2012年映画批評

毎年やってる映画批評。いつも10点満点で点数をつけているわけですが、今年からちょっと点数のつけ方をかえます。
 まず、評価を
【監督・演出】【脚本・ストーリー】【俳優・演技】の3つにわけ、それぞれ10点満点で評価します。そしてその3の点数を平均したものを総合点として評価します。つまり今までより細かく評価できるわけです。まあその反面より辛口になる可能性があるんですけどね。とりあえずしばらくこの評価でやってみようと思います。

注意!!今年はビデオやwowowで見た映画もアップしていきます。なので必ずしも今年公開された映画ではありません。

得点の観点 

【1〜4:つまらない駄作】   【5ぐらい:どっちつかず】  【6〜7.9:まあまあ】  【8から9.9:面白い】  【10:傑作!】  

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68.ホビット〜おもいがけない冒険  見た日2012年1月9日 ワーナーマイカル北見

 続編ものがヒットする鉄則は前作よりクオリティをキープすること。この映画その鉄則を見事に守っている。むしろ、前作(原作的にはこっちの方が古いのだが)よりもスケールが小さくなっている分、よりクオリティは上がっているのだろう。ピータージャクソンは相変わらずすごい。ただ、中身的には同じことを繰り返しているようにも見えるし、やっぱり話そのもののスケール(目的)が小さい(ロード〜は恐ろしい魔王から世界を救す。今回はドワーフの国を竜から取りもどす)ので、おもしろさ的には弱いかな。tだ、原作をよく知らないだけに本来2作品を3作品に増やして中身が薄まらないか不安とともに期待したい。

 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 10】 【総合 9.5】

67.ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 公開年2012年 見た日2012年12月 WOWOW

 9.11映画の感動作と聞いていたが、泣けない。あまりなかせようとする内容でもなかったけど。現代の少年冒険譚としてはなかなか面白かったと思う。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

66.はやぶさ/HAYABUSA  公開年2011年 WOWOW

 ハヤブサの帰還に完全なる便乗映画。大手三社制作のうちの一つ。ハヤブサのことはよくわかった。竹内結子の演技はあざとい。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

65.しあわせのパン 公開年2012年 WOWOW

 北海道を舞台にした、俗にいう癒し系映画。まあ牧歌的な風景とゆるいストーリーは確かに癒し系だ。だが、それだけ感が強く、ストーリーはどこかで見たことのあるような話のオムニバス。悪くはないけど、同じ女流監督としては西川美和や荻上直子に比べるとセンスが弱い。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7.5】

64.007 スカイフォール 見た日2012年12月8日 ワーナーマイカル北見

 アクション畑ではないアカデミー賞監督に作らせたことは一応成功だったのではないか。今回は50周年ということもあり、原点回帰(コネリーボンド)をねらっている。敵の目的がしょぼいとか、秘密兵器が地味だとかいろいろ不満はあるけど、数々のオマージュ、楽屋落ちはにやりとさせた。ラストもそうきたかという感じ。次回からはいつも通りのボンドストーリーが展開されることになるのかな。

  【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8.5】

62.麒麟の翼〜新参者 公開年2011年 WOWOW

 ドラマの延長以外のなにものでもない。まあそれなりに面白かったし、犯人もわからなかった。とにかく、黒木メイサは余計。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

61.エヴァンゲリオン新劇場版Q 見た日2012年12月2日 場所ワーナーマイカル北見

 エヴァはとにかく難解だ、見るものを迷走の海に誘い込む。それでもその圧倒的なアニメ力はすごい。だから見てしまう。今回愛するもののためにと思って戦っても戦っても、裏目にしかならないかわいそうな主人公の少年。パンドラの箱を開け続ける少年に果たして希望はあるのか。その答えは最終作にあるに違いない。いやあって欲しい。以前の劇場版のようなラストは見るものを置いてけぼりにした。あんなものは見たくないものだ。

