アニメ・ニュース日記/2002年12月

いわゆる「日記帳」です。ニュース・ページも兼ね、
アニメに関して、気になった情報などの告知も書きます。




2002/12/31(火)

■名犬ラッシー 26話(最終話)
脚本/松井亜弥、コンテ・演出/片渕須直。
実は本放映時に、シリーズ前半をとびとびでしか観たことがなく、
その後もビデオで補完は可能だったんですが、なかなかその気に
なれていなかったので、今回、全部通して観るにはいい機会でした。
基本的には全体の7割くらいがほのぼのした話で、ドラマらしいもの
があっても、それは主人公のジョンとラッシーではなく、サブキャラや、
外からやって来るゲストキャラが抱えるものだったりして、このまま終わるのか
と思いきや、終盤の5回でやっとジョンとラッシーのドラマになりました。
そのやっとドラマらしくなったところで終わりなのは、そこで
放映当時打ち切りになったから、ということらしいのですが、打ち切りにならずに、
ジョンとラッシーが引き離されて、ラッシーがジョンに会いに行く過程を引き延ばして
エピソードをもっと放り込めば、いかにも「名劇」らしくなったような気がします。
実際、当初はそうだったのかもしれません。打ち切りになったことで全体のドラマ性の
印象が弱くなったのかもしれません。
そのドラマ性の薄い雰囲気が、森川聡子さんのシンプルなキャラに合っている
という気がしないでもありませんが、現在放送中の『ボンバーマン』を見てもわかる通り、
シンプルでもいくらでもドラマは深くできるわけだから、そうは限らないわけです。
アニメージュ2001/8月号の片渕さんのインタビューによると、『ラッシー』は
漫画映画的な大らかさを描いた、とあるんですが、情景描写としての大らかさは
確かに感じられますが、漫画映画的な娯楽性として成功しているかというと、
どうしてもユルい、という気がします。その原因はあきらかにドラマ性の弱さに
あるんですが、そのためか「作画アニメ」とも取られてしまう危うささがあります。
しかも「作画アニメ」としてもユルいです(たとえば2話で子供のラッシーが階段を
ボール状になって落ちていく表現。他の回でも出てくるのかと思えば、皆無でした)
これは私の妄想ですが、この『ラッシー』のドラマ性のリベンジが、
同じ監督/片渕須直、キャラデ/森川聡子の『アリーテ姫』だったようにどうしても
見えてしまいます。ただ『アリーテ』はドラマ性よりも寓意性が強いんですが。
「名劇」=「不幸話のドラマ」と決めつけたくはないのですが、あえてその基準から言うと、
『ラッシー』は「名劇」らしくなく、どちらかというと今で言うNHK教育アニメ枠に
そのスタイルが近いという印象です。


■そんなわけで、当サイトにつき合っていただいたみなさん、
今年度中はお世話になりました。よいお年を。



2002/12/30(月)

■ふぉうちゅんドッグす 26話
シャー・ペイ(皮膚のたるんだブルドック似の犬)のとみこ(声/雪乃五月)。
女の子の外見と内面のギャップがテーマですか?
シャー・ペイの外見が醜いってのはあくまで人間の基準だと思うんだけどなあ。
前にも書いたけど、人間でやる話をそのまま犬に置き換えてるので、
ちょっとおかしなことになってないか。いや、まあ、そこが面白いんだけどね。

■ボンバーマン・ジェッターズ 14話
脚本/まさきひげ、コンテ・演出/ボブ白旗。
原画に結城信輝、小寺ヒゲ之、ヒゲヒゲ団の声に脚本の前川淳。
ムジョーとヒゲヒゲ団のバラエティ風スペシャル。
パロディ的だったり、エンディングがヒゲヒゲ団バージョンだったり、
いろいろ遊んでいるんだが、頭で考えたギャグという感じで、
たとえばGAのようにとことんバカで突き抜けたところがないのが残念。
やっぱりジェッターズはギャグとシリアス両方あってはじめて
その魅力を発揮する作品だと再確認。
それは、今回の本編よりも、次回予告の小寺コンテの15話の方が
良さげに感じてしまうということからも言える。

■ぷちぷり*ユーシィ 13話
脚本/山田靖智、コンテ/大地丙太郎、演出/吉田徹。
う〜ん、普通+、くらいのコンテかなあ。
『シスプリBパート』の時といい、大地さん、なんか考えがあるんだろうか。
最近は「萌え」がテーマだとかどこかで見た記憶があるけど。
強いて言えばテンポが早い(早回し風の動きとか)のと、
グレンダの恋の妄想描写が「らしい」か。



2002/12/29(日)

