に不安定さがありますし、プレクはメディアを選ぶ傾向がありますので、次世代光学ドライブ市場においてもPana製品の優位性は消費者から支持されると思います(個人的な体験でも、LG製DVDが1年ほどで書き込みできなくなったのに対して、パナ製DVDドライブでは認識も早く確実で1.000枚以上焼いたドライブDVR-ABM8C(SW9573-C)がいまだに問題なく4年以上使えている点は大変信頼性を感じられます)。
また、XW120はDV端子(i-Link)が搭載されており、DRモードで録画したタイトルであれば、他のDV端子搭載Pana機に「ムーブ」できるという利点もあります。今の時点ではブルーレイ搭載機の購入予定はありませんので、録画時点では「XG・XS・XE」のハイビジョンAVCRECモードで録画してDVDへ高速ダビングしてます。ですが、ブルーレイ搭載機が購入できそうな価格や性能になってきたら、DRで録画しておき、購入後にムーブしてブルーレイメディアにダビングできます。この点でも互換性や将来性は他社製より高いと言えます。
編集やネット連動機能で一日の長がある東芝機の最大の難点はこの「将来性」という点になります。今の機種(S302など)では「HD REC」機能が搭載されていて、既存DVDメディアへの「MPEG4AVC-TS(MPEG4-H.264)」録画という点ではPana製と同じ土俵にあるわけですが、この規格が次世代光学ドライブ搭載レコーダーでも採用されるかと言えば、?なのです。ブルーレイがデファクトスタンダードになってしまった現状では、次世代機はブルーレイ互換・DVD互換という流れですから、東芝が方針転換してブルーレイ搭載機を出した場合、または次世代メディア規格を開発して発売した場合、いずれも今の「HDREC」は互換性を保障されるか怪しいと考えざるを得ません。
以上の意味からも、現状でベターな「つなぎ」としてはAVCREC録画のDVDがブルーレー機でも再生できるPana製品がいいと判断しました。Pana製DVDレコはブルーレイ搭載シリーズ(BW***)でも、AVCREC録画・再生に対応してますので、ブルーレイにたくさん録画することもできますし、XWやXPなど下位機種で録画したAVCREC方式のDVDも再生できます。
ソニーはメモリースティックやDVD+Rなどに拘って非常に他社製品との互換性の悪さが問題ですし、東芝も優れた編集機能や操作性は魅力ですがブルーレイ-HDDVD規格論争で市場の流れを見誤ったことでレコーダー市場で難しい位置にあります。
もちろん、AVCREC方式も過渡的な規格であることは否定できませんが、すくなくともPana機ではDVDビデオおよびDVD-VR規格と並び、向こう数世代の機種で再生できる点は大きいと思います。
2.製品の品質・耐久性
これは非常に個人的な経験になりますので、人によって評価が分かれるところですが、やはり会社によって製品の品質が違います。Pana製品は今まで個人的に使ってきたなかで故障が極めて少なく、対応も問題がなかったメーカーですので、この点も選択理由になりました。
今使っている「National」の14インチ小型ブラウン管テレビは1987年に3万円で購入しましたが、今22年目ながら問題なく映ってます。別の20インチブラウン管Pana製テレビは1998年から今でも現役です。
過去のテレビの寿命は・・ソニー(1983-1989=6年)、東芝(1989-1996=7年)、ビクター(1996-2007=11年)という感じですので松下製は我が家では圧倒的に長持ちです。東芝のレコーダーも価格コムの掲示板などを見ると搭載ドライブや基盤の問題が結構多くて、今回壊れたXSも3年でしたので、もうすこし長持ちしてほしいと思いました。 (まあ、ちょっといじったせいもあると十分予想できますので、あまり非難できるわけでないんですが・・・)
個人的に家電の品質保証の最低ラインは5年、標準で7年は利用できないと問題だと考えてますので、やはりこの点もPana製を選択した一つの理由です。
AIWA製のCDラジカセは半年でラジオ機能がだめになりましたし、海外の掃除機は3週間でアウト。こういうのは「安物買いの銭失い」ですね。
ただし現実には1年間のメーカー保障が標準ですので、3-5年の販売店保障を付けられる店から購入するというのは自衛策としては必須だと思っています。(いくら国産ブランドメーカー品であっても部品調達や組立てで海外依存することはこの時代に不可避ですし、コスト削減圧力の問題もありますので、以前ほどの品質維持を期待するのは酷かもしれませんので・・)