 【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 9】 【総合 9】

60.マイ ウェイ12.000キロの真実  公開年2012年2月 見た日2012年11月

 韓国併合時代の日本人と朝鮮人の間に生まれた数奇な運命。大作映画3本分の戦闘シーンは確かにすごい。ノルマンディーもプライベートライアンに迫る勢い。でも、やっぱりこれは反日映画だ。これでもかと日本の悪行を際立たせるストーリーは正直不愉快。確かに植民地化していたわけだからそういうところもあっただろうけど。日韓両方で見ても、日本は戦時中悪いことをしていたとすり込まれるに違いない。だれも文句を言わなかったのか?まったく。

 【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 4】 【俳優・演技 7】 【総合 6】

59.スマグラー  公開年2011年  見た日2012年11月 WOWOW

 内容はちょっと説明しにくい。漫画が原作の暴力映画。演出のキレは認めるけど暴力描写はやり過ぎの感も。ストーリーは面白かったし魅力的なキャラもたくさんいた。妻夫木も高嶋政宏もようやる。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 9】 【総合 8】

58.ロボジー  公開年2011年 見た日2012年11月 WOWOW

 矢口史靖監督の最新作。相変わらずの脱力系で面白いけど、今までのに比べるとパンチが弱いかな。華のあるのが吉高由里子だけってのが、勇気あるし、良い。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

57.猿の惑星ジェネシス(創世記) 公開年2011年 見た日2012年11月 WOWOW

 猿の惑星の前日譚。なるほどストーリーはうまくできてる。でもやっちゃいけないんじゃないかな、結局は。知らないからこそ、あのエンディングが生きるわけだし。見た人の想像をかき立てる部分なんだと思う。これは一つの推論にすぎない。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

56.エクスペンタブルズ2 公開年2012年 見た日2012年10月29日 ワーナーマイカル北見

 ジェットリーが早々に退場してしまうのが残念。理由はよくわからないけど、シュワ&ウイリス&ノリスを活躍させるためか!?それにしても、予算が上がりスケールがでかくなって内容が薄くなるパターンにはまっちゃってるかな。いくら原点回帰ったってそこまで再現しなくても。監督を変えたのが良くない、サイモンウエストの演出はそつがないけど、それどまり。けっこうスタローンの演出はいいんだよね実際。前作より、儲けてないので3が心配だけど。リーの復活と、セガールの参加を期待して待つ。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 8】 【総合 7】

55.アイ・アム・ナンバー4 公開年2011年 見た日2012年10月 WOWOW

 底の浅い超能力バトル映画かと思ったら、宇宙人も絡んだ、青春SF映画じゃないか。悪くない悪くない。完結していないけど、続編あるんだろうか。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

54.電人ザボーガー 公開年2010年 見た日2012年10月 WOWOW

 ザボーガーの造形、敵味方のキャラ、なんといっても暑苦しい大門の演技。ザボーガーへのリスペクトは感じる。それはそれでよい、でも結局パロディだ。あんなにギャグ満載でやらなくても、大まじめにつくればそれで笑えるのに。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 4】 【俳優・演技 7】 【総合 6】

53.踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望  公開年2012年 見た日2012年10月13日 帯広太陽

 踊るもいよいよというかやっと最後。この映画ほんとドラマの延長で、前作全て、可もなく不可もなく平均点をいくわけだけれども、それが面白い。監督の本広克之は群像劇を描くのが大得意だけれども、今回犯人の動機付けには弱さを感じる。そこがこの監督の弱点だね。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

52.夢売る二人 公開年2012年 見た日2012年10月13日 帯広太陽

 夫婦で結婚詐欺を働く話。この作品の監督は「ゆれる」「ディアドクター」の監督。相変わらず切り口がするどい。そしてなんといっても、キャストがすばらしい。華のない役者を揃えるところがすばらしいのだ。結婚詐欺の実行犯は夫の阿部さだお。決してイケメンではなくとも結婚詐欺師になっているとこころは説得力がある。これは演出の妙だろう。後味は決して良くないけれど2時間目が離せない傑作。