■見よう見まねでリンク部にスタイルシートを入れてみました。
それから背景色、文字色を微妙に変更したので、少し目にやさしくなったかも。

■ビッグオー 13話
なるほどね。いろいろ言われているように、
これだけ盛り上げておいて「つづく」はないだろう、という感じのラストですね。
まあ、今回の第1シーズンは第2シーズンの放映を前提としてるので、
何ごともなかったかのように14話の予告がついてましたが。
内容的には、仮藻録さん(12/28)も書いてるように、あの40年前のシーンは
もろ「火の七日間」だよねえ。メガデウス=巨神兵だし。
あと『未来少年コナン』も入ってるかな。
田園のシーンがハイハーバーで、パラダイムシティがインダストリアみたいな。
それからCMで新テーマらしきものが流れてたんですが、なんか『謎の円盤UFO』っぽいです(試聴)。
第1シーズンから第2シーズンへの簡単な経緯は、 脚本の小中さんのサイトを参照。



2002/12/28(土)

■「MUSIC MAGAZINE」2003/1月号
細田守インタビュー読みました。
インタビューっていうか、細田さんに取材した短いコラムなんですけどね。
例の40話、五叉路や道路標識で「分岐点」が強調されることについて、

細田「この話を作ってるとき、『勝負の分かれ目』みたいなことを
ずっと考えてたんですよね。男の人生の分岐点って、勝敗がつきやすくて
結果もすぐ出るからわかりやすい。でも女の人の分岐って、何を選んでも
どっちが正しいのかずっとわからないし、その判断は誰にも出来ないなと
思ったんですよ」

とか、自分の演出法について、

細田「日常にある『おもしろいもの』をちゃんとロジカルにかみ砕いて、普遍性を
持たせられれば、どんな嗜好の人でも共有できるんじゃないかと思うんです。
ロジカルにすることで伝導率を高める、というかね。(略)届く人には届く、
というのが目的じゃないんです」

など、短いながらも深くツボを押さえた内容でした。
なお今度の『どれみ』49話は音楽的に凝った話らしいです。


■プリンセスチュチュ卵の章「猫先生愛のレッスン」
実質総集編。
しかも猫先生による「卵の章」4話と13話のバレエネタの解説や、
あひる、ぴけ、りりえによる動物キャラ紹介など、『チュチュ』らしい凝った構成でした。
「萌え萌えアニメ日記」のりなもさんたちがやってたバレエ解説を、
本家の方でちょっとだけやってみたという感じですね。
年明けの次回もスペシャルらしいです。サブタイは「卵の組曲」。



2002/12/27(金)

Strawberry JAM「喜望峰」(『スパイラル〜推理の絆〜』 OPテーマ曲)PV
15秒TVスポット

『スパイラル』OPと同じく橋本カツヨさんの演出だそうです。
「橋本カツヨふぁんくらぶ」より)

『WOLF'S RAIN』予告スポット



2002/12/26(木)

新海誠氏 新作
『雲のむこう、約束の場所 -The place promised in our early days-』パイロット版公開

いきなり動画上手くなってんじゃん、と思ったら、作画は別の人がやってるんですね。
この作品が正念場という感じ。

『アトムの遺伝子 ガンダムの夢』その10「SFはるかに‥ ゲストは高千穂遙さん」
ゲストはスタジオぬえの高千穂遥氏なのに、半分は富野さんと長浜さんの話ですげえ面白い。
一部書き出そうかと思ったけど、全部面白いのでやめました。
次回は1/9、大河原邦男氏。そのあとついに富野、安彦と続くようです。



2002/12/25(水)

■Witch Hunter ロビン 26話(最終話)
脚本/野崎透、コンテ/平松禎史、演出/村瀬修功、
作監/高橋久美子・中島利洋。
そんなわけで最終回。
今までえんえん思わせぶりで引っぱってきた割りには
その答えとラスト展開が安っぽいという気がしないでもありませんが、
まあ、こんなもんでしょう。それよりも、ストーリーはこのままだとしても、
ドラマ描写が駆け足で、雑だったのが引っ掛かります。特に財前と烏丸の二人の心理。
あと1話欲しかったなと感じます。ネタばらしで前編。そして、すべてを知ってから
各キャラがどうするのかで後編、というように。
結論としては、絶賛は出来ませんが、一定の水準を保ったまま健闘した
シリーズだと思います。好みの問題もありますが、某「ヒートガイ」よりは
安心して観られますし、平松コンテの15話や、大橋誉志光コンテ・演出回などは
なかなか見応えあります。そしてなにより、脚本の野崎透氏の色が濃い作品でした。

■デュエル・マスターズ 10話その3
おおっ、黄昏地獄拳!?って、なんなんだ(笑
ついに黄昏ミミの本領発揮か!?

