2008年BEST映画

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  ここ最近不況の影は映画界にも浸透しているようで、ただ、それは不況のせいだけではなく、映画の中身自体が衰退しているせいだと思えてなりません。
 去年あたりから家庭の事情もあってめっきり映画を見る回数が減り、2008年はなんとたったの31本!年間70本近く見ていた時期に比べると半分になってしました。ただこれは家庭の事情のせいばかりではなく、単純に見たい映画が減ったこっとがはっきりしています。実際見逃しても対して後悔はなく、あとで見直しても「まあその程度だな」と思うような映画ばかりです。なんとも嘆かわしいばかり。2008年も全体的にはぱっとしない1年だったような気がします。

 そんな中2008年のBEST映画ですが、一本目は・・・

『ダークナイト』
 高予算映画の大ヒット作ではありますが、文句なく大傑作であります。なんといってもジョーカーを演じたヒースレジャーの演技がすごい!完全に主役を食ってる!悪役史上最高の悪役だったんじゃないかと思います。そして前編漂うノワールな雰囲気。ヒーローでありながら決して劇中万人に愛されていないバットマン。こんなヒーロー映画は今までなかったでしょう。ヒーローものとリアル思考の微妙なバランス感覚。とかく色物に見られがちなヒーロー映画もこの作品は一線を画していると思います。

『アフタースクール』
 もう一本は邦画から選びました。ダークナイトに比べるとはるかに小物ですが、小物なりにとにかく練られた脚本がいいです。キャスティングもはまっていて見事に気持ちよくだまされました。邦画も最近はお金をかけて変にハリウッド思考な映画が増えてきている中、こういう映画を作ってくれないとこれからの日本映画が心配です。

 というわけで、大小それぞれ一つずつ選んだわけですが、全体には低調なんですよ。2009年はインディペンデント系の低予算の作品が注目の年になるのかなあ。