【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 10】 【総合 9】

51.30デイズ・ナイト 公開年2011年  見た日2012年9月 WOWOW

 こちらもヴァンパイアもの(ハリウッドはほんとヴァンパイアが好きだね)こちらは正当はB級ホラーといった趣でまあまあよい。30日間闇に閉ざされる土地でヴァンパイアに襲われる恐怖を描いていて、いまままで案外なかったアイデア。でもやっぱりヴァンパイアは化け物扱いなんだよね。それなりに知性があったら、あんなに口の周りが血まみれであるとは思えないんだよね。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

50.プリースト 公開年2011年 見た日2012年9月 WOWOW

 近未来ヴァンパイアもの。ヴァンパイアに対抗するために生み出されたプリーストといわれる戦士の物語。演出などはスタイリッシュでいいけど、ヴァンパイアは結局ただの化け物で、主役の役者は地味。ストーリーにもひねりがない。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

49.サンクタム 公開年2011年 見た日2012年9月 WOWOW

 地下洞窟(水脈)に閉じ込められた探検チームによる脱出劇。この映画には一切モンスターは出てこないけれども、未開の空間に閉じ込められることの恐怖、脱出するために困難を乗り越えていく様がにじみ出ていて怖い。こんな映画見たら、絶対に探検家なんかにはなりたくない(ならないけど)

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

48.カウボーイ&エイリアン  公開年2011年見た日2012年9月 WOWOW

 カウボーイとエイリアン面白い取り合わせだとは思うけど、結局は大味アクション映画。この監督やっぱり、アイアンマンから好きになれない。ところで、相変わらずエイリアンは頭の弱そうな、昆虫&は虫類系のエイリアン。星間異動もこなすほどの科学力をもっているならもっと知的であるはずなのに、どうしてもこうしたがる。もういい加減こういうエイリアンはうんざり。飽きた。 

【監督・演出 5】 【脚本・ストーリー 5】 【俳優・演技 7】 【総合 6】

47.復讐捜査線 公開年2011年 見た日2012年9月 WOWOW

 久々のメルギブソン。すっかり老けたなあ。低予算の骨太アクションサスペンス。アクションは抑えめで、サスペンス色が濃い。メルギブソンも作風も渋い感じは出てるけど、ちょっと物足りない。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

46.バイオハザードXリトリビューション  公開年2012年 見た日2012年9月15日 ワーナーマイカル北見

 下にも書いたけど、やっぱり中身がないVあたりからそうだけど、もうすっかり原作はどうでもよくなってる(キャラクターは出してるけど)パクリもあるし。さすがのバイオハザード好きの僕も苦笑。それでもまあいいかこれはこれで(笑)

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

45.三銃士/王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船  公開年2011年 見た日9月 WOWOW

 PWSが監督した割には原作に近い(むちゃくちゃなところはあるけど)この監督、演出はスマートだけど中身がないんだよね。今更三銃士なんか映画化して、見事にこけてる。オーランドブルームは悪役で新境地を開拓しようとしたんだろうけど大失敗。

【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

44.すてきな金縛り  公開年2011年  見た日2012年9月 WOWOW

 ばかばかしくて面白い。三谷幸喜作品では今までで一番笑ったんじゃなかろか。要するに舞台なんだよな。三谷幸喜一座の。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

43.プロメテウス  公開年2012年 見た日2012年9月7日  ワーナーマイカル北見

 エイリアンと関係ないという噂もあったけどしっかりしたプリクエル。いつも通りの重厚感のある演出と洗練された美術。それはそれでいいんだけど、何か物足りない。後で気付いたんだけど、人類の起源は異星人だったというコンセプト。どっかで見たような気がしたと思ったら「マクロス」じゃないか!?異星人が人類の誕生に関わって、しかも自分たちで生み出した兵器で滅んだなんてまるっきりそのまんまじゃないの。20年以上前の日本のアニメでやっちゃんてるんだから新鮮みがないよね。それに、ファーストコンタクトものなのにスケール感がない。しかも人類の誕生に関わるほどのテクノロジーをもった宇宙人のくせに頭が悪そう。

【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

42.攻殻機動隊SAC 公開年2011年 見た日2012年8月 WOWOW

 攻殻機動隊は人気があるね。それなりに面白いけど、難しい用語が多すぎる。それが難解。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 8】 【総合 7】