■ボンバーマン・ジェッターズ 13話
脚本/前川淳、コンテ・演出/菊池康仁。
すげえなあ、少年マンガの王道展開として完璧だ。脚本の手際が見事。
欠点がひとつも見つからん。あとエフェクト面の作画が力入ってたかな。
爆発とか、金田伊功っぽい感じとか。ストーリー的には四天王編の始まりなんでしょうか。
と思ったら次回は違うのか。12/30の月曜日、17:30〜なので要注意。

■花田少年史 13話
なんかもう、クオリティ高くてしかも下ネタ全開というのは
この作品だけだよなあ。また前後編です。



2002/12/24(火)

■満月をさがして 38話
『満月』らしい当たり回。トータルで出来が良かった。
おばあちゃんの気持ちの揺れがしっかり描けてたし。

■新巨人の星2 23話(最終話)
終わりました。最後に星一徹が死ぬんですが、
飛雄馬がどうなるのかというより、星一徹が死なないと
エンドマークが打てないらしい、というのが発見でした。
いきなり死ぬんですけどね、星一徹。
『新巨人の星』、『新巨人の星2』と、実質一つのシリーズと
言っていいんですが、有名な前作『巨人の星』にはさすがに
遠く及ばない出来ではありながら、そこそこ楽しめました。
あとは作画面で、『グレンダイザー』(1975〜77)か
『ダンガードA』(1977〜78)かと思ってしまうような、
レイアウト/荒木伸吾、原画/姫野美智、本橋秀之の回が結構多かったのが
印象に残ります。

なおテレビ埼玉の夕方6時台の前半は、しばらくスポ根アニメ再放送枠でしたが、
年明けから朝6時台の名劇アニメ再放送枠がこの時間に降りて来る
(1月より『家なき子レミ』)ようで、スポ根枠は『新巨人の星2』で打止めのようです。
しかも名劇アニメ枠も『レミ』で打止めのような予感がするんですけどね…



2002/12/22(日)

WEBアニメスタイル/編集長のコラム・第20回 平和の戦士は死なず
更新早い…しかも濃い…
白黒版『009』の第16話「太平洋の亡霊」は未見なんですが、
知り合いに(現在)40代のオタクの人がいて、昔、さんざんあれは凄いと力説されました。
それから原作の『ヨミ編』のラストとアニメとの関係は初耳でした。
東映動画の劇場版2本は子供の頃、よく年末年始にテレビ放映されてた記憶がありますね。

■ビッグオー 12話
戦闘シーンの作画がなかなかすごいんだが、
そろそろ気になるのは、このあとの第2シリーズも同じ程度の
クオリティを保てるのかということなんだけど…

■カスミン第二期 11話
久々に文句なく面白かった。演出も作画もマッチしてた。
『アルジャーノンに花束を』みたいな話ですね。

■おジャ魔女どれみドッカ〜ン! 46話
それなりに大事な話なのに演出が酷すぎるんじゃないのか。

■ギャラクシーエンジェル 第三期 23・24話
原画に柴田由香さんと林明美さんの名前があったな。
後半?



2002/12/21(土)

峠の茶屋お絵かき大会・茶屋主人による作監イラスト一挙公開(PDFファイル)
次の「ルパン三世マガジン」では大塚さん自身のルパン漫画も始まるそうで…すごい72歳だなあ。

■名犬ラッシー 19話
今回のクリスといい、ちょっと前のプリシラといい、
ゲストキャラの方がドラマ持ってるんだよな。

■デュエル・マスターズ 9話その5
なるほど、黄昏ミミは神殿の関係者なのね。
神殿に入っていく勝舞に、胸騒ぎをおぼえるミミ。ちょっと面白くなってきたかな。

■機動戦士ガンダムSEED 12話
除隊許可証とか折り紙とか、小道具の使い方は上手かったが。
来週は大気圏突入ですか。

そうか、あれはフレイの策略だったのか。
放蕩オペラハウスさん(12/21)とこ見て気づいた(笑



2002/12/20(金)

■12/20発売『週刊プレイボーイ』富野監督インタビュー

例によって一部書き出し。
今週は他にも『週刊アスキー』や『SPA!』と、キンゲ関連の露出が多かったわけですが、
この『週プレ』の富野インタビューが一番らしくて面白いです。

シベリアロケで見た光景について。

富野「この地方の若い女性はブラウスの第2ボタンまで開けてブラジャーを見せつけながら
歩いているんです。で、なぜだろう?と思って眺めてみると、こっちに気づいたのか逆に
胸を張ってアピールしてくる…。その瞬間、わかったね。ここの女性たちは、ちゃんと
口説き落とせば絶対にヤラせてくれる! 事実、ロシア人のガイドに聞いたら、みんな13歳
くらいで男を知ってしまうらしいんです。シベリアは世界的に見ると圧倒的に田舎なんだ
けれども、ここでこういう光景が見れるといことは、つまりセクシュアリティの表現
というのは本来、オープンなものだったんじゃないかと気づいたんです。それから比べると
我々の性表現やセックス感はイビツだと思いますね」

