中田の理論なら日本は負ける




 2004/8/9の文章
 日本代表がまわりのサポーターやマスコミから叩かれ出した時、中田ヒデが今の日本では今後もだめだといっていたが、本当に中田ヒデがいなくなって良かったと思う。中田ヒデがいなくなって急に日本は強くなった気がする。サッカー選手は言葉でサッカーするわけではない、ボールを蹴って結果を残すことがサッカー選手のやるべきこと。文句言う前に自分で点取って見せればいい話し。
 悪い時やみんなが悪いと思っている時ならなんとでも言える。技術面ではなくてメンタル面がどうとか声を出さないことがどうとか、それにより今後の日本は危機的状況だって誰だって言える。それをテレビ朝日や他の局がスポーツコーナーなどで中田ヒデの発言とか言って特集でやってたけど頭悪いって思った。
 「今のままだと今後の日本はだめだ」って悪い時に色々言って、良くなれば、あの時中田ヒデが発言したからだとなるし、逆にそのまま悪いままだとやっぱり中田が言ったとおりだめだったとなる。(笑)要するにどっちに転んでもいいように発言している。占い師とか催眠術師のレベルと一緒。くだらないくらいレベルが低いが、それを特集まで組んでる局はもっとレベルが低い。

 と以前書いていたが未だにあの時の映像をマスコミが使って、あの時中田が言ったからだーって未だにやっている。おろかさ通り越している。

 でも良く考えれば分かる事だが、日本はアジアカップの王者になったし、親善試合とはいえ日本はイングランドに引き分けた。ワールドカップアジア予選の対インド戦では最多得点の7得点と爆発。歴史を切り開いた。はっきり言って危機的状況どころかそう言う部分では今まで以上の成果を出している。その時いなかったのは中田ヒデ。中田ヒデがいる時日本はほとんど勝てていなかった。むしろ中田ヒデが抜けて日本は強くなった。チーム内で不協和音が鳴り響いていたからだろう。今中田ヒデが入った事で中田ヒデのチームに生まれ変わっているかのように錯覚している人もいるかもしれないが、中田ヒデが今までしなかった練習に付き合うなどの変わり様を見せたから、チームが中田ヒデを受け入れたに過ぎない。中田は自分がチームを変えたと思っているかもしれないが、チームは中田ヒデを変えたと思っているはず。(笑)そうしないとコンビネーションが上手くいかなくなるからな。皆がW杯に行きたいという気持ちがあったから一つになっただけの話。だからアジアカップの時のような「チームが一つになって一番良い状態」という言葉は誰からも聞こえてこ ない。

 最近中田は「一対一で負けなければ試合に勝てる」と言っている。でもその考えは弱い相手に対しては有効かもしれないが、強い相手になると、負けるといっているようなもの。その所為か本戦では今の状態では勝てないから全体的にレベルアップする必要があると言い出した。それを何も考えられないマスコミが同調する。いやもうあなた達の腑抜けぶりはもう良いですから〜って感じ。ジーコ批判を繰り広げていたマスコミ。中田が日本代表にいる時解説者の誰一人ジーコを擁護するものはいなかった。むしろジーコでは危ないという言葉のオンパレードだった。ジーコの解任デモまであった。あの人達は今何をしているのでしょうか?
 まず普通に考えてアジアカップの王者がアジアのチームに負ける事がおかしい。それは1対1で勝とうが負けようが、関係ない話。僕からすればジーコが余計な意地を張らず、選手たちが基本的な事をやっていれば、日本はW杯に出場できると確信していた。ところがジーコは最終予選の一回目の北朝鮮戦でわざと海外組みを後半20分から使って、海外組みの必要性をアピールした。ようするにさんざん叩かれたから仕返ししたかったのだろう。それともう一つはW杯のスポンサーが中田ヒデを起用するから普通に海外組みを使っていたら、たぶん大量得点差で日本は勝って、次のイラン戦に中田を投入できない事をふんで、わざと海外組みを後から投入したのかもしれない。それにより中田はすんなり日本代表に選ばれた。中田が入ったからか、そうした海外組みという事(溝)が又大きくなったのか、それともあの時サントスと田中が出場停止になっていた所為か、イラン戦に負けた。

