殿二フリースクエア委員会 

枚方市への要望について

(要望に至った経緯について)
 平成14年4月の学校週5日制完全実施に伴って始められた「ふれ愛・フリー・スクエア」事業に対する地元としての協力のあり方については、週5日制実施と同時に留守家庭児童会までもが週5日制になったことなど、さまざまな意見があり、まだまだ整理がついていない点があると思います。
 そのような中ではありますが、殿二校区においては、地域(コミュニティ協議会)と学校(PTA)の中間的な組織として殿二フリースクエア委員会を設立し、土曜日の午前中を中心に事業の企画・運営に携わってきました。委員会で活動を行う中で、疑問に思われる点や改善を求めたい点が出てきましたので、とりあえず第一弾として、枚方市のご意見をお伺いするため、青少年課長さんあてに下記のような要望書を提出しました。
 これに対して9月下旬に回答文をいただきましたので、回答に対する委員会の考え方と合わせてお示しします。
 なお、枚方市からの要望に対する「委員会の考え方」は、平成14年10月19日現在で記載しています。

 

(委員会からの要望文書の概要)
(日付)平成14年8月21日
(宛名)枚方市教育委員会事務局青少年課長さま
(発信者)殿二フリースクエア委員会
(題名) 「ふれ愛・フリー・スクエア」事業に関する要望書
(冒頭文) 貴市から委託を受けて実施している「ふれ愛・フリー・スクエア」事業に関して、下記のとおり要望します。よろしくお取り計らいください。
(枚方市からの回答文書の概要)
(文書番号)教社青第58号
(日付) 平成14年9月2日
(宛名) 殿二フリースクエア委員会 様
(発信者) 枚方市教育委員会青少年課 青少年課長 山本 良廣(氏)
(題名) 「ふれ愛・フリー・スクエア」事業に関する要望書の回答

 

(委員会からの要望文@)
1 経費の支出について
  上半期の委託費の支出について学校長名による領収書による支出ができる旨の文書がありましたが、この事業の委託金は公費、つまり税金です。公費の精算をこうした領収書によることは、学校における「プール金」を是認するような手法であり、適切と言い難いのではないでしょうか。上半期については、委託費の配当が事業開始後になったためやむを得ない面があったことは認められますが、下半期以降については、このような運用を継続しないことを明確にしていただきたいと考えます。また、委託金の配当と精算について、今年度のように上半期と下半期で別々に精算を求められることは事務が繁雑となるばかりでなく、年間を通じて特定の行事に重点的に予算を投入するようなこともできないため、来年度以降については年額での配当、あるいは年2回配当の場合においても年間を通じた精算とされるよう要望します。
(枚方市からの回答文@)
  来年度は1回で契約する予定です。
(委員会の考え方@)
  経費の支出に関する要望点は2点で、第1に学校長名による領収書による支出をやめること、第2に年間契約とすることです。回答では2点目にしか触れられていませんが、1点目について、8月21日夜の委託契約説明会で下半期からはこうした運用を継続しないことが口頭で明らかにされましたので、所期の目的は果たされたと判断しています。今後は、活動実績や内容に全く関係なく全校区一律に支出されている委託費が来年度以降、どのような形で配当されるのかに注目したいと思います。

 

(委員会からの要望文A)
 2 情報の提供について
 上半期において貴課から発送された文書は、あるものは運営団体の代表者に直接、あるものは学校長経由と、その発送方法が一定していません。また、運営に関する重要な情報が、管理指導員経由だったり、青少年育成団体経由だったりと、本来必要とする運営団体に直接入ってこないことも多々ありました。例えば、気象警報発令時の対応についての文書は、学校長あてに送付され、後日、運営団体の代表者あてに「参考送付」されましたが、この事業は、当該小学校に通う児童に限らず校区在住のすべての小学生に開かれている以上、一義的に運営団体に送付されるべきものであったと考えます。また、校区によって事業を運営団体が主導したり、教職員が携わったりしている現状において、一律の連絡体制ということにも無理があるように思われます。今後は、各運営団体の実状を聴取いただき、それを踏まえた上で、校区毎に連絡責任者を設け、連絡経路を一元化していただくことを強く要望します。さらに、運営団体の協議会設立を図るなど、情報伝達の円滑化と校区間の連携の強化を図っていただくよう要望します。
(枚方市からの回答文A)
 連絡系路の一元化をおこないます。協議会の設立については、ブロック会議を実施し情報交換をおこないたいと思います。
(委員会の考え方A)
 情報提供に対する要望点も2点で、第1に各校区の運営団体の実情を聴取した上で連絡経路の一元化を行っていただくこと、第2に協議会の設立を図ること、です。1点目については、簡潔にお答えいただいていますが、10月19日時点で連絡責任者に関する照会等は行われていません。2点目の協議会については、ブロック会議が10月25日に第1回が開催されますので、1点目とあわせて動向を見守りたいと思います。

 

(委員会からの要望文B)
 3 事業の展開について
 当校区においては、設立当初から夏季の事業として水泳の実施を計画しており、4月に提出した年間計画でもそれを明示していました。ところが、事業実施の直前になって、唐突にその実施を原則禁止し、一定条件の下に限定的に承認する旨の通知が学校長経由でなされました。これは、運営団体の自主性を侵害する行為であり強く抗議します。水泳指導に危険が伴うことは理解できますが、スポーツ活動を行う以上、多かれ少なかれ一定のリスクは生じるものであり、殊更に水泳のみを禁止された姿勢は理解できません。特に、当校区においては永年にわたり水泳部活動が行われており、学校の全面的な協力を得ながらも、教職員の参加を求めることなく活動してきました。また、昨年度までのプール開放についても、市からの監視員派遣を受けることなく、実質的に校区で運営してきたところです。もっと各校区の実状と歴史を把握され、それぞれの自主性を反映した指導、運営にあたられるよう、特に要望します。
(枚方市からの回答文B)
  ふれ愛・フリー・スクエアは教育委員会が主体的に行う事業です。安全管理上の問題で水泳指導についての運営方法を変更する考えはありません。ただし、地域でふれ愛・フリー・スクエアとは別に実施される水泳指導については、地域で十分に安全性を確保していただき、施設使用の手続きを行っていただければよいかと思います。 今年度ふれ愛・フリー・スクエアとは別に実施された校区もあります。

(委員会の考え方B)
 事業の展開についての要望点は、要望文の末尾にあるとおり、「各校区の実情と歴史を把握され、それぞれの自主性を反映した指導、運営にあた」っていただきたいということに尽きます。例として水泳事業を挙げたのは、提出を求められていた年間計画に明記していたにもかかわらず、事業実施の準備が終わった時期になって唐突に一律禁止の通知がなされたからです。この点について残念ながらご理解をいただいていないようです。いずれにしても「教育委員会が主体的に行う事業」とのことですので、今後のご指導を注視していきたいと思います。

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