美化できない戦争犯罪

〜サイパンに行って我思う〜



 僕は5月ちょっとの間休んでた時、サイパンに行って来た。こうした戦争がうんぬんという前の話。今ではフィリピンに軍人が生きていたという報道も出るくらいだが、金を欲しがってる奴が仲介者と称して、いもしない人間をでっち上げて金を巻き上げようとしたのだろう。それに対して日本の官僚は今日本政府が靖国参拝に絡んで色々問題になっているので、目をそらすには絶好の機会と思ったのだろう。だからこそ仲介者が日本兵二人とあったこともないといっているのに、全く信憑性がないのにフィリピンまで飛んだ。それにマスコミが躍らされた。少なくともそれでだいぶ靖国参拝絡みは薄れた。
 サイパンにはバンザイクリフという崖がある。崖の下は海で、海風で侵食されてえぐられている。そこで飛びこむことが出来るか?という問いにははっきりいって無理としか言えない。しかしアメリカ兵に追い詰められた日本人と日本兵と現地の人と朝鮮の人はそこから飛び降りて自殺した。何故自殺したか?アメリカ兵に捕まると拷問を受けて殺されるということを教育されていたから、現地の人も道連れになって死んだ。サイパンの日差しは強すぎ、日傘を持っていく事をお勧めする。
 ようするに国の指導者がどういう教育を日本人にして、何を求めていたかわかるというもの。又日本人に対してもどういう扱いをしていたかも分かる話し。
 侵略戦争、解放戦争がすばらしいとか誇りとか思うのであれば何故アメリカがイラクを侵略した時に行かないのだろう?そういう人間は口では言うが行きはしない。戦争を美化するのであればまず現地に行って戦って、それから美化するのであれば少しは説得力もあるが、銃も持ったことがない、前線で戦ったこともない人間が何言っても説得力のかけらもない。斎藤という人間がイラクで殺害されたが、指導するくらいだから人くらい殺しているだろう。で、イラク人に殺された。それが戦争。当初弟も自分の意思を貫いてくれって言ってたくらいだから、兄も死んで本望だっただろう。強い側に立って戦争美化されてもって気がするが、平和ボケして何もしてないのに戦争を美化している人間よりはまだまし。
 でも戦争を美化する人間が言わないのがもう一つある。死体の事。例えばフジグループの産経新聞なんて第二次世界大戦を美化してきた。でもイラク戦争などを見ると死体の写真にはモザイクがかかっている。戦争を美化するのであれば全部見せるべきだろう。戦争でどういう悲惨な死に方をするのか見せないで第二次世界大戦はすばらしいといったって説得力のかけらもない。戦争なんだから死体がまず基本だよ。そうした事に視聴者からの苦情が来るから見せないなんて、臭いものに蓋をする言い訳にしか過ぎない。戦争を美化し真実を社会に出すのが私どもの方針ですので見たくないなら見ないで下さいくらいの事を言えないのかって思う。言えないだろうなフジにはポリシーなんてないから。そう言う人間がジャーナリストをやっているんだよ日本は。
 それにある種A級戦犯や第二次世界大戦を美化する人間で、本を出しているのは金儲けしているだけだな。ちょっと違う事書いて戦争を美化して批判を受ければ本が売れる。結局A級戦犯もそういうやつらからすれば金儲けの道具に過ぎないということか。

 今イラクでは自爆テロが相次いでいる。解放?勝手な思い込み。大量破壊兵器?勝手な思い込み。
 そうしたイラク同様、日本が他国を侵略していったのも解放という勝手な思い込みに過ぎない。その思い込みを中国人や朝鮮人はしっかり否定している。だから日本人が中国や朝鮮を侵略したことは美化できない。だってやられたほうが否定して、賠償金をもっとよこせといっているくらいだから。ある意味侵略するための言い訳にしかうつっていない。
 サイパンなんて独立したのに国の政策的にはアメリカ憲法。ようするに再び日本に侵略されたくないからだろう。だから戦車や大砲が今でも飾られている。
 小泉は中国の五つの謝罪を受け入れたにもかかわらず、日本に戻ってくると手のひらを返して中国をコケにしている。ドタキャンされても当然だろう。
 ドイツは周りの国から反省を受け入れられ、ヨーロッパでも段々友好国になりつつあるのに、日本は未だに本当の意味での友好国とは見なされていない。その一つは日本は国家間での賠償はしたがドイツのように個人補償をしていないからだろう。
 
 こうしたことで思うのだが今はまだ日本のほうが中国より経済大国だからバッシング合戦できるのだろうが、後10年後もできるとは到底思えない。今日本国の借金は888兆円、地方も合わせると1059兆円。
 果たしていつ日本は崩壊するのだろうか?日本と中国が逆転するのもそう遠くないだろう。
 そのとき国益を考えられない奴が総理なら大変な事になる。


 そのうち第2次世界大戦の話とか、A級戦犯の話とか書いていきますが、できれば買わなくても良いからそうした本は読むべきです。でも一人の人の本とかを一冊読んでもダメ、少なくとも4冊以上読むべき。それも第二次世界大戦を美化している人と批判している人を半々ずつ読むべき。そうすれば、段々と分かってくると思います。ちなみに「ディベートから見た東京裁判」という北岡俊明が書いたものは読むに値しません。もしそれでも読むとしたら立ち読みで54ページから55ページを読めば読んでも意味がない事がわかると思います。後にその部分もここでは紹介します。


 

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