そこから、『週プレ』ではガンダムの特集をやるとグラビアの巨乳よりも人気が高い、
という話に対して、

富野「当事者のひとりとしてはありがたいんですが、できたら巨乳を選んでほしいのね。
しょっちゅうおっぱい吸ってるわけにもいかないから気晴らしにガンダムを見る、そうある
べきだと思いますね。というのも、そういうものにハマっていると女性をきちんと口説けなく
なってしまうと思うんです。今の携帯電話を使った出会い系サイトの問題というのも、正当に
相手を口説いてないからこそでしょう。やさしく言うと全部メールですませないで、ちゃんと
ラブレターを書け! 面と向かって渡せ! そこで地獄を見るのも大事なことだと思いますね。
今回の『キングゲイナー』でも思春期の少年が全身全霊で愛の告白をしたらどうなるか? いや、
どうにもならないよ。まあ、そんなもんよね、というのを描いています。
要するに…フィギュア好きはよくないということです」



「オーバーマン キングゲイナー」DVD発売延期のお詫びとお知らせ

>収録された第1話の映像が本来収録されるべき放送用映像ではなく、
先行試写用のものであったことから、発売を延期することといたしました。
[DVD第1巻]
2002年12月21日(土)から2003年2月14日(金)に変更
[DVD第2巻]
2003年01月25日(土)から2003年2月14日(金)に変更

こりゃきついな…
レンタルビデオの方もそうなのか?

灰羽手話解析「見下げ果てた日々の企て」より)
他にもいろいろありそうですね。



2002/12/19(木)

■シスター・プリンセス Re Pure 12話Bパート咲耶
コンテ・演出・作監/長濱博史。原画に平松禎史。
最後にして予想が当たりましたな、ミヤジマさん。

■灰羽連盟 12・13話(最終話)
13話。レキの部屋。
羽が黒く染まり、「悪魔」に見えるレキ。そして「天使」のラッカ。
繭の中の天使と悪魔。
ラッカはレキの「鳥」となり、レキは救いを求めることで救われる。
レキの「かりそめの行為」=「弱者のための踏み石」は本質となり、再生し、巣立つ。
レキの部屋のシーンの作画はおそらく岸田隆宏さん。
クレジットにはよく見えないが荒川真嗣さん
(『クレしん』劇場版、『パトレイバー』劇場版などの原画、
先日の『キングゲイナー』14話原画)らしき名も。
一番凄いシーンにもっとも上手い人をもってきて
壮絶なシーンなりました。最後の最後で傑作になりましたね。
地獄スケジュールをしのぐどころじゃなかったです。
もともと原作の安倍さんのイメージがしっかりしていたのと、
それをスタッフが理解し、支えた結果なんだろうと思います。
好きな人はDVD買う価値あると思います。13話だけは欲しくなったなあ。

■『ゼルダの伝説 風のタクト』と小田部羊一氏との関係
峠の茶屋いっぷくBBSより)

>小田部さんから電話があって、
「HPをみたけど、あれは僕じゃなくて、
若いゲ−ム・デザイナ−が昔の東映のファンで、
勝手に影響を受けたらしく、そういえばよく似てるなぁ、
あの形の源流が埴輪からだ、ということなど知ってたのかなぁ・・・」
とのことでした。

『アトムの遺伝子 ガンダムの夢』その9「一寸の虫にも五分の魂‥‥ゲストは、鈴木良武さん」
次回、12/26更新のゲストはスタジオぬえの高千穂遥氏。



2002/12/18(水)

■ボンバーマン・ジェッターズ 12話
脚本/吉田玲子、コンテ/小華和ためお、演出/吉田俊司。
前回の後編。
脚本が相変わらず薄いのは吉田玲子さんらしいけど、
コンテのノリが違う、と思ったら別の人だった。
全体的にしんみりした感じで悪くはなかったけど。

■Witch Hunter ロビン 25話
脚本/野崎透、コンテ・演出/大橋誉志光。
ロビンが作られたウィッチであることが判明し、
ファクトリーに乗り込んだロビンや亜門、STNJのメンバーと凪羅は
そこでオルボの正体を知る。
決戦前夜って感じですな。カット割り、レイアウト、作画、力入ってました。
ジュリアーノただ設定語りに来ただけなのか、という気がするけど、
ロビンとの問答がそれなりに宗教的な「らしさ」があるように見えるのと、
なにより声が津嘉山正種なので(笑)説得力あるし、ということでまあいいでしょう。
そんなわけで、来週の最終回は、脚本/野崎透、コンテ/平松禎史、演出/村瀬修功、
作監/高橋久美子の最強布陣なので期待。