41.神様のカルテ  公開年2011年  見た日2012年8月 WOWOW

 半分寝てしまった。だから話はよくわからないけど、要するに泣かせ映画でしょ。

【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

40.グリーンランタン  公開年2011年 見た日2012年8月 WOWOW

 緑のコスチュームに身を包んだ宇宙的ヒーロー。どうにもアメコミヒーローの映画は悪を倒すというよりも、違う方向に力を入れたがるな。中途半端に作るから、興行的に失敗する。

【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

39.アベンジャーズ  公開年2012年 見た日2012年8月16日 シネプレックス旭川

 一つ一つの映画は、そこそこだった。でも、そのヒーローが一同に会するって話なだけで心が沸き立つのは、日本の東映ヒーローになじんできたせいかな。とにかく、単なるヒーローの寄せ集め映画していないところが見事。それぞれのヒーローにちゃんと均等に出番を持たせているし、俺が俺がとなりそうな所、一つのヒーローが突出しないようにしているところもすごい。監督はほぼ無名の監督だけど、自ら脚本も書いていてとにかくすばらしいの一言。

【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10

38.アンフェア〜THE ANSER  公開年2012年 2012年8月 WOWOW

 前作よりかは演出力は上がってる。だけど、最後のどんでん返しがなければたいした映画ではないかな。どんでん返しのための複線という感じもあったし。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6.5

37.トータルリコール 公開年2012年 見た日2012年8月10日 スガイディノスシネマズ札幌 

 こちらは立派なリメイク映画。技術は進歩しているが、美術や設定が、「ブレードランナー」「マイノリティリポート」などに影響受けすぎ。オリジナリティがない。銃撃戦→逃亡→銃撃戦→逃亡の繰り返しで飽きた。ケイトベッキンセールとジェシカピールはセクシーなんだけどね。

【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 

36.アメイジング・スパイダーマン  公開年2012年 見た日2012年8月10日 札幌シネマフロンティア

 リブートだか何だかわからないけど、スタッフ総入れ替えの新しいスパイダーマン。ライミ版が大好きだっただけにどうかなと思ったけど、これが悪くなかった。正直、ライミ好きにとっては悩ましいところだけど、ライミにはないところがある。それはエモーショナルな部分。ぐっと涙がこみ上げてくるような場面がいくつも見られるのだ。これはライミ版にはなかった。これももともとアクション畑ではないマークウェヴのなせる技なんだろう。青春映画っぽさが随所に見られる。少なくともスパイダーマン3よりはいい。

 【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 9】 【総合 9】

35.ダークナイト ライジング 公開年2012年 見た日2012年7月28日 ワーナーマイカル北見

 ダークナイトの待望の続編であり、シリーズ完結作。2時間30分という長さも全く気にならない大傑作である。確かに、ヒースレジャーのジョーカーがすばらしすぎるために、悪役ベインは多少物足りなさを感じるし、バットマン(ギミック)の出てくるシーンも物足りないと感じるけれども、最後までノワールにこだわるクリストファーノーランの演出にただただ酔いしれるばかり。最初の登場シーンはかっこよすぎる。キャットウーマンと○○○の使い方もうまいの一言。これでは次にバットマンを撮る監督に相当なプレッシャーを与えることになるだろう。(一応書いておくけど、アカデミー撮るんじゃないか作品賞か監督賞)

【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10

34.BRAVE HEARTS 海猿 公開年2012年 見た日2012年7月26日 帯広

 海猿シリーズは、あざといと思いつつ好きなシリーズなのだ、実は。ただ前回はスケールが大きくなって中身が薄くなるパターンにはまってあまり楽しめなかった。しかし、今回の第4作はしっかりと戻っていて、飛行機軟着陸シーンと救出シーンは手に汗握った。さすがに全員助かるというところはあり得ない感じだが、一人でも犠牲者が出てめでたしめでたしとはならないのも確か。映画的にはしょうがないと思うし、素直に感動した。日本映画のVFXも来るところまで来たな。

