トンボの眼編集室

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発行人:佐々木 章
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tonbo_sasaki@ybb.ne.jp

デザイン/野仙
  さまざまな民族が長い年月をかけて誇りと高い美意識を傾注して、創出してきた多くの文化財や文化遺産が自然破壊、戦乱や盗みの人為的な脅威で崩壊の危機にさらされています。
 平山郁夫画伯はこれらの貴重な文化財や文化遺産を保護・保存・修復し、次の世代に手渡していこうと「文化財赤十字構想」を提唱されています。
 私どもはこの理念に賛同し市民グループ『トンボの眼』を結成しました。ささやかながらも自由な立場で、古代から現代に続く人類の営為を複眼の眼を持って活動していきたいと思っています。
 又、荒廃する自然、心の風景、文化全般にわたる情報をも発信していきます。

 

バーミアンの大石仏を見上げるタリバン兵士

      Photo 菅沼 隆司
 


                                『トンボの眼』 ご購読各位様                                 
拝啓
 時下、ますますご健勝でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 さて、『トンボの眼』も発刊2年目を迎え、5号をお届けすることとなりました。振り返れば、多くのご執筆の方々、ご購読会員の方々に支えられての1年間でした。発刊の際に掲げたメッセージにはまだまだほど遠いものですが、今後も試行錯誤を重ねながらも前進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 さて、今号では中山恭子さんと白鳥正夫さんの対談「共に生きる」を巻頭に掲載いたしました。2年目を迎え『トンボの眼』の視点を模索していた時期でした。その意味からもまさに時宜をえた原稿をいただくことができました。
 4月に「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」を見る機会がありました。この写真展は横田さんと同じ団地に住む住民の人々が結成したボランティア団体「あさがおの会」(会の名前、拉致家族支援の人が胸にするブルーのバッジやシールはめぐみちゃんが好きだった朝顔の花からきているそうです)が主催するものでした。ボランティアの力が大きな世論を巻き起こしているということを実感する展覧会でした(共催の朝日新聞社という大きな力もありましたが、発端はやはり「あさがおの会」のみなさんだと思います)。
 ボランティア、NPOをはじめ多くの市民が、福祉、自然保護、環境問題、国際交流などに取り組んでおられます。こうした実践的な市民活動の広がりが閉塞状況にある現状を切り開いています。その意味では文化財保護はまだまだ市民レベルでとらえるには弱小なものです。しかし、文化財保護の裏返しである文化財破壊は世界的にみると貧困、戦争、環境破壊などと極めて密接な関係にあります。大きな課題です。
 さきごろ、ニューズウィーク誌(2006年5月31日号)に「金満観光客が人類の遺産を救う」という皮肉ともいえる特集が掲載されていました。見出しをつなげるだけで恐縮ですが、年間8億人が旅する時代に貴重な自然や文化遺産が消滅の危機に瀕しており、世界保護が急務である。しかもユネスコ登録はされても援助はなし、維持費の捻出や観光客のマナーなど悩みは尽きず、安易な登録に批判の声も。伝統文化や建造物の保存を後押しする原動力は、珍しさを求めて押し寄せる観光客だという主旨でした。
 広くは文化、国内文化状況というものを軸に新たな国際交流、文化財保護支援のメッセージを発信してまいります。小さなミニコミ誌ではありますが、いつの日か大きな輪となることを願いつつ・・・。2年目にあたり伝言板コーナーを設置します。編集室あるいは執筆者と読者との双方向のコミュニケーションを深めるためです。試みに情報送付シートを同封いたしました。ご執筆いただいた方々にも反響をお伝えする一助にもなりますのでよろしくご協力ください。
  今後とも、一層のご支援、ご鞭撻のほど、謹んでお願い申し上げます。                                                   
敬具
                

継続購読のお願い(平成17年7月以前に会員登録の方対象)
年間購読料は継続に限り据置代金2,000円(平成18年6月以降の新規購読申込より3,000円と改定)。該当の方は、よろしくお手続きのほどお願い申し上げます。
1年の活動が十分であったとは思っておりません。1年目の反省を踏まえ、一層の努力をしてまいります。今一度、温かく見守っていただけますよう謹んでお願い申し上げます。また、一人でも多くの新規購読者の勧誘をお願いいたします。


                                                 『トンボの眼』編集室 佐々木 章  平成18年7月2日
                                                                       
   
旅行紹介  

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「西谷先生と行く世界文化遺産・高句麗遺跡を巡る旅」

 旅行場所:瀋陽・桓仁・集安

 8月1日(火)出発

  
 
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