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ワークショップ参加者のレポート - 上の方にも、下の方にも
ワークショップ参加者のレポート

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| 以下は、2009年9月4日〜6日に、カリフォルニア州ジョシュワ・ツ
リーで開催されたクリアグリーン主催のワーク
ショップに参加した人のレポートです。 |
| 9月4日から6日にカリフォルニアのジョシュワ・ツリーで開催されたク
リアグリーンのワークショップに参加してきました。興味を持たれているかどうかわかりませんが、参考までに、ワークショップの内容をレポートします。 ワークショップのテーマは、「As Above, So Below」でした。実はいまだにこれをどう訳せばよいかわかりません。直訳すると「上の方にも、下の方にも」というような意味でしょうか? さて、今まだなかったことなのですが、今回は参加者に、自分の家系の人々(両親、祖父母)がどういった人物だったかを調べておくようにと事前にメールで連 絡があり、出発前の何日間かでメモを作ってから参加することとなりました。やっていなかったからといって別にお咎めがあるわけではなかったようですが。 ジョシュワ・ツリーはロサンゼルスから車で3時間ぐらいの小さな町で、大変な田舎町というわけではないですが、荒野の中といった雰囲気が漂っています。レ ンタカーで行ったのですが、途中、道に迷って時間がかかってしまい、開催場所への到着はワークショップ開始直前となってしまいました。 9月4日(金) ワークショップは午後7時からの開始でした。最初にミルキー・ウェイ・フォームとアズ・アバーブ・ソウ・ビロー・フォームの動作を練習しました。その後、 異性の参加者とペアになってウィットネシングの実践をしました。ウィットネシングは、たぶん反復を補完するものだと思うのですが、二人一組になって、一人 がウィットネス(証人、目撃者)として聞き役になり、もう一人が反復で思い出した場面をウィットネスに語るというものです。私は英語が駄目なので、英語の できるXさんと年配のアメリカ人女性と3人でやりました。 最初は異性側の親(男性なら母親、女性なら父親)との嫌な体験の場面を思い出ことから始めました。ワークショップは手順を書いたプリントを配っていまし た。手順は大体次のような感じでした。 * * * * * * * * * * * * * * * *
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最初に語り手の方が目を閉じて、思い出した場面を、その時の年齢、身体の状態、会話、感じたこと、感情などをひっくるめて話します。次にウィットネスが、 身体の状態をどう変えたいか質問します。それから、語り手は、目を開き、肩を回したり、深呼吸したり、手や足を振ったりして身体の状態を変えてみます。そ して二人で立ち上がってマジカルパスをやります。マジカルパスが終わってから、ウィットネスは、語り手が思い出した場面について、次のような質問をして、 語り手の答えをプリントにメモします。 思い出した場面について何か新しい見方がありますか? その時は言えなかったけれども、大人になった今、あなたの親あるいは養育者に言う言葉は何ですか? あなたに関して、その場面でやったことと同じようなことをその時より前や後にもやっていませんか? もしやっているとしたら、それはいつ、どんなことです か? 同じことをあなたの家系の誰かもやっていませんでしたか? あなたはそれをどこで学びましたか? あなたの親あるいは養育者あるいは祖父母から? 彼らも 同じことをやっていませんでしたか? あなたの親に関して、その場面であなたにしたことと同じことをその時より前や後にもやっていませんか? もしやっているとしたら、それはいつ、どんなこと ですか? あなたの親があなたにしたことと同じことをあなたの家系の誰かもやっていませんでしたか? あなたの親はそれをどこで学びましたか? 彼らの親あるいは養 育者あるいは祖父母から? 彼らも同じことをやっていませんでしたか? そして、これを知ることはあなたの親に対する見方にどのように影響していますか? 全体的に見て、その場面であなたが受けたポジティブな影響は何ですか? その時にはありがたくはなかったかもしれないけれども、その後の人生のために教え られたこと、独立、強さ、勇気、決断、自立心とか。 本質的にその場面と同じようなことが起こったとしたら、大人として、あなたの上にも下にもつながっているあなたのエネルギー体から、どのように違ったこと をやったり言ったりしますか? * * * * * * * * * * * * * * * *