【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 9】 【総合 9】

33.おおかみ子どもの雨と雪 公開年2012年 見た日2012年7月25日 ワーナーマイカル北見

 狼男の子どもを一人で育てることになった人間の母親とそのおおかみ子ども達の成長の物語。「時をかける少女」「サマーウォーズ」に続く細田守監督作。もうとにかくすばらしいの一言。母親ハナの視点から見ると、子を育てることの難しさと尊さ、子の雨と雪の視点から見ると、おおかみとして生きるか人間として生きるかという成長とアイデンティティがどこまでもやわらかく優しくそして激しく描かれる。雨と雪が生まれた頃から成長するに従って、その生き方がクロスオーバーしていく過程は見事というしかない。この優しさに満ちた映画は世の子育てに奮闘している全ての親に見て欲しい。

【監督・演出 10】 【脚本・ストーリー 10】 【俳優・演技 10】 【総合 10

32.アンフェア THE MOVIE  公開年2007年 見た日2012年7月 WOWOW

 最近お得意のTVドラマの映画化。病院占拠事件のストーリーはそれなりに面白かったけど、結局演出が拙い。これだから韓国映画に勝てないんだよな

 【監督・演出 5】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

31.崖っぷちの男  公開年2012年6月 見た日2012年7月7日 ワーナーマイカル北見

 ホテルの窓際に立つ男。単なる自殺者かそれとも何かの目的のあった行動なのか。高層ビル上でのどきどき感の中、真相が徐々に見えてくることによって男の目的がわかってくる。そんな手の込んだこと素人ができるのか!?とか、結構行き当たりばったりのとことか、つっこみどころ満載なのだけれども、それなりにスリリングで面白い。低予算なりのおもしろさでなかなかよかった。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

30.メカニック  公開年2011年 見た日2012年7月 WOWOW

 1971年のチャールズブロンソン主演作のリメイク。今回はジェイソンステイサムが主演。オリジナルは見ていないが、超一流殺し屋が、ターゲットの息子を弟子にしたことで起こる顛末を描いている。ブロンソン版はきっともっと情感がこもった作品なんだろうけど、こっちはアクション主体でラストも実にドライ。ジェイソンステイサムのアクション映画は、いつも同じぐらいのそれなり規模で、派手さはないが安定感がある。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

29.ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い国境を越える  公開年2011年 見た日2012年6月 WOWOW

 相変わらずくだらない。くだらなすぎる。でもたまにはこういうハリウッド製お馬鹿ムービーを見るのもいい。ただ、続編だけに2番煎じ感はいなめなく、ネタも減っているように感じる。この手のイベント映画の続編って難しいね。(指がもげてるのにハッピーエンドって) 

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

28.トランスフォーマー〜ダークサイドムーン  公開年2011年 見た日2012年6月 WOWOW

 マイケルベイの演出はうんざりだな。アクションが派手なだけで中身がない。相変わらず下ネタはやるし。ほんと頭が弱い。スピルバーグがプロデューサーをしていてなんでこんな映画になっちゃうかな。トランスフォーマーは好きなんだ。監督変わってくれ。

【監督・演出 4】 【脚本・ストーリー 4】 【俳優・演技 4】 【総合 4】

27.もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら 公開年2011年 見た日2012年6月 WOWOW

 話題のベストセラーの実写映画化。ストーリーは予定調和的だが、なかなかよく撮れてる。残念なのは、主演の前田敦子の魅力と演技力のなさか。(あれだけ総選挙で泣けて、なぜラストシーンで涙一つ流さない)

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 5】 【総合 6】

26.奇跡  公開年2011年 見た日2012年6月 WOWOW

 両親の離婚により離ればなれになった兄弟。再び家族4人で暮らすことを夢見て、一夏の奇跡にかける。雰囲気は日本版スタンドバイミーといった感じか。子どもたちの演技は台本がないという。こういう演出はほんとにうまい。いつものように淡々と進む中にも、ノスタルジックを感じさせる作品。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7.5】

