SIDの試聴
SIDの試聴


bebeさんがサウンド改善ディスク「SID」というものを購入されたとのこと。 なかなか良いものだというお話をお聞きし、ぜひ一度聴いてみたいと思っていました。 似たようなもので、以前CDの縁を緑のポスカで塗ったことがあります。
確かに音が多少落ち着いた感じにはなりましたが、買うCD全部にポスカを塗るのはめんどくさいし、 それほど大きな効果でもなかったし・・。結局やらなくなっちゃいました。
このSIDというものは1枚4000円〜5000円程度の価格のようです。
以前の私でしたら、すぐ買っちゃったのですが最近の節約生活では簡単には買えません。
「お金は大事だよ〜。」とCMでもやっています。たかが道楽ですから、よく吟味してたいした物 でなかったら購入は見合わせないと・・。年をとるごとに慎重になります。
アコースティックファイルというところで輸入しているようです。
サイズも2種類有り、だいたいのものはMODEL14というサイズでOKのようです。
サブのケンウッドのDPF-7002もメインのソニーのCDP-X5000もソニー方式のトランスポートですのでMODEL14でOK。
SID本体はけっこう薄く、コピー用紙2枚分位の厚さでしょうか。しかし強度は結構あります。
このケースには"Please SID Disc matt side down on top of CD to cover label."と書かれています。
つまり「CDの印字面に、SIDのざらざらの面を下にして置け」ということだと思います。
確かに片面は、ややざらざらしていて、もう片面は少し光っている感じです。
まずは、サブシステムで聴いてみました。
CDP:ケンウッドDPF-7002→ヘッドホンアンプ:サトリSCA-7510→ヘッドホン:ゼンハイザーHD600という構成です。
CDを置き、その上にSIDをていねいに中心に置きます。センターはしっかり合わせます。
心配でしたが、毎回ちゃんと読み込んでくれており、センターが外れたことは今のところありません。
送っていただいたbebeさんに、とりあえずSIDの到着のお礼ついでに簡単に感想を書こうと思い、チョイ聴き。
(..)これはなんでしょうね。「なんでこんなに浸みるんだろ・・。」と言う感じです。
女性ボーカルものをパソコンでメールを打ちながら聴いていたのですが、歌詞がひしひしと 伝わってくる・・。
悲しい気持ちがすごく伝わる・・キーボードを打っていた手が止まってしまいます。( ・_・;)
これ、もしかしてすごいんじゃない。
となれば、今度は気合いを入れてメインシステムです。
CDP:SONY CDP-X5000→DAC:サトリDAC-2000→PRE:サトリSCA-7510改→MAIN:サトリAMP-5512K改→SP:タンノイ大きくて古いの という構成です。
(写真のX5000はスタビライザーが載っていませんが、CD→SID→スタビライザーの順に乗せます。)
古いタンノイでクラシックを中心に聴いてみました。すごく聞きやすい。 なめらかさというと何となく解像度が低いイメージを持ちますが、なめらかだけど解像度が上がる感じ。 それぞれの楽器がよく分かり楽器数が増える感じだけれども、全体のまとまっており安心して聴けます。 つまり、細かい音が聞こえるのに全体がまとまっているんですね。ある種の音が飛び出さない感じです。 こだわらずに聞こえると言ったらいいのか、音楽に入り込めて気にならないと言ったらいいのか。 ピアノの弦のふるえやホールに広がるエコー感も感じることができました。 低音の質も良くなって、右手側のチェロ・コントラバスの旋律もよくつかめます。
なかなかすごいじゃないですか。



スピーカーをソニーに切り替えて、ジャズも聴いてみました。
何回か聴いている曲でも、「こんな音が入っているんだ。」と発見があります。
サックスなどの吹いたときノイズ感もよく出ます。

元の音はどうだったんだろう・・と思い、ためしに・・SIDを外してみました。
といっても、緑のシートを抜くだけですからたいした手間ではありません。
ピアノ協奏曲では妙にバイオリンがしゃしゃり出てきたり、ピアノがきつい音で鳴ったり。
バランスが崩れた感じです。「前はこんな音で聴いていたのか。」とビックリです。耐えられません。

よい物をbebeさんに紹介していただきました。これは聴いたら良さが分かるものです。
逆に言えば聴かなかったら「この良さは分からないだろうなぁ。」と思います。
(単なる緑の円盤ですものね。CDの新譜を1枚買うか、家族でラーメンを外食・・と普通思いますよね。)
私は、早速2つお願いしました。bebeさんにSIDを紹介していただき、試聴ができて本当に良かったです。(2004.01.25)