■花田少年史 12話
脚本/高屋敷英夫、コンテ/志村錠児、演出/根岸宏樹。
良かった。今のところ一番好きなエピソードかも。
体を入れ替えたら自分の娘に出会う、というシチュエーションがなんともいえないし、
瀕死の体が、一路が入ったことで持ち直し、春彦の方は子供の体になったことで
自分の気持ちがはっきりする、という構成も見事。しかも、いつもの
せつなさとある種の泥臭さのバランスの取り方は、今まで以上に効果的に作用している。
だぶん原作自体の出来の良さもあるんだろうけど、それをきちんとアニメにする
力量も充分感じました。



2002/12/17(火)

■ビッグオー 11話
定番のクリスマスネタなんだけど、こういう洒落た感じが
もっとも『ビッグオー』らしいのではないかと。脚本が秀逸でした。

■おジャ魔女どれみドッカ〜ン! 45話
今シリーズのノルマをようやく消化し、あとはメインキャラの最終総括を残すのみですか。
1月いっぱいのようだから、細田49話あたりで盛り上がって終わりでしょうか。

■プリンセスチュチュ 16話(前)
う〜ん、これは雛の章全部終わってからコメントした方がいいかねえ。

■新巨人の星2 17話
死神ゴスマン。
インドから丁寧に日本語でエアメールを飛雄馬に送ってくるゴスマン。
第3の目で蜃気楼ボールを打とうとするゴスマン。
以前出てきた喧嘩屋マックと声が同じ小林清志さん(ルパンの次元の人ね)だよ!
ちょっと気になって調べたてみたら、第1作のオズマも小林さんだったのね。
怪しいインパクトだけで演出酷かったなあ(笑

WEBアニメスタイル/編集長のコラム・第19回「あ、流れ星」への長い道のり
『009』は思い入れが深いので良くわかる話です。
個人的には「あ、流れ星」はやっぱり『ナディア』と『ザンボット』ですね。



2002/12/16(月)

■ぶぶチャチャ 18話その2
ピョコを可愛がってたのはボクのパパではなく、おばあちゃんの方でしたか。

■ギャラクシーエンジェル 第三期 21・22話
今回は前半後半両方とも、文句なく面白かったような気がするのだが…
なんか観る側のギャグセンスが問われるアニメだな。

ハイビジョンドラマでもそうなんですが、
映像が妙にはっきりしていて空気感がないんですよ。
ビデオは被写界深度が深い(奥までピントが合う)のでそのせいだと思うんですが。
(ARTIFACT −人工事実−12/16)

(すいません、しつこくて。これでやめます)
となると、結局は昔から言われてるフィルムとビデオの違い、
という話になってきますね。まあ世代的なものもあるかもしれないけど、
私としては、少なくとも特撮と時代劇はフィルムじゃなきゃいかんと感じますねえ。

氷川さんのキンゲ14話感想(氷川竜介のホームページ・日記12/14)
前にも、アニメが「映画的」(主に画面のレイアウト)にこだわり始めてから
作画の「動きの楽しさ」を失ったのではないか、と書いたことがありましたが、
あの14話は久々にそれを覆す「事件」でした。
まだまだ捨てたもんじゃないなあ、と感じ入りました。


■いかん、本格的に風邪引いた…



2002/12/15(日)

■カスミン第二期 10話
フランシーヌ…
フランシーヌの場合は…(すまん、ネタが古すぎた。リンク先音楽鳴るし…)
カスミンってあれだよね、
たまに、ゲストキャラのデザインがえらく良かったりしますよね。

この前『仮面ライダー龍騎』を見ていて、興味が湧かなかったんですが…
(ARTIFACT −人工事実−12/14)

私は特撮もアニメと同じように好きなんですが、
(幼少のころは実はアニメより特撮好きでしたし)
クウガ以降のライダーだけは駄目ですね。
よくわかりませんが、映画的じゃなくて歌舞伎っぽい、
というのは同感です。「伝統芸能」は嫌いなわけじゃないんですが。

■つーわけで、昨日からなんか風邪引き一歩手前の状態で今日は昼まで寝て
キンゲ14話のあらすじ書いたりしていたら力尽きたのでこのへんで。



2002/12/14(土)

氷川竜介のホームページ・日記12/11より

>やはり映像はロジックが基本。いや、ロジックを描くということではない。
描くのはあくまで感情なのだが、小説の文章(つまりロジック)がちゃんとしていないと
感情が伝わらないのと同じで、映像なりの文法レベルでのロジックがないと、
何も伝わらないということが確認できた。
ただ、その映像ロジックの組み立て方法の根元的なところは、
やっぱり言語化しづらいところがあるんだろうなあ。

『千年女優』DVD用今敏監督取材での話。
よりエモーショナルであろうとするためには、
よりテクニカルでなくてはいけない、ということ。
「感情」を伝えるには理屈が必要、ということだが、
これは実践と理論化がなかなか難しかったりする。


