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F地点、多摩湖自転車道の盛土部から下流側。この盛土を越えると川幅も広がり、旧田無〜保谷市内はこの形態が続く。等間隔に打ち込まれたH鋼にコンクリート板をはめ込んだ構造の護岸で、中流〜下流部で見られる石垣やコンクリート護岸に比べるとやや貧弱な印象を受ける。水害対策のための応急処置のような感じにも見える。両岸を結ぶ梁は増水した際に左右のH鋼が押し倒されるのを防ぐために必要。河床には水を浄化するための凸凹が付けられているが、これは80年代に入って河床を掘り下げた時に設けられたもので、それ以前は河床は浅く今の半分くらいの深さしかなかった。その反面当時は下水が川へ流入していたので流量は今よりずっと多く、浅い川を大量の水が流れている光景はアンバランスに見えたものである。(99.4.4)
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