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場面を想起するのを助けるためだと思うのですが、ウィットネスに親の役を演じてもらい、思い出した体験で感じていたことを再確認することもやりました。土 曜日にもたびたびウィットネシングをやりましたが、要領は上に書いたのと同じでした。 9月5日(土) 午前中は、ほぼ前日と同じでした。ミルキー・ウェイ・フォームとアズ・アバーブ・ソウ・ビロー・フォーム、さらにマッピング(注1)を練習し、前日と同じ異性の参加者とペアになってウィットネシングの実践をしました。思い出す場面も異 性側の親(男性なら母親、女性なら父親)についてでしたが、前日とは違って、良かった(うれしかった)体験について場面を思い出してウィットネシングをや りました。男性インストラクタによる、母親について思い出した体験や、その体験に対する当時の見方と現在の見方について、トークがありました。 昼からは、会場が男女で別々になりました。午前中と同じようにマジカルパスを練習し、ウィットネシングをやりました。この時のウィットネシングのテーマ は、同性側の親(男性なら父親、女性なら母親)との嫌な体験についてでした。当然、ウィットネシングのペアも同性です。男性陣の方では、男性インストラク タによる、父親について思い出した体験や、その体験に対する当時の見方と現在の見方について、トークがありました。 夕方からも、さらに同じように続きましたが、ウィットネシングは、同性側の親(男性なら父親、女性なら母親)との良かった(うれしかった)体験の場面につ いて行いました。 そして、夜、これはワークショップでは今回が初めての試みだと思うのですが、スターウォークと称して、星や風を感じながら、親との体験を思い出しながら荒 野の丘の天辺まで歩きました。規律正しく全員で歩くのではなく、個人個人が好きなペースで、好きな場所で座ったり、マジカルパスをやったり、いろいろな体 験を思い出しながら歩きました。けっこう街や車の明かりが見えたし、空にも多少もやがかかっていて目茶苦茶きれいな星空とはいきませんでしたが、それでも 夜の荒野を歩くのは、なかなか不思議な体験でした。 その後、丘から戻ってきて、キャンプファイヤーを楽しみました。キャンプファイヤー自体は小さなものでしたが、音楽に長けたインストラクタたちが楽器を演 奏し、歌い、そして参加者全員で歌い、盛り上がりました。今回のワークショップのテーマが星や親子関係に関するものだったので、Twinkle, Twinkle, Little Star、When You Wish Upon A StarやFather And Daughterなどを演奏したり歌ったりしました。呪術師の間で、人間は星からやって来て星へ帰る、という言い方をすることがあって、自分と星の関係を 自分と自分の親や先祖になぞらえているようでした。 9月6日(日) 最終日ということで、マジカルパスの総復習をやりました。また、星(外の宇宙)や体内(内の宇宙)の音をアレンジした音(注2)を聞きながらマジカルパスを練習したり、惑星の気分を味わおうとか言って、みんなで輪になってパスの動 作でくるくる回ったりしました。 今までやったウィットネシングを総括して、4人一組で、どんなことを思い出したとか、どんな見方をするようになったとか、人生の目的とは何だろうか、と いったことを話し合いました。 ネイティブ・アメリカンの伝承の語り手で、ワークショップに参加している女性がいて、彼女が、参加者にネイティブ・アメリカンの間に伝わる北斗七星にまつ わる物語を語ってくれました。一人の少女と7人の兄弟が巨大なバッファローから逃げて、最後には空にまで逃げて北斗七星になったというお話でした。 最後の方で、ワークショップを総括して、参加者の何人かがワークショップで新しく発見したことなどをみんなに話す時間がありました。その中に印象的だった (というかたまたま聞き取れた)話がありました。キャンプファイヤーの後の夜、彼女は夢を見たそうです。映画館の中で何も映っていないスクリーンの前で映 画が始まるのを待っている夢だったそうです。いつまで待っても映画は始まらないので、彼女はいやになって映画館を出ようとしました。その時、彼女はふと気 がついたそうです。実は自分がその映画の監督であり、脚本家であり、主演女優であることに。 ワークショップは、最後に、みんなでミルキー・ウェイ・フォームの練習をして、終了しました。 全体的に見ると、練習したマジカルパスは以前に比べると非常に少なく、ウィットネシングや反復に重点を置いたものになっていました。ほんの3日間でした が、今までの人生体験を見直すのによい機会になったと思います。ロケーションも荒野の中といった感じで印象的でした。 今回のワークショップは、全部で何人ぐらい参加していたのかわかりませんが、ざっと見た限りでは、百数十人といったところだと思います。このうち日本人 は、アメリカ人と結婚して米国在住の女性も含めて、4人参加していました。 |




