上記の生前の計測データが空しくなります。「岩井川神社のイチイガシ(日之影町)」が失われて以来、カシの仲間としては県内トップの座にあった「宇納間のいちのき」が台風16号の大風で倒されてしまいました。
石段を上っていくと、その幹が参道を跨いで横たわっています。左手に迂回すると、写真のようなむくろが眼前をふさぎ、改めてその巨体に驚かされます。
やはり幹は空洞で、立ち残っている木部も腐朽が進んでいました。 |

次の写真は、参道を挟んで北側を見ています。家の壁は神楽殿で、その右半分は潰され、さらにその右手にあった社務所は、幹の下にあります。8月30日、轟音とともに倒れたのだそうです。
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次は、参道上方から振り返って見ています。左は神楽殿の残骸、右手奥にJAの建物、その下方に見える草地は近年造成された駐車場で、神社の例祭などに利用するために造られたようです。
駐車場が造成された場所には、以前は生い茂る樹林があったように記憶しています。そう言えば、当サイトのふるさとの紀・季・樹:熊本県一の宮町で紹介している「手野の杉」も、かつては深い森から成っていた周囲の環境が変わり、巨樹が大風の直撃を受けるようになった経緯があります。
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上と同じ位置から社殿の方向(西)を見ています。社叢を形成していたスギの大木が無惨になぎ倒されました。押し潰された石段も見えます。それにしても、この広い社叢の中で倒された樹は、前述の駐車場から見える範囲だけでした。
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