『日本鶏』は、特別天然記念物の”土佐の尾長鶏”のほか東天紅、声良、唐丸、蓑引、地鶏、小国、軍鶏、比内鶏、烏骨鶏、河内奴、薩摩鶏、地頭鶏、黒柏、鶉尾、尾曳、ちゃぼの16種が天然記念物に指定されています。その他指定害の種では名古屋種、三河種、土佐九斤、熊本種、出雲コーチン、宮地鶏、久連子鶏、佐渡髭地鶏、沖縄髭地鶏、雁鶏、インギー鶏、ウタイチャーン等の愛玩鶏種のほか、近年各地の養鶏試験場唐で開発・作出された東京ウコッケイ、比内地鶏、土佐ジロー、阿波尾鶏等々沢山の産業系品種がいます。
外国産鶏も産卵鶏で有名なレグホーン種やロードアイランドレッド種、肉用種の改良に使用されるコーチン種やプリマスロック種唐の実用鶏種からゲームバンタム、セーブライトバンタム、ミルフリューバンタム等愛玩品種も多数飼育されています。
また、日本鶏の尾長鶏や蓑曳鶏、烏骨鶏がヨーロッパで改良された、ヨコハマやフェニックス、ミルキー等の品種も近年多く飼育されています。

私も昭和45年の高校生時代に当時の日本愛玩鶏協会(会長:中曽根康弘、理事長:岡田雄三)入会以来、半世紀以上にわたり鶏を飼育・繁殖してまいりました。齢も65を過ぎ、体力・気力の衰えや病気等により世話が滞る事恐れも考慮し飼育数の削減をすることとしました。
チャボや尾曳、鶉尾等小型鶏のほとんどの羽色(内種)を取りそろえていたのですが、大半を処分してしまいました。
外国鶏もフェニックスバンタムとアローカナをのぞき譲渡しました。
これにより飼育鶏は、キジ類50羽、うずら・シャコ類100羽、鶏類50羽の約200羽になりました。



天然記念物指定『日本鶏』

 
東天紅(赤笹)
 

 小国(白藤)
 
小国(白色)

 烏骨鶏(白色)
 
烏骨鶏(黒色)
 
岐阜(郡上)地鶏(赤笹)

土佐小地鶏(濃赤タイプ)
 
尾曳(赤笹種)
 
尾曳(白藤種)
 
鶉尾(五色種)
 
 
ちゃぼ(猩々種)
 
 ちゃぼ(薄毛猩々種)
 
 ちゃぼ(金鈴波種)
 
   
   







天然指定物指定外日本鶏

 
佐渡髭地鶏(さどひげじとり)
雄1 ・ 雌3 飼育


      
2000年頃 北海道・斉藤氏よりの鶏                                  現在飼育中の大阪家禽会・会長 阪氏よりの鶏

2000年頃、北海道余市町の斉藤正夫氏(故人)より種卵を譲り受け飼育を始めたのが左の写真の鶏です。        
2015年雌が死に雄のみになってしまいましたので、大阪府家禽会会長の阪幸夫氏より右の写真の鶏を譲り受けました。
この鶏は体重が1kgを切る少し小型で、尾が短いです。2016年山口県の原田氏より以前の鶏に似た雄を譲り受け交配し
雛を採ろうとしましたが、雄を落としてしまいました。                                          
2018年 10余羽の雛が孵化しましたので、この中から大型(1.2kg位)になる鶏を選別し残したいと考えています。    
また、血液更新のため、別系統の鶏を入れたいと思っています。飼育されている方の情報をお知らせ下さい。       



   龍神地鶏(赤笹種)
(りゅうじんじとり)

雄 2 ・ 雌 4 飼育 

     
龍神地鶏(雄)                             龍神地鶏(雌)胸の覆輪が特徴です。

兵庫小国鶏保存会長、近畿日本鶏保存会長を務めた故板東勝文氏の死後、遺族が飼育していた板東氏の愛鶏を
2015年に2ペア譲り受けました。その後2018年春に残っていた鶏(8羽)も全てひきとりました。          
2018年4月~産卵が始まり本日まで10余羽が孵化、引き続き産卵していますのでたくさんの雛が採れそうです。
本種の特徴でもある、雌の覆輪の綺麗な鶏を選別して残して種鶏にしていく予定です。                