■機動戦士ガンダムSEED 11話
多少は脚本がまともになってきたかなという感じですか。
フレイが思わせぶりだけだったのが残念です。
来週は活躍してくれるでしょうか(笑
それから、冒頭の艦内軍法会議や、
戦闘時のアークエンジェルブリッジ内のセリフとか、
設定を律儀に生かそうという姿勢が印象に残りますねえ。



2002/12/13(金)

宮崎駿監督『ハウルの動く城』2004年夏公開

押井守監督『イノセンス GHOST IN THE SHELL』(仮題)2004年春 東宝洋画系公開



2002/12/12(木)

■灰羽連盟 10・11話
ラッカは前回で試練を乗り越えて(よくはわからないが)仕事は得たと。
で、今週はレキをラッカの「影」と位置付けて(10話)、「影」を救済しないかぎり、
ラッカも救われない(11話)、ということでしょうか。そして、レキはラッカに
クラモリの姿を見る、というのが次週かな?
早いなあ、あと一回だよ。

『アトムの遺伝子 ガンダムの夢』番外編「用心棒は、影武者(ゴーストライター)‥?」

Vガンダム5話
あそこは良いシーンですよ。萌えとかに関係なく。
Vガンまた観たくなってきたなあ。



2002/12/11(水)

『成恵の世界』三人語り公式より)
総監督の芦田豊雄、監督の森田浩光、主演女優の能登麻美子による座談会。
『成恵』ってそんなに難しい話だろうか。ちょっと不安。

■巡回先で見かけましたが、例の『灰羽』8話の子供たちのシーンの原画は
松本憲生さんらしいです。クレジットにあったかどうかはわかりませんが。

■ボンバーマン・ジェッターズ 11話
脚本/吉田玲子、コンテ・演出/岩崎知子。
さすがに小寺コンテには及ばないけど、テンポ良くて面白いなー、
この出来なら合格だなー、とか思ってたら、あら、脚本/吉田玲子、
あら、コンテ・演出/岩崎知子。どうしたんだ、いったい。
確かに脚本は薄いけど(笑)、演出が救った良い例。

■Witch Hunter ロビン 24話
脚本/野崎透、コンテ/松尾衡、演出/梅川理志。
「オルボ」を巡る財前とソロモンとの関係の謎を追うSTNJメンバー。
関係が整理され、わかりやすくなって、終盤の盛り上がりらしくなってます。
あと2回。

■花田少年史 11話
脚本/高屋敷英夫、コンテ・演出/田中敦子。
絶妙な引きだった。続き物なんですけどね。次回は必見かも。
回を重ねるごとにレベルアップしてるな、このアニメ。



2002/12/09(月)

■デュエル・マスターズ 8話その1
先々週あたりからほとんどギャグアニメになってるんですけど。

■ぷちぷり*ユーシィ 10話
脚本/花田十輝、コンテ・演出/秋山勝仁。
なるほど、王子(アルク)が出てくると話が締まるな。
ユーシィの「体は子供」という設定が、恋愛話でやっと生きた感じ。
王子の「ユーシィのおでこ」萌えも伏線になっていたし、全般的に演出も良かった。
あと小物では砂時計の目覚ましが良し。



2002/12/08(日)

■アニメージュ1月号

・設定資料は『ロビン』
・「この人に話を聞きたい」は『花田少年史』OPを手がけた平田敏夫(前編)

■ニュータイプ1月号

・噂の『エヴァ』はもう明らかになってますが新作ではなくDVDリニューアルですた。
・設定資料は『灰羽連盟』。安倍さんのラフとか、街の設定とか
・『マシンロボ』監督、神戸守さんのちょっとしたコメントも



2002/12/07(土)

■花田少年史 10話
引越しのトラックの運転手が大塚康生さん似なんだけど、
考えすぎ? テレコム回でもないし。

■ふぉうちゅんドッグす 23話
脚本/藤本信行、コンテ/斉藤博、演出/三宅網太郎。
ポロンがあっさり死ぬところが割と衝撃だったりするんですが、
これが意図的な演出かといえばそれだけでもないような気がしました。
つまり、今回の脚本がかなり重いのは確かですが、普段からの演出上の
「ぎこちなさ」も加味されてあの衝撃感は成立したような、
演出がむしろ下手だったからこそ成立したような、そういう微妙な感じを受けました。

■プリンセスチュチュ 15話(後)
脚本/池田眞美子、コンテ/佐藤順一、演出/室谷靖。
なんか雛の章に入ってだんだん興味薄れて来てるんですが…
私の中では卵の章で終わってるんだよなあ。
りりえがどんどんおかしくなって来てるんだけど(笑
ぴけがいけにえとして捧げられるシーン、ぴけと王子をそれぞれ
多数のザコカラスたちが支えて土台になってるのが舞台劇っぽいです。
ED、さすがに黒ベタのままではまずいということなのか、
アヒル姿のあひるのアニメ(作監/伊藤郁子、原画/小林明美)が入りましたな。

