PHD Guidingの使い方
オートガイドソフトのPHD Guidingの使い方を説明します。
PHD Guidingは感度の高いMeade DSIシリーズ等に対応した高機能なソフトです。
補正量等もキャリブレーションによって自動取得してくれるので、
とても簡単に使う事が出来ます。
それでは必要なソフトをダウンロードしてインストールしましょう。
・PHD Guiding
http://www.stark-labs.com/phdguiding.html
起動しましたらまずMountメニューから赤道儀との接続方法を選びます。
私はパラレルポート経由ですのでGPINT 378を選んでいます。
ASCOMを使われる方は、ASCOMを選んで下さい。
PHD Guidingはパルスガイドコマンドという特殊なコマンドを使っていますので、
以前は一般的なASCOMコマンドを使う赤道儀ではうまく動きませんでしたが、
バージョン1.3以降では警告メッセージは出るものの、問題なく接続出来るようです。
SX赤道儀はASCOM Vixen Sphinx Telescope Driverをインストールすると
ASCOM経由でオートガイド出来ます。
その他にGPUSBにも対応しています。

次に脳みそボタンをクリックして設定画面を開いてForce calibrationにチェックが入っている事を確認します。
私は短い焦点距離のガイド鏡を使っているのでCalibration stepに1000msを入れていますが、
まずはデフォルトの500msでやってみてエラーが出るようなら増減すればいいかと思います。
その他に調整する必要があるのはRA AggressivenessとMin. motionくらいかと思います。
シンチレーションでハンチングする時にRA Aggressivenessの数値を小さく、Min motionの数値を大きくして下さい。
設定が済みましたらDoneをクリックして設定画面を閉じます。

次にカメラボタンをクリックして使用するカメラを選びます。
ここではMeade DSIを選んでいます。
ToUcamなどのWebカメラはWindows VFW-style webcamを選びます。
カメラを選んだらOKをクリックします。
カメラの設定が済んだら望遠鏡ボタンをクリックして赤道儀と接続します。
ASCOMの場合はここで設定画面が出ますので、使用機種やポートを設定して下さい。

カメラと赤道儀との接続が出来たら緑色の矢印の露光ボタンをクリックして画面に映像を映します。
うまく映像が映ったらガイド星を導入しピント合わせをします。
この画面はピントの甘い悪い見本です(^^;;
ガイド星はあまり画面の端で無ければどこにあっても大丈夫です。
星の写りが悪い時は露光時間や明るさスライダーを調整してやって下さい。
Webカメラを使う場合はCamera Setupボタンをクリックして写りを調整して下さい。

導入とピント合わせが済んだら一旦ストップボタンをクリックして露光を停止します。
そしてガイドしたい星をクリックして緑色の枠で囲って下さい。
ガイド星はあまり明るいとNO STARというメッセージが出てうまくガイド出来ないので、
やや暗めの星を使った方がいいです。

ガイド星をクリックしたらPHDボタンをクリックします。
黄色の十字線が現れて自動的にキャリブレーションが始まります。

キャリブレーションが終了しますと十字線が緑色になりオートガイドが始まります。
ガイドを中断する場合はストップボタンをクリックして下さい。
ストップボタンの反応が悪い時は長めに押すか連打するとうまく反応するようです。
ガイドを再開する時は露光が停止している状態でガイド星をクリックして、再度PHDボタンを押して下さい。
PHD Guidingには東西の反転の設定がありませんので、鏡筒を子午線を越えて反転させた時は
脳みそボタンをクリックして設定画面を開きForce calibrationにチェックを入れて再度キャリブレーションして下さい。
これでPHD Guidingの使い方の説明を終わります。