虎島

友ケ島は4つの島の総称ですが、普通はメインの沖の島と虎島を合わせて
友ケ島の様な扱いをされています。沖の島と虎島は石積みの軍用道路で
繋がっていましたが台風で崩れてしまっています。崩れた石伝いに渡る事が
出来ますが、満潮時には海面下に隠れてしまうので渡れなくなります。
このサイトで潮位を確認してから行く事をおすすめします。「和歌山」の「予測
潮位」を行こうとする日付を指定して表示させます。「グラフ表示」にした方が
分かり易いでしょう。私の経験では「潮位表基準表示」で100cm以下ならぎり
ぎり渡れるのではないかと思いますが確実ではありません。余裕を見て行っ
て下さい。
特に潮位が上がる時間帯に渡ると最悪戻れなくなります。段々下がって行く
方の時間帯を選ぶと安心です。
虎島には砲台よりも古くから修験道の修行場があります。中にはロッククライ
ミングしなければならない所もあります。私自身は無宗教と言っていい人間
ですが、他の人の宗教活動は(悪徳なものを除き)尊重します。従ってこれら
「聖地」に立ち入るつもりはありませんので、通路横にある閼伽井跡を除き、
このサイトには情報はありません。

さて話しを戻しますが虎島の砲台跡は番号が付いていません。また「堡塁」と
呼ばれる事もあります。この言葉の意味は辞書でも引いて戴くとして、砲座
部分は終戦後爆破されたらしく、いわゆる棲息掩蔽部のみが残っています。
また掩蔽部の左端の部屋は床が掘られておりその理由は不明ですが、この
サイトにひとつの見解が示されています。
隠し財宝と言う言葉は怪しい魅力を持っていますが、民間の手でこれを掘るの
は大変な作業です。また掘って見れば一度(宝を埋める為に)掘られた場所
かどうかわかるはずです。あるいは終戦間際に財宝を隠すために軍隊の手で
掘られていたが中止された、と言う事も有り得ると思います。単に防空壕を掘
ろうとしていたのかも知れません。

向こうに見えるのが虎島。    通路の崩れた部分。満潮時には海の下
になります。向こうが虎島。
潮位が上がるとこういう状態になります。まだまだ上がります。
虎島へ渡る直前に修験道の聖地の
ひとつ閼伽井跡が直ぐ横にあります。
この辺りは地質学的にも面白い
そうです。
突端部からその向こうへ回った
辺りに修行場があります。
虎島側の崩れていない通路部分。
 
虎島側から沖の島を見る。崩れた部分が
良く分かります。大阪湾のゴミが流れ着く
位置に友ケ島はあります。
この辺りには浸食されて孔の空いた岩が
たくさんあります。ちょっと気持ち悪い。
かつての突堤の跡。 砲台の入り口には必ずこの門の
様なものがありますね。 
これは何の跡でしょう。第3砲台の
発電所に似ています。
屋根は完全に崩れ落ちています。
棲息掩蔽部。 左端の部屋は床にぽっかり穴が空いて
います。うっかり足を踏み入れると・・・・
ほぼ床全面がありません。 更に横に少し続いて
行き止まりになっています。
右端の部屋
  
その内部
  
虎島堡塁は訪れる人が少ない為
草木が生い茂っています。
この構造は、他の砲台では砲座部に続く
トンネルと弾薬庫に繋がっているのですが、
ここでは部屋があるだけです。
ここの今の住民はクモだけです。 掩蔽部の上に登ると隣りの地の島が見え
ます。ここの崖下に修行場がある筈です。
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