世界のサッカーとの出会い『TOYOTA CUP』

昔のサッカー好きが必ずといってよい程、薫陶を受けたであろう伝説のサッカー番組 『三菱ダイヤモンドサッカー』の放送が無い地域で生まれ育った私にとって、世界のサッカー との出会いは『TOYOTA CUP』でした。

中学の時の第2回 TOYOTA CUPで見たフラメンゴでのジーコの視野が広くて、良い意味で 力が抜けてる(風に見えていた)プレーに魅せられました。
当時は今と違ってプレッシャーもキツくないから余計にそう見えたんでしょうが、緩急を付けた 攻めのブラジル流ポゼッションサッカーは衝撃的でしたね。

昔は「組織のヨーロッパ対個人技の南米」という風に対立構造がハッキリしてたので、子供には 見て楽しい南米サッカーに惹かれたんだと思います。

年に1度、12月に国立競技場で繰り広げられる熱き世界の戦いの映像と、サッカーホーンの 『ファ〜ン』という音が今でも鮮烈に頭に残っています。

残念ながら、(ご存知元祖プラチナチケットだった為)生での観戦は2回だけですが、2度目に 見た試合『ボカJrs vs バイエルンミュンヘン』では、丁度ボカサポーターの真ん中の席だった為、 ボカサポの生唄を体感したのは良い経験でした。

その後、試合に敗れたボカサポーターが寂しそうにビッグフラッグを代々木門近くの駐車場で畳んでいる中で、当時、ボカに在籍しながらトヨタカップに 来れなかった高原の事を聞いた事や、国立から横浜国際へ舞台を移しての初戦『レアル・マドリー vs オリンピア』戦では、正規にチケットが手に入らず、非正規でも一番安い席が定価の4倍と高騰し、 スタジアム観戦が叶わず、結局新横浜のバーで観戦、試合後にレアルマドリーサポと交流したりと いうのが観戦した試合内容よりも思い出として残ってます。

テレビ観戦の思い出としては、第6回大開で、将軍プラティニ率いる『ユベントス vs アルヘンティノス Jrs』戦での「プラティニゴール! スーパーゴール!! ビューティフルゴール!!!」の名(迷)文句や、雪の中での決戦 『FCポルト vs ペニャロール』戦。オランダトリオが活躍したミランの登場、若き頃のロマーリオや、 今をときめくレアルマドリーの来日等色々と思い出があります。

昔は、南米対ヨーロッパが互角に戦う大会でしたが、いつの頃からか、南米の若い選手がトヨタカップ で活躍してヨーロッパへステップアップする為の舞台という風に時代と共に変化してきました。


今年の第25回大会を最後にトヨタカップは幕を閉じますが、確実に世界のサッカーを体感させて くれる素晴らしい大会だったと思います。


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