3.利便性・周辺機種との連動性
今のレコーダーにはテレビ番組を録画・編集・再生する機能に加え、家庭用ビデオカメラで撮影した個人的な映像を取り込み・編集・DVDダビングする機能も求められると思います。単純に撮って消しの人なら3-4万円くらいのDVDまたはHDDのどちらか片方のみが搭載されたレコがコスト的にいいでしょうが、子どもがいる家庭などではこの方面の機能も大事になります。
Pana製デジタルビデオカメラとの連動性では、同じPana製ということで、この機種にはSDHCカードを直接差し込むスロットが装備されてます。ですので、撮影した映像が入ったSDHCカードを挿すだけで簡単に視聴できるのは大変便利です。カメラを液晶テレビにそのつどケーブル(D3端子ケーブルとコンポジットオーディオケーブルまたはHDMIケーブル)で接続して見るのは多分長続きしません。USBメモリが売れてるのもそのお手軽さゆえでしょう。
また、細かな編集はパソコンでやったほうがいいのですが、Pana製カメラの付属ソフトによっては、AVCHD規格から従来のDVD-Video規格に変換するとチャプターが飛んでしまうので、一旦こちらのレコーダーに落として、チャプター編集や不要部分削除をした上で、DVDビデオに変換ダビングをするという方法が有効です。AVCHD規格のままですと、知人に配布する場合対応ソフトが入ってないパソコンや従来のDVDプレーヤーでも再生ができません。ですので、DVDビデオ変換は必須です。
DVDビデオ変換に要する時間は、パソコンのCPUなどのスペックにも拠りますが、パソコンでは実時間の2倍程度の時間かかるのに対して、8倍速DVDメディアで一旦7-8分かけてこのレコに落としたAVCHD形式のファイルをDVDビデオに変換するのは実時間=1倍速ですのでトータルでは若干速くなります。なにより編集したチャプターが受け継がれるのは大事だと思います。。
デジタルビデオカメラを導入する際にも検討しましたが、HDVテープにMPEG2規格で録画するキャノン製品とSDHCカードにMPEG4-H.264で録画するAVCHD方式のパナ製品の2択まで絞った上で、データの管理や編集の点でデジタルメディアのSDHCを利用するパナ製にしました。画質の面ではややHDV方式が綺麗との意見が多いようですし、HDVテープは安価で撮影時のトラブルがない点は安定してますが、いずれにしてもPCのHDDに一旦落として、編集し、DVDメディアにも保存するという操作が必要になります。
そうなると、HDD上のスペースの問題、DVDメディアへ落とす際の規格や記録時間の問題、そしてレコーダーとの連動性(おなじDVDメディアに記録した映像をPCとレコーダーでともに視聴できる)の問題を考えると、今の時点でコストを抑えながらそこそこの画質という点で、SDHCにAVCHD録画のできるパナ製にしました。
HDV方式の場合、テープ1本をパソコンのHDDに落とすと13GB程度の容量を占めます。パソコンへの転送も1倍速なので実時間かかります。その点SDHCなら7-8分程度で転送できます。
またHDVは画質は綺麗ですが、家庭用ビデオのデータは日々増えていきますし、一旦紛失したり壊れたりすると取り返しが付かないものですから、少なくともHDDとDVD2枚以上に保存する運用が最低条件になります。やはり、データの増加をある程度抑えられるAVCHD方式が有利だと判断しました。
AVCHDですと4GBのSDHCカードまたはDVDメディアにハイビジョン撮影の最高画質「HFモード・1920*1080」で40分記録できます。4GBのSDHCカードは1枚1.000円程度(2009-06現在)ですから、1本300円程度のミニDVテープには及びませんが、DVDメディアに落とせば1枚30-50円程度になります。HDDも現在1TBのものが7.000円程度で出ていますのでGB単価は7.5円ほど。4GBなら30円になります。SDHCカードは繰り返し使えますので、HDDとDVDに分散して保存すればコスト的にはむしろ安くなります。(2台のHDDと2枚のDVDで、4GBx4箇所・計120-150円ほど)
ですが、HDDの容量あたり単価は驚くほどのスピードで低下してきてますので、2台目のデジタルビデオカメラが買える経済的余裕があるのなら、2台目はHDV方式でもいいかもしれませんね。ただ、DVDに焼くには容量的にはむずかしく、いずれにしてもブルーレイ以降の光学ドライブの値段と性能がこなれてからになりますね。ブルーレイも8−16倍速のライトが普及しないと書き込み時間がかかりすぎですし。。。