■機動戦士ガンダムSEED 10話
ハロがいっぱい…悪夢のような絵だ。
足つきの艦内もギスギスしてまいりました。
フレイは最高(笑
最後のラクスの使い方は悪くないけど、セリフ回しがなあ。



2002/12/06(金)

キンゲスレ職人さん作品集(テンプレ@シャア専キングゲイナースレ内)

想像してごらん氏の仕事は驚異的なのでこっちでも紹介。



2002/12/05(木)

■灰羽連盟 8・9話
8話、予想どおり作画が良かったです。作監/田中雄一。
外に出たラッカとレキと子供たちのシーン。そして洋服屋のところ。
キャラの線がシンプルになってる原画は岸田隆宏さんっぽいです。
他にも風車(?)の下で泣くラッカ。森、井戸のシーンなど、
上手い原画が結構ありました。
ただ、原画マン確認したいんだけどEDクレジット見にくくて判別できない…
確認出来たのは『lain』の原画をやった松竹徳幸氏のみ。
岸田さんの名前はなかったような。
話としては、イヤ展開→暗闇を彷徨って→再生、
という、意外にオーソドックスな流れらしい。おそらく街の外に出るんじゃなくて、
ラッカが、自分の街の外での記憶(灰羽になる前の記憶)と折り合いをつけて、
街の中に居場所を見つけるという展開ではないかと予想。
そこに居場所を見つけられない孤独なレキを、
ラッカに対するダークサイドとして上手く位置付けると面白くなる。

『アトムの遺伝子 ガンダムの夢』その8「ユタカの上のぺこぺこが最初」



2002/12/04(水)

■「日経エンタテインメント!」2003年1月号
飯島愛対談連載『お友だちになりたい!』/ゲスト:富野由悠季

真面目な内容でした。以下いくつか書き出してみます。

飯島「アムロとかの名前をつけたのも富野さんですか」

富野「そう。変な名前をつけるのが好きなの。で、自信があったわけよ。
アムロって名前は絶対に実在しないだろうって」

飯島「安室奈美恵が出てきたときにかぶりましたよね」

富野「いえいえ。オンエアして3ヵ月目にね、ファンから手紙が来てガックリきたの。
沖縄にアムロ島って島がありますって。それで、オンエア終わってからその島に行ってきましてね」

飯島「どうでした」

富野「長さが250メートルくらいで幅が50メートルくらい。そんな小さな島だけど、
なぜか名前がついてて、アムロ島っていう。そこに映画版のときに作ったガンダムの
コインを埋めてきた」

キングゲイナーについて。

富野「シベリアの冬から物語が始まってるのね。シベリアの雰囲気を出すために、
絵作りでは太陽の高さに気をつけてるの。常に太陽光が横から入る構図にしてる。
(略)
ほら、(キャラを説明しながら)これがゲイナー君。始めはゲーマーで内気な子だったけど、
だんだん元気になって、2日前に仕上げた絵コンテでは、ついに大衆の面前で
『僕はサラを愛してるよ』って言うまでになったの」

飯島「サラのことが好きなの?」

富野「そうです。僕はサラみたいな子嫌いだけど。もうちょっと女になってくれないとね。
僕が今のアニメファンとか、アニメつくってる人が嫌なのはね、女が好きじゃなくてね、
女の子が好きなのよ。おじさんとしては、そこが我慢できないのね。僕が(今まで
手がけたキャラのなかで)一番好きなのはキシリアかな」

『Zガンダム』について。

富野「ガンダムに関して言うと、作り手としてはファーストガンダムでやめとけばよかった。
ところが商売という観点からみると、2本目のガンダム、つまりゼータガンダムありがとう、
っていう話です。ゼータはとにかく暗いガンダムなの。若いやつがちっとも元気がないから、
お前らこうだからダメなんだよ、というつもりでつくったんだけど、逆にそれでガンダム人気に
火がついた。あまり気に入ってなかったけど、それなりに受けたし、マーケットが広がっちゃったので、
そのあといろんな人がガンダムをつくるようになったわけですよ。そのおかげで20年ももちましたという
ことだけど、なんだかなぁというのはあるね」

新しい企画。

富野「僕が今考えてる新企画のテーマは純愛なの。それで『ベルサイユのばら』と
『キャンディ・キャンディ』を昨年(01年)初めて全部読んだけど、本当にすごいと思った。
(略)
僕が真面目に女の子向けを考えてるのは、CG技術の進歩でようやくアニメで着物に柄が入れられるように
なったから」