宮地鶏(みやじとり)
現在は飼育していません。



             
宮地鶏 (若親)                                     澤田先生著書

宮値鶏の生い立ちについては、同鶏を研究してきた、故澤田謙先生(高知県高校教師、高知大学非常勤講師)の著書
”夢の鶏”宮地鶏の生い立ちをさぐる に詳しく記されていますが、高知県西部の現宿毛市平田町付近で明治年間に
宮地正利氏が短脚系の地鶏とミノルカをかけあわせて作った鶏とされています。                      
私は平成12年頃、徳島県日和佐町で雉の養殖を行っていた故葉田利治氏とともに高知市朝倉の先生宅を訪ね、
譲り受けた鶏が上の写真の鶏です。何羽か雛を採りましたが(下の写真)短脚の親鳥を越える鶏は作出出来ませんでした。
そのうち雌を落としてしまい、改めて先生に譲ってもらおうとしていた矢先、平成18年3月先生が亡くなった事を知りました。
近年の愛媛県日本鶏保存会の品評会に於いて、高知市や宿毛市の方が飼育・出品されていますので飼育舎の方より
譲り受け、再び飼育したいと思っています。                                            
 
   
   
   
   
   



外国産鶏


フェニックスバンタム
 
 
 フェニックスバンタム(赤笹種)
 
フェニックスバンタム(黒色種)

フェニックスバンタム(白笹種)
 
フェニックスバンタム

明治時代にヨーロッパに輸出された尾長鶏が
イギリスやドイツで改良されたもので、イギリスでは
輸出された横浜港にちなみヨコハマと称されたが
現在は尾長鶏系(天然記念物日本鶏)単冠)を
フェニックス、蓑曳系(クルミ冠)をヨコハマと呼ぶ
事が多い。

アローカナ
 
 
 アローカナ(無尾種・埼玉S氏系)小型種
 
アローカナ(有尾種・埼玉S氏系))小型種
 
アローカナ(ベルギー系)シルバー 若鶏
 
アローカナ(ベルギー系)黒色 若鶏
ベルギー系アローカナ

2018年大阪の知人よりベルギーから持ち込まれた卵より
育ったアオーカナ(シルバー、黒色の3羽番)の卵を譲り受け
8羽の雛(シルバー雄2雌1、黒色系雄2雌3)が育っています。
4/15孵化5羽、5/7孵化3羽で、上の写真は120日齢の
若鶏で、まだ耳毛は不完全ですが大型無尾です。
親がシルバーと黒色の交配のためか、雛はシルバー黒色共
差し毛があります。同色同士を交配し差し毛のない鶏を選別
して残して行きたいと思っています。


山口健児氏著『鶏』 アローカナに関する記述

アローカナ鶏について

アローカナ鶏は1929年M.A.Jullの書いたThe Race of Domestic Fowl という論文により紹介発表されたもので、論文によりますと、
『アローカナという独特の鶏種は、南米において1914年に初めて発見されたもので、濃青色の殻をもつ卵を産む珍しい地方種である
<中略>この鶏は青色卵を産むことのほか、頭部と頸部の境の両側に、奇妙な房状をした羽毛が突き出ており、そればかりではなく
尾羽が全くない』というのである。  (山口健児氏著『鶏』 アローカナに関する記述より抜粋)                       

昭和55年頃、兵庫県の伊藤氏が飼育していましたのを初めて見、譲り受けました。その後図書館や書店でアローカナに関する記述のある
書籍・資料を探し回りましたが、見つけられず、やっと1983年発売の山口健児氏著『鶏』にアローカナに関する記述を発見しました。  
その後、秋篠宮殿下著の『欧州家禽図鑑』に家禽品種として改良されたアローカナの図が掲載・紹介されています.。その他家の光協会発行
のカラー版日本鶏・外国鶏には無尾系のアローカナの写真が掲載されています。                                  

   
   
   





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