B.使用上の短所・長所
まず短所ですが、いままで使っていた東芝XS36との比較で・・・・
1.リモコンの機能性
1-1. 30秒先送り=スキップはあるが、30秒巻戻しはない。仕方ないので巻戻しの「サーチ」を使う。
1-2. チャンネル番号ボタン(一発選局)、録画、画面表示、タイムワープ、データ放送表示など、かなり使用頻度が高いはずのボタンがカバー内に収められている。
これは、Vieraテレビの操作ボタンも組み込み、年配の方も利用しやすいようボタン・表示を大きくしているためですが、本体の操作自体は東芝機ほどではなくても一通りマニュアルを読み込む必要があることを考えれば、リモコンもあまり簡略化しすぎずに一発操作ボタンを並べて欲しいところです。そんなに利用者のレベルを低く見積もらないでほしい。
1-3. ジョグボタンと緑の「番組表」ボタンが近くて、▲ボタンを押したつもりが「番組表」ボタンを押して、操作が途中キャンセルされることがある。これも操作のやり直しを余儀なくされるのであと5-8mm離して配置して欲しい。
2.録画時の制約
2-1. デジタルxアナログの2番組同時録画(以下W録)はできない。
2-2. デジタルのW録時は、片方の番組は必ずDRモードでしかできない。(マニュアル112頁)→ DVDメディアにダビングする際は必ずモード変換(1倍速)を必要とする。(ただ、電源オフの間に自動で、予約録画時間帯を避けながら、DRからXG/XS/XEやSD画質(XP/SP/LP)へ変換してくれる機能がある)
2-3. 東芝機と違い、HD(ハイビジョン画質1366x768以上)・SD(標準画質720*480)それぞれ4段階の録画モード・・・DR/HG/HX/HE・・XP/SP/LP/EP・・・でのみ録画可能。マニュアルモードでビットレートを調整することでDVDメディア1枚を有効に使うことはできない。(ただ、その分再生やダビング時にトラブルが生じにくい利点はある)
2-4. ハイビジョン(AVCREC)のDVDへのダビングは「DVD-RAM」と「DVD-R/-R-DL」(いずれもCPRM対応)だけで、「DVD-RW」メディアは使えない。
2-5. DVDへの直接録画は予約録画からのみ可能で、リアルタイム指定での録画はできない=本体の録画ボタンを押してもDVDでの直接録画はできない。
2-6. 東芝RDシリーズのように録画途中で録画終了時刻・終了時の電源OFF指定などができない。自動終了は現在から「30分後」「1時間後」「1時間30分後」「2時間後」「3時間後」「4時間後」の指定ができる。(本体の録画ボタンを押す回数で指定)ただし録画中でも本体電源のオフは可能で、録画機能と本体電源は独立している。
3.再生時の制約
3-1. 同じ曜日の同一タイトル番組をまとめる「まとめ表示」機能はあるが、ジャンルごとにフォルダを作成したり、ゴミ箱フォルダがない。このため、番組数が増えると場所を探すのが大変になる。また、ごみ箱フォルダがないので、視聴済やダビング済みタイトルだけをまとめて削除することができず、1つ1つ選択して削除する必要がある。ただ、一時停止ボタンで選択してまとめることで一括削除は可能なので応用は可能。
4.編集の制約
4-1. プレイリスト機能がないので、不要チャプターは直接削除(一時停止ボタンで選択して)するしかない。また不要チャプターを選択するのも1つずつで、偶数・奇数のいずれかをまとめて選択することもできない。チャプターは直接削除なので、注意して選択しないと元には戻らない。
4-2. 番組の分割はできるが、結合はできない。ただ、番組を超えてもスキップ機能は働くので、見る分には問題がない。著作権やダビング10関係の制約と思われるが、デジタルビデオカメラで撮影した個人的な映像をレコーダーのHDDにSDHCカードなどから落として編集するには制約があって使い勝手が悪すぎる。
では次に長所を。。
1. 今では当たり前となったが、毎週録画する番組の放送予定時刻が変わった場合の「番組追従機能」。定期的に番組情報を受信して、そのデータに基づいて録画時刻を調整する。さらにNHKのように複数チャンネルで放送したり、教育放送のなかでも枝チャンネルで同時2番組並行放送しているような場合、たとえば高校野球中継などでチャンネル切り替えがある場合、その変更に対応して録画できる「イベントリレー」。これらの機能は番組表から予約した場合に適用され、「時間指定予約」にすると働かないので要注意。