関係あるのかないのかわからないが、
ボツになったノベルス『どろろんKAGUYA』は少女向けなのだろうか。


■ボンバーマン・ジェッターズ 10話
脚本/前川淳、コンテ/小寺勝之、演出/中山岳洋。
全編シリアス。
小寺コンテとしてはいまひとつか。
それでも充分レベルは高いのだが、全体的にのっぺりした感じがあった。
(まあ、ムーディな感じとも言えるのだが…)
シャウト、ボンゴ、ガングの3人やヒゲヒゲ団をギャグ担当として
もう少し見せ場を作って上手く挟み込めば、メリハリが出来て、逆に
ミスティ、シロボン、バーディたちのシリアス部分が生きたんじゃないのかな。
脚本の出来はそんなには悪くないんだが…どうも小寺コンテには期待しすぎてしまう。
アイキャッチは毎回凝ってて良いです。

■Witch Hunter ロビン 23話
脚本/野崎透、コンテ/山中栄治、演出/彩勍他。
凪羅が亜門の腹違いの兄だったりとか、
亜門の素性と彼の抱えるものが多少明らかになったり、
財前が邪魔者を消そうとしてSTNJのメンバーを狙い始めたり、
関係がはっきりして来てクライマックスらしくなってきたわけだけど、
亜門があっさりロビンのハントをやめるところはどうなのか。
前半で思わせぶりなセリフを言った割には後半あっさりしすぎじゃないのか。
たぶんあと残り3話くらいだと思うけど、亜門に関してはもうひとひねりあるんだろうか。
それはそうと確かにソロモン本部の特殊部隊と、ファクトリーの部隊は絵的に
まったく同じで紛らわしいですね。



2002/12/03(火)

「学園戦記ムリョウ 〜佐藤竜雄監督の世界」イベントレポートMedia Generation
詳細なレポートです。
私としては『赤ずきんチャチャ』のコンテのテンションの高さの秘密が
少しわかったような気がしました。
なかなか盛り上がったようですし、
こういった一般向けの(オタク向けだけでない)
アニメイベントはもっと増えるべきなんでしょうね。

今石洋之初監督作『Dead Leaves』設定
一部「フリクリ」っぽかったり、「サンダーバード」風だったり。

『Witch Hunter ロビン』テレビ大阪とAT-Xで放送開始カトゆー家断絶より)
テレビ大阪は1月8日/26:35〜から。AT-Xは12月9日からとのこと。



2002/12/02(月)

■プリンセスチュチュ 15話(前)
るうと邪悪なみゅうとの差し金ではめられていくふぁきあ。
そして雛の章に入ってようやく、ぴけとりりえが前面に出てきますか。

■名犬ラッシー 5話
脚本/松井亜弥、コンテ/ワタナベシンイチ、
演出/片渕須直、作監/佐藤好春、原画に平松禎史。
汽車のシーンや、橋の上で傾く馬車、
その他作画面で見どころ多いです。
これは上手い、というところは平松さんなんだろうなあ。
ナベシンのコンテも面白かったです。

■ガンダムSEED 9話追記
フレイの父親はアデナウアー・パラヤでしたね。
逆シャアの。それだけなんですが。

ぶぶチャチャのスタッフクレジットは最後まで出ません。
だから公式で確認するしかないんです。

■それから、しゅうさんの独り言で紹介されてた
アニメーターさんのサイト。
http://www2.tky.3web.ne.jp/‾kotno/
まだよくわかりませんが覚えておきます。
『ななか6/17』が楽しみですね。

■『灰羽』はスタッフがいかにして
困難を切り抜けるかを見るためのアニメです(笑



2002/12/01(日)

■ぶぶチャチャ 17話その2
脚本/おけやあきら、コンテ/佐藤卓也、演出/くし秀彰。
ボクに対するチャチャと同じく、
ボクのパパの車の玩具にも(おそらく)昔可愛がっていた
カエルの魂が乗り移ってる(?)というのが良かった。
なおNHK教育での再放送は、公式にある順番とは違うみたい、
ということに今頃気づいた。

■機動戦士ガンダムSEED 9話
お、はじめてちょっと面白いと思ったよ。
盗人の次は人質なのか、足つき。
しかたないので盗人、しかたないので人質、という
展開法が続くとそのうち行き詰まると思うんだけど。
それから今日はフレイ祭りでしたね。
いいキャラだなあ(笑)。前半で胸も見せてたし。

■ビッグオー 9話
脚本/吉田伸、コンテ/山下明彦、演出/佐藤育郎。
コンテが面白い。
乾いた、洒落たスタイリッシュな感じのまとめ方は好み。
戦闘シーンはロボットアニメしていた(誉め言葉)。

■カスミン第二期 8話
カスミンはこういう騙し絵風な感じがいいのかも。
あんまり謎解き方向で広げない方が。






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