25.洋菓子店コアンドル  公開年2011年 見た日2012年5月 WOWOW

 いいなずけ!?を追って上京してきたパティシエ志望の女の子と深い傷を負った伝説のパティシエ。この二人を中心に人間の成長と再生が描かれている作品。話は言ってしまえばよくあるような話。それでも、この監督深川栄洋の演出は雰囲気があってなかなか良い。蒼井優はいい演技をしているがキャラがちょっと行き過ぎで鼻につく。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

24.スカイライン〜征服  公開年2011年  見た日2012年5月 WOWOW

 低予算B級侵略SF。低予算の割には良くできてるけど、ストーリーにはひねりがなく驚きもない。さんざん宇宙人の侵略もの映画は作られてるるわけで、第9地区のような斬新な切り口で描かないとだめだろう。演出も自主制作レベルでしょぼい。ラストはなんだ!?続編を考えてるのか!?それにしても半端な終わり方。

 【監督・演出 5】 【脚本・ストーリー 3】 【俳優・演技 4】 【総合 4】

23.ヒア・アフター  公開年2011年  見た日2012年5月 WOWOW

 3・11があったために上映中止になってしまった哀れな作品。なぜそうなったかは序盤洪水のシーンがあったためなんだけれども、映画に内容的には、むしろ震災に遭った人も癒される内容なのではないだろうか。そもそも、震災に遭った人は見ないだろうし、便乗で上映というわけでもないだろうに。日本てのはこの手のことには過剰に反応しすぎ(のぼうの城もしかり)。とにかくそんなことは抜きにしても、クリントイーストウッド節炸裂の佳作だと思う。音楽もあいかわらずほろ苦くていい。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

22.マイティソー  公開年2011年  見た日2012年5月 WOWOW

 本国アメリカでめちゃめちゃヒットした「アベンジャーズ」(アメリカ人はほんとにアメコミ映画が好きだな)の中の一人マイティソー。まあ、よくあるアメコミ原作のヒーローもの。「ケネスブラナー」が監督と言うことでどうかと思ったけど。そこそこ頑張っていた。アメコミ映画は一つ一つはありきたりなストーリー展開で飽きてしまうのだが、それが一同に会するするって言うのはどうしても惹かれてしまう。「アベンジャーズ」みたい。「キャプテンアメリカ」も見なければ。一応。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

21.ハリーポッターと死の秘宝PART2  公開年2011年  見た日2012年5月 WOWOW

 暗すぎて途中でついて行けなくなったハリーポッター。それでも根性で見続けてきた(主にWOWOW)最後まで暗かったけど、小学生以下の子どもたちはあれで良かったんだろうか。とにかくお疲れ様でした。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6.5】

20.宇宙兄弟  公開年2012年  見た日2012年5月12日 ワーナーマイカル北見

 今年映画館で見た2本目の映画(他にプリキュアを見てるけど)。日曜の朝にやっているアニメが面白いので(漫画は読んでいない)見てみた。漫画が原作だけにストーリーは漫画的だけどそれなりに面白かった。ただ、ながーい原作をある意味うまくまとめているといっても、ばっさりはしょりすぎ。原作ではムッタに訪れる数々に奇跡に涙をするシーンがあるんだけれど、それが見事になくなっていて残念。最後も泣けなかった。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

19.相棒〜劇場版U  公開年2011年  見た日2010年  見た日2012年5月 テレビ朝日

 初めに大きな事件を起こしておいて、後は杉下右京の推理おす。ドラマならいいかもしれないけど、映画だと盛り上がりに欠ける。前作の方が映画的には面白かったな。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

18.アンダルシア〜女神の女神の報復  公開年2011年  見た日2012年5月 WOWOW

 スペインでロケをしてもやっぱり演出が野暮ったい。事件の規模としても小さいし、ストーリーの驚きも少ない。前作の方が面白かったな。

 【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 5】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

17.プリンセストヨトミ 公開年2011年 見た日2012年4月 WOWOW

 豊臣の子孫が生きていて大阪国を建国していた(ネタバレ)なんて、すごいファンタジー。あり得なさすぎだけど、ファンタジーとして見ればそれなりに楽しめた。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

