放射第6号線(北新宿地区:小滝橋通り〜青梅街道間)

 

 放射第6号線は新宿区市谷八幡町から住吉町、抜弁天、新宿七丁目、北新宿百人町を経由し、中野坂下から青梅街道となり、練馬区関町に至る都市計画道路である。都市計画道路の名称と通称道路名とが一致しないために混乱を招くかもしれない。そこで、非常に簡単に示すと次のようになる。

 上図で黒は山手線、赤が放射第6号線(点線部は整備中区間)、緑が「靖国通り」、紫が「青梅街道」とよばれる道路である。すると青い部分は何だろうか、という話になるが、実はこれは放射第24号線と呼ばれる短区間の都市計画道路(住吉町〜中野坂下)なのである。

 なぜこのように複雑になっているのか。それは放射第6号線こそが都心部から青梅方面への正式なルートと設定されているからに他ならない。現状、放射第6号線の住吉町〜北新宿百人町間は余丁町通り、職安通りなどと呼ばれ、地域道路の趣を呈しているが、全通後は放射第24号線を巻き込んでの、何らかの愛称変更が行われる可能性も否定できない。

 現在、北新宿百人町(小滝橋通りとの交差点)から中野坂下までが、放射第6号線唯一の未開通区間として残っており、平成17年度の開通を目指して整備が進行中である。当該区間の周辺は同時に再開発も行われており、民間資本を参入させることで、事業にかかる負担を軽減している。

 

概要図

 

 本道の整備効果として挙げられるのは、何と言っても靖国通り・青梅街道(放射第24号線)とその周辺道路の混雑の軽減である。新宿駅付近を通過する4車線以上の幅員を持つ幹線道路は放射第24号線と甲州街道の二本のみであり、両者とも新宿大ガード、新宿南口という繁華街のど真ん中を通過しているために、日夜を問わず慢性的な渋滞が発生している。裏を返せば、東京西部から4車線以上の道路を通って都心に向かうには、必ず渋滞のある新宿を通るようになっているのである。 このため、新宿駅を少し離れた位置で山手線を跨ぐ放射状の街路である放射第6号線は、放射第24号線の格好のバイパスとして機能するはずである。

 現在、中野坂下交差点は平面交差として整備が進められているが、将来的には下り車線のみの片立体交差として整備される予定である。既に平成16年1月には事業認可も下りており、平成21年度までに供用を開始する予定だ。

 

 

 

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