2. ドラマとアニメの新番組自動予約設定。。新番組が始まる場合、撮り逃しのないように自動予約する機能。
3. 直接自動チャプター分割をしてくれる機能はないが、再生中に「(ふた内部の)再生設定」→「再生方法の設定」→「自動CM送り」を有効にしておくと(マニュアル42頁)、本編がモノラル・二重音声放送でCMがステレオ放送の場合に限り、チャプター分割が自動で設定される。(マニュアル47頁・・お知らせ=自動CM送りが働く場面にもチャプターマークが自動的に作成されます。1番組あたり最大98個(DRモードで録画した番組には作成されません)。)
4. 録画中に電源をオフにできる。東芝機とはちがって操作・再生系と録画系が独立しているので、予約録画が始まった後に電源ボタンを押すと本体は電源オフになっても、録画は継続される(録画終了後、完全オフになる)。
5. 東芝機ほど充実はしてないが、ネット機能が使える。
5-1. パソコンからの番組タイトルの変更・番組削除(番組削除は許可している場合のみ・タイトル名変更は「家庭内ネット」設定の場合のみ可能)
5-2. パソコンからDIGAを起動させ、番組録画ができる。
5-3. パソコンからパナソニックの専用サイト「DIMORA」https://dimora.jp/dc/pc/start.do# からインターネット経由で番組予約ができる。また、新番組予約はドラマとアニメだけなので、再放送があれば見たいと思っている番組はタイトルや出演者などの条件にキーワードを入れて「登録ワード」登録すると、IDとして指定している自分のメールアドレスに検索結果を毎週1回通知してくれる。
これらの機能を使うには「操作一覧」ボタン(リモコンジョグダイヤルの右側)→「その他の機能へ」→「初期設定」→「ネットワーク通信設定」(最下段)→「ブロードバンドレシーバー設定」と辿り、「接続形態」を「インターネット」または「家庭内ネット」にしておく必要がある。なお、ネット利用設定をしている場合、「操作一覧」→「その他の機能へ」→「初期設定」→「設置」のなかで「クイックスタート」が「入」になっているため、常時9W程度の準備状態になっている。このため、電力消費が通常の電源オフ(0.4--1.8W)より多く、夏場は筐体がやや熱くなっていることに注意したい。
C.設置上の工夫
壁のアンテナジャックと本体をつなぐ「アンテナケーブル」、D端子ケーブルとHDMIケーブル、ブースターの効果について。
まず、アンテナケーブルですが、やはり「地上デジタル対応」を謡った、防磁シールド構造(できれば4C以上の太さ、FV以上の被覆)のものを使ったほうがノイズが抑えられるようです。ブラウン管テレビに使っていたものでは若干ちらつきが感じられます。勿論、倍ほど画質が変わるというものではありませんので、すぐに出費をしてまで購入すべきかは人それぞれでしょうが、できれば「地上デジタル対応」ものを使いたいです。
ELECOM アンテナケーブルや PLANEX F型ネジ固定式アンテナケーブル などが適当かと。既存のケーブルにシールドを施すテープも販売しているようですが、それを利用するくらいなら最初からこれらを導入した方が安価で簡単だと思います。
ケーブルについての詳細は、ボクにもわかる地上デジタル - 地デジ設計編 - 同軸ケーブル、を参照。
次に、D端子ケーブルとHDMIケーブルの差ですが、これは普通に見ただけでは差はあまり分かりません。違いはD端子ケーブルは映像データだけをアナログで伝達するため、別途オーディオケーブルを接続する必要があるのに対して、HDMIケーブルは1本だけで映像と音声をデジタル転送できるという簡潔さです。Vieraリンクのようなテレビとの連動機能を使う場合も必須ですが、この機能はあまり使わないし、待機電力も上がりますのでさほど必須というほどでもありません。
ただ、解像度が1920*1080のフルHD画質になると、やはりHDMIケーブルを利用したほうが画質があがるかもしれません。我が家のVieraは1366x768画素ですので、あまり差が分からないだけかもしれません。
あと、電波状態があまりよくない地域に住んでいる場合や、複数のレコーダーやVHSビデオデッキを接続して1本のアンテナからパススルーして録画している場合、やはりブースターがあると、お尻にあるテレビまで十分な強度の電波が伝達できます。受信感度で10-15ポイントの差がでてますので、くっきり感が違うのが分かります。ブースターは利得が30-35dB程度のものが標準的かと思います。