16.恋とニュースの作り方  公開年2011年 見た日2012年4月 wowow

 首になった女プロデューサーが再起をかけて、だめ番組を立て直すストーリー。久々にロマコメを見た。最近いいロマコメがないと思っていたので面白かった。ただ、今回の話は仕事の部分の比重が高く。ロマコメのロマンチックの部分が薄い。それが多少物足りないがハリソンフォードの存在も良かったし、なかなかのヒット作だと思う。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

15.ハングオーバー消えた花ムコと史上最悪の二日酔い  公開年2011年  見た日2012年4月 wowow

 くだらない。実にくだらない。ハリウッド制お馬鹿ムービー。でも面白い。いくらなんでも一晩やったことを全く覚えていないなんてことあるか!?なんてことを言っていたらきりがない。とにかくこのばかばかしさを真正面に受け止めて笑ってみると良い。

 【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 9】 【俳優・演技 5】 【総合 8】

14.マネーボール  公開年2011年  見た日2012年4月 Itunse

 プロスポーツは金持ちのチームがなんたって強い。そんなチームに貧乏チームは戦ったらよいか。そんな方法をメジャーリーグで実践した男の物語。実話ものです。ここで描かれているアスレチックというチームは、マネーボール理論でプレーオフの常連となる。やってやれないことはないんだよね。この映画はハリウッド映画にありがちなサクセスものとしては描いておらず、ブラッドピット演じる、GMビリービーンをじっくりと見せる。

 【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

13.トゥルーグリット  公開年2011年  見た日2012年4月 wowow

 コーエン兄弟の西部劇。父親を悪漢に殺された少女がやさぐれ保安官を雇い敵討ちの旅に出るというお話。西部劇でありながら、見事なロードムービーになっている。相変わらずコーエン兄弟の仕事はそつがなく乾いた毒もしっかりとある。

  【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 9】 【総合 8.5】

12.アンノウン  公開年2011年  見た日2012年4月 wowow

 見かけによらず、すっかりアクション俳優と化してしまったリーアムニーソン(もともとダークマンとかやってたけどね)のサスペンスアクション映画。異国の地で記憶を無くし、目が覚めると別人が自分に成り代わり、妻ですら自分を知らないという。いったい自分はなにものなのか!?種明かしはなるほどという感じだけれども、最後のくだりは、さすがにそれでいいのかと思わないでもない。それにしてもリーアムニーソンはアクション映画ばっかり出てるな。しかもそれなりにヒットしてるし。今一番稼いでいるアクションスターなのではないだろうか。いつかエクスペンタブルスに出たりして(笑)

     【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7】

11.アジャストメント  公開年2011年  見た日 2012年4月 wowow

 運命に操られ、運命に抗う男の物語。この世は議長と呼ばれる存在に運命づけられていて、その運命に従わないものは、アジャストメント(調整)される。一見SFにも思える設定だけど、これはSFじゃなくファンタジーといっていいだろう。コンセプト的には面白いけど、最後が尻つぼみ、これまた予定調和的で残念な作品にさってしまった。

    【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 7】 【総合 7.5】

10.ミッション8ミニッツ  公開年2011年  見た日2012年3月 itunes

  「月に囚われた男」のダンカンジョーンズ監督の新作。ストーリーは死んだ人の残留思念に8分間だけ入り込めるという技術で、爆弾テロを防ごうとする男の話。真相を求めて繰り返される8分間。今回もB級感満点のSFでなかなか面白いんだけど、最後がなんとも予定調和的でいまいち。なんかもったいないんだけど、この監督には今後も大作なんか撮らずにB級な映画を撮り続けてほしいものだ。

     【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

9.ウォールストリート  公開年2011年 見た日2012年3月 WOWOW

 オリバーストーンの「ウォール街」の続編。およそ続編ものとは縁のない(本人が嫌がっている)監督だし。作品も作品だから何を今更って感じだけども、昨今の世界経済の動きに合わせて、映画を作りたかったってことか。今回予定調和的に終わって拍子抜け。やっぱり作る必要あったのかなって作品。ただ、チャーリーシーンのカメオ出演にはニヤリ。

