黒セーム革で対策
黒セーム革で対策

懸案のEK−ジャパンの管球バッファ付き
CDプレーヤーを黒セーム革で対策しました。
久しぶりに聞く、TU−876CDの音は値段の割にはなかなかです。
電池駆動にすると、左右に音場が広がります。
右チャンネルの低音は下から音がするように感じられます。
でも、このCDプレーヤーは高音が気になるんですよね。
うるさいというか、耳に付くというか…。
私なりに改良してあるのですが、まだまだ長時間は聞ける状態ではありません。
価格の安いキットで、「作るお楽しみ分」もあるわけですから仕方ないんですが…。

これは、黒セーム革の片面に両面テープを貼り付けている写真です。
途中まで貼り付けました。
高級機って、パッと聴くと高域がでていない印象のものがあるように思います。
でも、よ〜く聴くとバランスよく高域が出ていて品位が高い。臨場感も桁違い。
「あんな音にしたいなぁ」と普及機をいじったことがあります。
高域を落としたり、グライコで周波数特性を変えて低域・中域をあげたり…。
でも、高級機の音にはなりません。鼻が詰まって、ボコボコ低音の音。
久しぶりに聴いた、TU−876CDの音は高域がキツイ音でした。

写真の説明は…
余分な両面テープを切り取るとこのようになります。
上の写真を裏返したものです。
両面テープが革の片面に付いているので、丸くなってしまいます。
この状態で、型紙を両面テープの付けていない「黒セーム革の方」に当てます。
そして切り抜きます。
几帳面に正確な型紙を作っても革ですので多少貼っていく途中で伸びます。
ここらは仕方ないところでしょう。
黒セーム革を貼り付ける前の状態です。
デジカメのフラッシュでも、これだけ光ります。
ピックアップの光がフラッシュと同じではないと思いますが
けっこう黒色も反射しますね。
黒セーム革を貼りつけました。
サブ機なのでCDP−X5000より丁寧ではないです。
時間が気になったり、気が抜けるといい仕事になりません。
でも、できれば完璧を期したいので、
ピックアップの周囲のプラスチック部分も貼っちゃいました。
でも…ピックアップ周囲は全部剥がすことに…
全く読み込めなくなってしまう場合。

CDの種類により読み込めなくなってしまう場合
が生じてしまいました。


さてさて、試聴です。
久しぶりに「黒セーム革なし=ノーマル」と「黒セーム革付き」
の比較ができました。
高音のとげとげしさは少なくなりました。
そして、なんと言っても雰囲気が出るようになりました。
これはCDP−X5000の時と同様です。
ピアノの細かい音が聞き取れて、分解能が上がり柔らかい音になった印象です。
この何ともいえない雰囲気は黒セーム革の特色ですね。
CDP−X5000の時は、低音が出るようになったように感じたのですが、
今回はあまり、そういう印象は受けませんでした。

少し、エージングしてみました。
もう、戻れません。黒セーム革の音は安価なCDプレーヤーの方が、聞きやすくなり
効果が大きいように思います。
弦楽器の雰囲気やなめらかさ、ピアノの余韻が全然違います。
言い方を変えると、「大人しくなった」と言えると思うので、
クラシック好きの人にはいいと思います。