天保の改革の世界
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水野忠邦 |
唐津藩主 幕府老中 11代家斉時代に頭角を表し,12代家慶の元で家斉側近を追放し天保の改革を行った
遠山景元(北町奉行),矢部定謙(南町奉行),川路聖謨(としあきら・小普請奉行),鳥居耀蔵(目付),渋川六蔵(天文方見習兼御書物奉行),後藤三右衛門(金座御金改役)らを登用した
「都市に流入する農民を農村へ強制的に戻す人返し令」「贅沢禁止・風俗粛正」「物価抑制のために株仲間解散」「低質な貨幣の乱造」「江戸・大坂周辺を強制的に幕府天領とする上知令」等,時代に逆行する質素倹約を志向する重農政策を行った
上知令反対派老中・土井利位により失脚させられた
翌年,外国問題の紛糾により老中に再任されたが老中・阿部正弘らにより再度失脚させられた |
水野忠邦の墓・世田谷区妙高寺
川路聖謨の墓・台東区覚性寺
阿部正弘の墓・台東区谷中霊園内寛永寺墓地 |
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鳥居耀蔵(ようぞう) 後に忠耀(ただてる) 甲斐の守
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水野三羽烏の一人
幕府大学頭・林衡(たいら)の三男として生まれ旗本・鳥居家へ入る
蛮社の獄で渡辺崋山らを弾圧
南町奉行・矢部定謙を讒言(ざんげん)により失脚させ自ら南町奉行となる
人々から嫌われ妖怪(耀・甲斐)と言われた 北町奉行・遠山金四郎を閑職の大目付へ押しやった
反対派老中・土井利位に寝返ったが,水野忠邦の復活により丸亀藩へ飛ばされた |
林家8代 林衡の墓・新宿区林家墓地
渡辺崋山生誕の地・千代田区最高裁判所
遠山金四郎の墓・豊島区本妙寺
鳥居耀蔵の墓・文京区吉祥寺
左が夫人の墓 右が耀蔵の墓 |
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後藤三右衛門 |
水野三羽烏の一人
金座の支配者として新貨幣(天保通宝・100文銭)を濫造し,水野忠邦に多大な献金を行った
水野忠邦が失脚した後,老中阿部正弘により贈賄が暴かれ,死罪に処せられた |
後藤三右衛門の墓・江東区三好2−17−14 雲光寺 |
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渋川六蔵 |
水野三羽烏の一人
渋川家5代 幕府天文方は初代渋川春海からの世襲 渋川春海が貞享(じょうきょう)暦を作成して以来初めて暦を改正し宝暦暦とした
開国の必要性を説いたオランダ国王の親書を翻訳した後,秘密を漏らした罪で臼杵藩(大分)に幽閉され死去 |
渋川六蔵(敬直・ヒロナオ)の墓・品川区東海寺 霊照院月峰宗円居士 |