 北朝鮮戦第一戦。高原と中村を途中で投入した事に対して、マスコミは選手起用が当たった等と書きたてた。うーんどこまで行ってもおめでたいやつらだ。選手起用が当たったどころか時間が少ないから高原と中村はかなり焦っていた。

 今の日本代表はほとんど完成されている。10代の育ち盛りじゃないから。その選手に後1年でレベルアップしないと負けるっていってる中田の考え方はおかしい。というよりベンチ暖めててもレベルアップできないだろうと逆に突っ込み入れたいくらいだ。だいたい今までの相手が弱かったから一対一でも勝てた。それで強い相手になったら1対1で負けるのは当たり前。
 マスコミがちやほやするんだから中田が日本ではトップレベルの選手なのだろう。でも1対1で勝てないと負けるのであれば、セリアAで対して強くもないチームで、スタメンすら出してもらえず、たまに途中出場(怪我している等と言っているが、2/26日、3/31、6/4日本代表になっている)しているくらいのレベルの中田が、日本のトップレベルなら、やる前から負けを認めているようなもの。
 そう言う1対1で勝てなければ勝てない等という意識でいけば勝てるものも勝てない。サッカーは1対1でやるものではなく11人のチームプレイでやるもの。だから選手の立ち位置とボールの流れを計算して動けば、たとえ一人で負けたとしても、他の選手がそのボールを取れる方法を考える事が筋。バーレーン戦を例に取れば、1対1に勝ったとか負けたとかの問題ではない。全体的に言えばただ単にボールの寄せが早いという基本的な事が出来ていて、敵のミスを促した。得点から言えば、中村がマークをかわしてフリーになり、ワンタッチで小笠原にパスした後も開いたスペースに飛び出して敵を翻弄した事で、小笠原の前が開いたことと、3列目から柳沢が飛び出した事がキーパーの反応を鈍られたことで勝因に繋がった。得点シーン見ても1対1で勝つとかまけるとか関係ない。いかにチームプレイが出来ているかが問題。むしろ敵のミスから今後を考えるなら、相手をフリーにさせるなって事。
 前に中田がチーム批判して、危機的状況といってた事を最近持ち出しているテレビ局が合ったが、逆に言えば勝ったじゃないかと僕は思ってしまう。

 それに前回W杯ベスト16位以上の成果をあげるのはかなり難しい。中田のような考えが蔓延すると、1対1で勝てないと負けるかのような意識が働いて、それがプレッシャーになって勝てるものも勝てない。
 なーんて言うメンタル面とか技術力の問題は全然関係ない。ただ単に前回は開催国で、シード国になっていたので、韓国同様FIFAランキングベスト7(韓国が入っているからベスト6)と当たらなかった。だからW杯はホームという利点もあって開催国がベスト16に入らなかった事はない。でも今回は必ずベスト7のいずれかの国と、もしくはドイツと当たる。ドイツも弱いチームではない。そうした上位チームと今回は必ず当たるし、第二段階のヨーロッパチームとも当たる、後はその他もろもろで、日本が星を落として良いのはそのベスト7の一チームだけで、後の2チームには負けられないというシビアな現実。

 中田の「声を出す」というのも、バーレーン戦の中村と小笠原の様に敵に対するフェイクに使うのならば良いが、本当に会話していたら意味がない。又練習中に声を出せというような、どなりあう事よリ、まず戦術を話し合って、そのコンビプレーが100%上手く行くように練習した方が良いというのは言うまでもない。まっ、あんな練習の仕方してたのでは、理解は出来たとしてもバリエーションが厚くならないだろうし、コンビプレーが100%上手くいかないだろうな。だからバーレーン戦で相手の足が25分過ぎくらいから止まっているのに1−0でしか勝てない。

 五輪もそうだが、ペナルティーエリア付近に入ったらワンタッチパスで繋ぐ様にして、シュートしなければ得点には結びつかない。これは得点の入る目安にもなっているし、相手を切り崩す目安にもなっている。センターラインからすれば25秒だか35秒以内という数値も出ている。

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