環状第4号線 計画の概要と未開通区間

 

 環状第4号線は、経路が複雑な上、未成・既成部分が入り混じり、計画全体が極めて分かり辛い。そこで当ページでは、主要道路との交差点を目印に、全線を紹介したい。また、ウェブページ上では大きな地図を掲載できないので、できれば市販の道路地図を併せてお読み頂くと良いと思う。

※リンク先の航空写真には撮影時期が古いものがある

 

○環状第4号線 計画の概要

港区高輪3丁目付近 起点、第一京浜とT字路を構成

  • 未開通区間 約650m
  • 高輪プリンスホテル、衆議院宿舎などの脇を通る

計画線(赤線)の右端が第一京浜の高輪3丁目付近、
左端が国道1号線の高輪台交差点。

高輪台交差点 放射第1号線(国道1号線・桜田通り)と交差
将来の環状第4号線との接続を考慮した形状となっている。

  • 未開通区間 約900m
  • 高級住宅街、白金台を堂々と突っ切る計画

計画線(赤線)の右下端が国道1号線・高輪台交差点、
左上端が目黒通り・白金台交差点。

白金台交差点 放射第3号線(目黒通り)と交差

  • これより外苑西通りとして現道あり
  • 白金6、天現寺橋、西麻布、南青山3、四谷4などを経由

富久町西交差点 放射第24号線(靖国通り)と交差

  • 未開通区間 約550m
  • 富久町西より北約150mは公園として用地確保されている

計画線(赤線)の下端が靖国通りの富久町西交差点、
上端が放射第6号線(余丁町通り)に新設される交差点となる。

新宿区余丁町 放射第6号線(余丁町通り)と交差

  • 整備中 約330m (当サイトの別ページにて紹介)

若松河田駅西端付近 放射第25号線と合流

  • 現道あり (放射第25号線と共用)

若松町交差点

  • 現道あり (夏目坂通り)
  • 現状は片側一車線であり、拡幅を要する(約700m)

    下端が若松町交差点、上端が早稲田駅前交差点である。
    この通りはその名が示すとおり、文豪・夏目漱石の生誕地に
    面しており、拡幅に際しては、地域の文化性保護の観点から、
    反対運動が予測される。

早稲田駅前交差点

  • 現道あり (早稲田通り・補助第74号線と共用)

西早稲田交差点

  • 現道あり
  • 平成15年開通(約350m)

甘泉園公園付近 放射第7号線(新目白通り)と交差

  • 事業認可取得 約500m (当サイトの別ページにて紹介)

目白台2丁目交差点 目白通り(補助第76号線)と交差

  • 現道あり

護国寺西交差点

  • これより不忍通りとして現道あり
  • 護国寺前、大塚3、千石1、上富士前などを経由
  • 一部、拡幅や交差点改良の計画がある。

道灌山下交差点 不忍通りを左折し西日暮里駅方向へ

  • 現道あり 

西日暮里5丁目交差点 放射第11号線(尾久橋通り)と交差

  • 現道あり
  • この区間は片側一車線のため、拡幅を要する(約900m)

左下端が尾久橋通りの西日暮里5丁目交差点、
右上端が明治通りの宮地交差点である。

宮地交差点 右折し明治通りに入る

  • これより明治通りとして現道あり
  • 明治通りは宮地を境に環5の2から環4へと計画名称が変わる
  • 大関横丁、泪橋、白髭橋、東向島などを経由

小村井交差点 明治通りと分岐

  • これより丸八通りとして現道あり
  • 新小原橋、亀戸7、大島6、南砂6などを経由

南砂町駅南 終点、放射第16号線とT字路を構成

 ※総延長約29km

 

○未開通区間について

 上記計画をご覧になればお分かり頂けると思うが、環状第4号線は、都内の都市計画道路の中でも、かなり整備が遅れている路線である。全線開通となると、気の遠くなるような歳月を想像してしまう。
 だが、東京都はどうやらやる気のようだ。平成16年3月に示された「区部における都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)」には、「平成27年度までに優先的に整備すべき区間」として、

  • 高輪3丁目〜白金台3丁目
  • 富久町〜余丁町
  • 若松町〜早稲田町
  • 西日暮里5丁目〜1丁目

などが挙げられているのだが(環状第4号線関連を抜粋)、これらは取りも直さず、環状第4号線の未開通区間、および拡幅を要する区間の全てなのだ。東京都は、環状第4号線の全線開通を目論んでいるのである。

 





もどる