ナウル旅行記を公開してもう何年も経つにも関わらず未だにナウルに関する情報を提供している日本語サイトが少ないからでしょうか、「ナウルへ行きたいけどどうすればいいのか」というお問い合わせが少なくありません。ところがナウル渡航に関する情報は変わっていくので、情報をこのページにまとめることにしました。私が知り得た範囲でしかできませんがみなさんのお役に立てば幸いです。また、新しい情報がありましたらお教えいただけるとありがたいです。
「ナウル政府の移民局からビザ発給停止の通達を受けて以降、状況は何も変わっておりません。難民を受け入れているため、外国人向けの宿泊施設も確保できない状況も昨年来のままです。というわけで一般人の渡航はまだムリですが、年内には何らかの動きがあるかも知れませんのでお互い状況を見守っていきましょう。」
んー、やっぱり。という内容ですが、...じゃなんで外務省はわざわざあの情報を削除したんだろう?
※後日談
「外務省のサイトから渡航不可の情報が消えている」と私に知らせてくれた方に、先の情報をお伝えしたところ、外務省へ問い合わせした結果を教えてくれました。
とりあえずナウルへの入国に関して電話にて問い合わせてみたところ、応対に出た男性職員から、すごく面倒くさそうに
「入国を拒否してる?そんなことはないと思いますよ。まあたしかに電話は通じにくいですけど」
といった返答を頂戴しました。どうも東京の外務省職員の持っている情報はこの程度のもののようですね。
...情けない限りです。そりゃ確かに今世界にはナウルが抱えている問題よりも大きな問題が山積しています。外務省はナウルどころではないのかも知れません。ただ、外務省のページをみると「いつの情報だ?」と目を疑いたくなるような話も混ざっているのも確かです。
※さらに後日談
前述の方は外務省だけでなく、今度は在フィジー日本大使館の、高田昌明公使に質問してみたそうです。高田公使といえば、先日のドゥウィヨゴ元大統領の葬儀に参列するためナウルに行かれた方です。
半日ほどの滞在だったが(←宿泊施設が用意できなかったからか?)、街の様子を見る限り、暴動の痕跡といったようなものも特になく、葬儀も整然と行なわれ、各国の代表に対して新大統領が「遠路はるばるありがとうございました」と挨拶した。
ナウルが一時的にビザ発給停止していたことは知っているが、現在も継続中だとは知らなかった。ナウルが受け入れている難民は徐々に他国へ移しているのでそう遠くない将来、状況は変わっていくだろう。
ナウルのGDPは周辺国に比べ依然高い水準にあると認識しており、日本からナウルへの経済援助は現時点では考えていない。今後何らかの支援が必要になるとすれば、オーストラリアがどう支援していくかが重要になってくるのではないか。
...さすが、「現地担当者」は持っている情報が違います(外務省はちゃんと報告を受けてないのか?)。アポありの電話だったためか対応は霞ヶ関より良かったそうです。一時は地獄絵図のようになっているのではないかとまで噂されていたため、「暴動の痕跡らしきものはみられなかった」というくだりは私にはちょっと驚きでしたが、結局「情報が途絶えた」ということに対して周囲が勝手にパニックしていた、という事なのでしょうか。それにしてもこの話を読む限り、ナウルの人達は最悪の状況にもならなかったものの、一度地獄を見てそこから這い上がらんと一念発起した活気もなさそうに感じます。...ナウルは未だナウルのまま、という事なのでしょうか。
...というわけで、現在ナウル渡航は「非常に困難」な状況となっています。「外務省もこの事実を知らなかった」という貴重な情報を提供してくださったSさん、ありがとうございました。この情報の続編がありましたらまたよろしくお願いいたします