2011年映画批評
毎年やってる映画批評。いつも10点満点で点数をつけているわけですが、今年からちょっと点数のつけ方をかえます。
まず、評価を【監督・演出】【脚本・ストーリー】【俳優・演技】の3つにわけ、それぞれ10点満点で評価します。そしてその3の点数を平均したものを総合点として評価します。つまり今までより細かく評価できるわけです。まあその反面より辛口になる可能性があるんですけどね。とりあえずしばらくこの評価でやってみようと思います。
得点の観点
【1〜4:つまらない駄作】 【5ぐらい:どっちつかず】 【6〜7.9:まあまあ】 【8から9.9:面白い】 【10:傑作!】
| 14.リアルスティール 見た日2011年12月18日
見てると、懐かしさで涙が出てきた。人間に変わってロボットがボクシングをする世界。そのロボットボクシングをきっかけに再生する親子の物語。そんな話80年から90年にかけてさんざん見た。でもそれが懐かしい。素直に泣けた。 【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 9】 【総合 9】 |
| 13.タンタンの冒険 見た日2011年
いくらスピルバーグとピータージャクソンが作ったからって、日本人には馴染みが薄いよね。それでも僕は、17年まえぐらいからタンタンを知っていた。当時の知り合いと喜んで読んでた。あのタンタンを例の二人が作るってんだから、楽しみで仕方がなかった。CGってとこがやや気になったけど、素直にすばらしかった。タンタンの世界を上手に再現している脚本もうまい。ただハドック船長が「こんこんちきのバロー岬!!」って言わないのが寂しい(笑) 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 8】 【総合 9】 |
| 12.アジョシ 見た日2011年10月22日
久しぶりの映画館での韓国映画鑑賞である。しばらく韓国映画に辟易していた中、これが久々にクリーンヒット。相変わらずの韓国ノワール映画なんだけれども、そんなに毒々しくなくていい。それも主役のアジョシ(おじさん)を演じたウォン・ビンの存在のなせる技だろう。最後は予定調和的だが正直泣けた。内容を全然書かなかったけど、韓国版レオンもいなずける。 【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 10】 【総合 9.6】 |
| 11.世界侵略〜ロサンゼルス決戦 見た日2011年9月30日
数あるエイリアンの地球侵略ものがある中で、海兵隊の一個小隊の目線で描いたSF映画。リアルさを追求しているだけにSF色が非常に薄い。このコンセプト10年前だったら斬新だっただろうけど、今では新鮮みがない。それでもそれなりにおもしろかったかな。 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】 |
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| 9.
スーパー8 見た日2011年7月
スピルバーグへのオマージュが満点映画、有名俳優を使わなかった点はある意味評価するが、ちょっと地味すぎたか。それでも、かつてのジュブナイルSFを思い起こさせてなかなかよい。 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】
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| 8.X-MEN〜ファーストジェネレーション 見た日2011年6月13日
ここ最近、アメコミものはワンパターンで寝てしまったりしたものだが、今回はなかなか面白い。いわゆるビギンズ系の話ではあるけど、演出がうまいのか、脚本がうまいのか、いかにしてプロフェッサーXとマグニートーが生まれたのか、それいたるまでの過程がサスペンスフルで飽きさせない。ただ、善悪で戦っているだけではないのでよい。原作知らない身としては及第点の作品だった。 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 8】 【総合 8.5】 |
| 7.ブラックスワン 見た日2011年6月1日
この映画は立派なホラーだ。バレエの世界に囚われたプリマドンナの物語。ダーレン・アラノウスキーの陰鬱としたダークな演出が恐ろしくも素晴らしい。ナタリー・ポートマン演じるニナが主役をやるストレスとプレッシャーに押しつぶされ、妄想(幻覚)の世界に囚われていく様はすごいの一言。アカデミー主演女優賞受賞も納得である。 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10】 |
| 6.GANTZ〜PERFECT
ANSWER 見た日2011年5月21日
原作は読んでないけど、あの終わり方はあれでよいか。ただ、パーフェクトアンサーというわりには、謎だらけで終わってる。まあ、原作完結していない以上しょうがないのかもしれないけど。いらいら演出は相変わらずだけど、そこそこ面白かった。 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】 |
| 5.SP〜革命編 見た日2011年3月某日
結局ただの○○物語なのか。悪くはないけど、ひっぱったわりにはちょっとがっかり。やっぱりテレビで十分だと思う。 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】 |
| 4.GANTZ 見た日2011年2月某日
日本映画としてはけっこうがんばってる、ハリウッドとは違って金がかかっていないところが、逆にいいかもしれない。ただ難点なのは、もったいつけた演出スタイル。せっかく銃をもっているのになかなか撃たないとか。個人的にああいうじれったい演出は好きじゃない。 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】 |
| 3.ソーシャルネットワーク 見た日2011年1月22日
ビジュアル系の監督はストーリーに難があるものだけれども、デビットフィンチャーは違う。今回の映画、とにかくしゃべる、ひたすらしゃべる。しかも早口で、字幕を追うのが大変(笑)映画のジャンルとしては社会派系なんだろうけども、たまらない疾走感がある。最年少億万長者「マーク・ザッカーバーグ」がフェイスブックの立ち上げを二つの訴訟と絡めながら描く映画。アクションシーンなんてもちろんない。驚きのエンディングもない。それでも2時間あっという間だった。素晴らしい。 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10】 |
| 2.アンストッパブル 見た日2011年1月16日
最近この手の映画はつまらなくて寝てしまう傾向があったから心配だったけど、杞憂だった。今時珍しい90分映画。暴走した貨物列車を止めるというシンプルきわまりないストーリーがいい。無駄に長い映画にしてないところがよいのだ。 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】 |
| 1.悪人 見た日2011年1月9日
時折ニュースで流れる殺人事件。我々視聴者はそれを見て、被害者を憐れに思い、殺人犯を「悪人」と決めつけて見てしまう。ところがその殺人の裏には犯人を悪人と決めつけられない背景があるのではないかと考えさせられたのがこの映画。殺人逃亡犯清水裕一は間違いなく人を殺した。だから悪人である。だが、彼一人を悪人と断罪していいものか。この映画には犯罪は犯していないが、嫌悪感を抱くような「悪意」をもった人物がたくさん出てくる。裕一に殺された被害者ですら「罪もない人間」といっていいものかわからないキャラクターだ。そのような悪意に囲まれた裕一はある意味被害者なのかもしれない。ストーリー的にはとても後味のいい映画ではないけれど、ラストシーンの裕一と光代の表情に心が表れる思いがした。この作品本来2010年の作品、去年見ていればBEST映画にいれていただけに残念。 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10】 |