     【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6.5】

8.127時間 公開年2011年  見た日2012年3月 itunes

 イギリスの奇才ダニー・ボイルの最新作。それが、127時間峡谷の隙間に岩とともに右手を挟まれた男の話ときたもんだ。そのずっと同じ場所で動かない映画を90分どうやって持たせるのかと思ったけど、それが実に持っているだけにすごい。主人公は動いていないけど、映画は見事に動いている。さすがダニーボイルといったところか。それにしても○○を○るシーンはえぐすぎ。

     【監督・演出 9】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 9】 【総合 8.5】

7.RED  公開年2011年  見た日2012年3月 WOWOW

 引退したCIA工作員が陰謀に巻きもまれて、逆襲をするというお話。まあ、ぼちぼちな感じのアクション映画。

     【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 6】 【総合 6】

6.英国王のスピーチ  公開年 2011年 見た日2012年2月 WOWOW

 吃音症の英国王が言語聴覚士の治療の末に、吃音を克服していく物語。ああ、実にアカデミー賞好みの映画だ。上品で教科書的な映画。ソーシャルネットワークの方がもっと面白いのに。

    【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 7】 【俳優・演技 9】 【総合 7】

5.グリーン・ホーネット 公開年2011年 見た日2012年2月 wowow

 金持ちのボンボンとすれっからしの召使いのコンビがヒーローに。ただ、悪人を装うヒーローってどうも共感できない。ミシェルゴンドリーなんでこの手の映画を作ったかな。さっぱりわからん。途中で見るのやめた。

    【監督・演出 6】 【脚本・ストーリー 2】 【俳優・演技 3】 【総合 4】

4.プール  公開年2009年 見た日2012年2月 wowow

 主演小林聡美・助演もたいまさこ・片桐はいり・加瀬亮等々。カモメ食堂から続く、小林聡美映画の常連を集めたのんびり映画。ゆったりとした雰囲気、おいしそうな料理の数々。それはいい。たがそれだけだ。結局なにがいいたいのかわからない映画。荻上直子の映画は面白いけど、キャスト同じにすれば面白いというものではない。だから、マザーウォーターも最初のうちに見るのをやめた。

【監督・演出 5】 【脚本・ストーリー 3】 【俳優・演技 5】 【総合 4】

3.ザ・タウン  公開年2011年 見た日2012年2月 wowow

 強盗などの犯罪が日常化している街"チャールズタウン”でく繰り広げられる、強盗を生業としている男たちの物語。暗くて重くてつまらないかと思ったら、これが以外と面白い。強盗を継承していくなんて悲しいを通り越していやな気持ちになるが、それがアメリカの現実。つくづく日本に生まれて良かったと思う。監督ベンアフレックは、スターになり損ねてしまったやつだが、演出家としてはなかなかセンスがある。嫌な感じになる物語でありながら、後味は決して悪くない。

 

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

2.あしたのジョー 公開年2011年 見た日2012年1月 wowow

 監督の曽利文彦は漫画を実写化することがうまいね。完成された原作漫画を実写化するときには、忠実に再現するか、監督の色を思いっきり出して違う解釈で表現するかに分かれると思うんだけど、この監督は完全に前者。僕もどちらかというと前者を支持する方である。ただ、忠実に表現するあまり、映画作家としての力量を低くみられてしまうかもしれないし、実写にする必要があるのかという問題もあるけど、やるだったらやはり原作を裏切らないものにしなきゃいけないと思う。どや街の美術はすばらしいし、CGの使い方も効果的だ。あまりに忠実すぎて、心理描写がおざなりになってしまうのはしかたないことなのか。とにかく僕としては2を作って欲しいものだが、ちょっとむりかなキャスティングが。

【監督・演出 8】 【脚本・ストーリー 8】 【俳優・演技 8】 【総合 8】

1.毎日かあさん  公開年2011年 見た日2012年1月  wowow

 キョンキョンと永瀬、よく夫婦役で競演したなあ。永瀬の役作りもすごかったし、それなりに面白かった。でも、やっぱり死ぬってことでドラマ作りをしてるところがちょっとね。

【監督・演出 7】 【脚本・ストーリー 6】 【俳優・演技 8】 【総合 7】