KENWOOD CDP DPF-7002 OSコン化
KENWOOD CDP DPF-7002 OSコン化


ケンウッドのCDプレーヤーDPF-7002のメイン基板のコンデンサを三洋のOSコンに交換します。
何故、こんな面倒なことをしたかというと・・・
以前、Ogu氏からこのCDPをOSコン化したものを聴いたときとても印象が良かったと言う話を お伺いしていたのと、愛用のサトリアンプがOSコンを多用しているためCDPもOSコンを使用してみようと いう気になりました。

まず、メイン基板上にどんなコンデンサが使われているか調べることにしました。

メイン基板に使用されているコンデンサ
(これで注文したら16SA47Mと16SA100Mが何故か1個ずつ余りました)


使用箇所電圧V容量uf個数OSコン対応
SERVO500.471対応なし
SERVO502.21対応なし
DF35101対応なし
POWER50101対応なし
DAC1622416SC22M
SERVO35474対応なし
POWER63471対応なし
POWER1647916SA47M
DAC50472対応なし
DAC2547225SC47M
DAC35472対応なし
DAC1647416SA47M
SERVO10100416SA100M
POWER10100116SA100M
DAC10100416SA100M
DAC16100816SA100M
POWER1633004対応なし
全数--5336


DAC周り、コンデンサ交換前の購入したままのCDP基板です。
この、バーブラウンのPCM1702が8個パラで積まれているのが、このCDプレーヤー(単体DAC代わりとして使われている方が多い) の売りの一つです。
「1個9000円程度したDACチップが何で8個も入ってこの価格(当時の定価58000円)なのか?」という内容をあちこちで 見ました。
そのDACも単に左右チャンネル4パラで行っているわけではないようです。配線を追っていくと、途中何カ所かでブレンドされているのが 分かります。「8fs-20bit×4シフトパラで32fs-22bit」ということを理解しないと難しいようです。
一時期、電流出力にしようかと思いましたがこのCDPは私には難しすぎる・・止めました。
OSコンに交換したDAC周りです。ノーマルのELNAのコンデンサに比べやや太いため、ちょっと「押しくらまんじゅう」です。
このCDプレーヤーは要所要所に適切なコンデンサを選んだ・と言うより、電解コンデンサ全部はELNAの同じブランドのものです。
他のK’sの蓋を開いてもこのコンデンサがよく出てきます。ここらはコストの問題なのか、それとも設計者の好みなのでしょうか。

右下に立っている板状のIC、奥の方に2つ立っている同じく板状のICはオペアンプです。
これでブレンドしているようです。
整流直後のノーマルの基板です。
余談ですが・・ヤフーやgoogleで”DPF-7002”と検索すると、私のホームページがおもむろに出てきます。
特にクロック交換については一番上に出てきていますので、かなり参考にされている方が多いのではないかと 思います。
多くの方に見ていただき、ありがたいです。またやる気が出てきます。
でも、DPF-7002ではもうやることがないような感じです。(秘密にいろいろいじっていますし・・。)
同じ部分をOSコン化したものです。
オペアンプはソケット付けにして交換しました。上には怪しげなアルミが貼ってあります。
写真上側が整流用の大容量電解コンデンサ(3300uf)です。
写真右下がカップリングコンデンサにあたるようです。(写真には写っていません。)
ノーマルの基板全体の様子です。
余談ですが・・
某巨大掲示板で「DPF-7002のトランスを筐体の外に出すと低音が出るようになる。」という書き込みがあり、私なりに 実験をしてみました。・・が、私の所では大きな変化は感じられませんでした。
実験の行い方や、トランスの位置どれくらい筐体から離すかによってかなり条件が異なると思います。
追試される方がいらっしゃいましたら、様子を教えてください。
ただ・・一番の問題は筐体から外に出たトランスに万一触れると怖い・・と言うことです。
OSコン改造後の基板全体の様子です。
クリックしても拡大しません。ごめんなさい!(--;)ホームページの容量がなくなってきていますので・・。
真ん中は例の高精度クロック、ICの上には怪しげなアルミが貼ってあります。他いろいろと やっていますが、ノウハウかと思われるものもありますし、おまじない程度のものもあります。
これだけ手を入れたCDプレーヤーは初めてです。このCDPを通じてかなりのノウハウとテクニック (特に半田の吸い取りの鍛錬(爆))が身に付いたと思います。
これが、OSコンと交換したELNAのコンデンサです。写真に写っていないのがあと10個位。

OSコン化により、情報量がとても増えます。こんな音が入っていたのかと思うことが多くあります。 音自体もしなやかで静か。細かい音がしっかり聞こえて雰囲気が出ます。
メインシステムに比べかなり聴き劣りがしていたサブシステムですが、けっこう聞きやすいシステムに なり満足です。このCDPから送りサトリSCA-7510を経由してヘッドホン(HD600)で聴いています。
以前より長時間聴いても疲れが少なくなり、気持ちよく音楽に浸れます。特にクラシック、女声ボーカルはいいですねぇ。(^.^)


クロック、ダイオード等々と手を入れてきたDPF-7002ですが、OSコンへの交換で改造もほぼ 終わりになった感じです。よいCDPですので、今後とも大切に使用していきたいなぁと思っています。 (2003,5,17)